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そして戦争に突入。

そして戦争に突入。_f0136579_04340372.jpg


今朝は洋服ダンスを開けて、縫ったばかりのワイドパンツをはいた。

見栄をはってしまい、小さいサイズで作ったらウェストがきついのだが
食べる前ならいけるかと思ってはいてみたら何とか入った。
食べすぎ防止になるか。今日はこれで過ごしてみよう。

今週の土曜日は夫の誕生日。

ティラミスを長女に頼んでいるから材料を一緒に調達しよう。
長女が来るなら次女も来るだろうな、久々ににぎやかにお買い物ができるな。
久しぶりにちょっとわくわくして準備をする。

そこへ夫と長女、次女がまったりとこちらを見る。
聞けば複数人での買い物は禁止されているのだという。

せいぜいふたりまで、ということでけっきょく夫とふたりで近所のスーパーへ。
わたしは最後に外に出たのは先週の土曜日だから五日ぶりの外出だ。

スーパーの入り口のところでマスクをした男性に使い捨ての手袋を渡される。

交わすことばはなし。
口をきくことも禁止されているのかもしれない。

わたしのほうもお礼を言うこともなく黙って受け取って手袋をつける。

入ってすぐに生鮮食料品。
うわ。いっぱいある!

サラダ菜の種類は豊富でどれもこれも元気だ。
トマトの種類も多いし、どれもこれもきれい。
量もたっぷりあって売り場からこぼれんばかり。

魚のコーナーも充実している。

店の中は混雑していることもなくまばら。
お客さんの半分くらいの人がマスクを着用している。

先週の金曜日までは街中でマスクをしている人などひとりも見かけなかったのに?
こころの中では驚くものの、まあ、これが「戦争」てことかなと思う。

数日前、フランス共和国のマクロン大統領の演説があった。
月曜日の夜のことで、長女は不在だったが、後の家族五人がテレビの前に座った。

二十分間、しゃべりっぱなしの演説の中でマクロンは六回も「戦争」という単語を使った。
「戦争」ということばを数えながら聞いたわけではなく、演説のすぐ後に登場したニュースキャスターの人が言ったのだ。

「うわお!二十分間になんと六回も『戦争』を言いましたね!」。

わたしは演説の途中であきてしまい途中で見るのをやめてしまいたかった。
暴力的なことばを使ってわたしたちの恐怖心をあおっているように感じたからだ。

翌日になって子どもたちに「昨日のマクロンの演説、いいと思った?」と聞くと、
「ぜーんぜん」という答え。だよね。わたしも全然、好きじゃなかった。

二十分しゃべりっぱなし、の演説をマクロンが書いて、暗記してしゃべったとは思わない。
おそらくは書く人がいて、それをしゃべる役をマクロンが演じただけということなのかもしれない。

それにしてもことばに対する配慮がないと感じた。
戦争って。それも闘う相手は見えないウィルスって。

それでもそれから数日が経ち、死者の数はうなぎのぼり、などと聞きおよぶと
「戦争」ということばを使わないとフランス人の危機感を持たせることはできないと判断したのかなとも思えてくる。

わたしの周りには普段どおりにビズや握手をする人たちが何人もいたし
頻繁に手を洗いましょうと呼びかけられてももともとが手を洗う習慣のない人たちだらけなのだ。









わたしのバイト先は小さな個人商店。
ほんとうに閉めてしまうのかは店から連絡があるまで信じられなかった。

月曜日の午前中にメールで連絡があり、ほんとうにお店を閉める由のことが書いてある。
「リストラ対象ではなく、失業保険がおりるように手続きをする。よって給与は据え置き」
となまなましい但し書きもある。






子どもたちも出かけることもなく四人とも我が家にとどまっている。
今年がバカロレア本番の次女はこの先、試験のスケジュールがどうなるか気になって仕方がない。
すでに三月二十四日に予定されていた一課は自然と延期する形になっている。

ドイツでは早速バカロレアを九月に延期すると発表したらしい。

いやいやフランス人のバカンスにかける情熱を思えば
バカロレアをバカンス前に済ませないのはありえないよ。
それこそそんなことを決めたら、学生たちの一揆でもはじまっちゃうよ。

そんなことを言って笑ったのだったが、次女にしてみたらこれからほんとうに戦争に突入という心境かも。
みんな同じ条件なんだから心配してもしょうがないよ。
もしかしたら七月、八月、にずれ込んでも、それは大した問題じゃないよね?

そういうと、「いやいや、それ、大した問題だから!」と言われてしまった。

さてこの戦争。
いままでのところコロナ側の勝ち勝ち勝ちな按配だかどう終結させるおつもりか。

問題はコロナ側には一滴ほどの悪意はないということなんだろうな。



















朝はいたきついワイドパンツ、昼過ぎにはついにはいていられなくなって脱ぎ捨てました。わたしにとってはこれ、肥満との戦争かも。
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写真は2019年6月コーサリヤ。ともちゃんとともちゃんのママと一緒だった。








by kyotachan | 2020-03-20 04:38 | 非 日 常 事 | Comments(2)

気がつけば九月なりけり。_f0136579_18144529.jpg

うかうかしていたらいつの間にか九月だ。
今年の残り時間が四ヶ月っちゅーことに気づく。

熱い暑いと連呼している間に休みは消火されてしまった。

長女、次女がアルバイトに精を出し、
じゃあ両親ふたりだけでちょっくらお出かけしてくるわ、という気にもなれず
あっちこっちのビーチへ行っては水とたわむれた。

まあそんな夏もあるよね、と思ってみる。
そして子どもたちの着る洋服が、この夏ではっきりと巨大化している。

こうもあついとカラダが膨張するのかしら。
いやいや、まだまだ成長途中の人たちだったんだ。

長女のブラジャーだと思って仕分けたものが
実は三女のものだったりする。

クスリの影響で食欲が旺盛な長男のTシャツは
うそでしょ、と言いたくなるほどのサイズ感だ。

わたしの持ち物がものすごーく小さく感じる。
わたしって小柄だったんだあ。だって!

今日から新学期。
なんとなーくはじまる、この感じ。

桜の舞い散る中、ま新しい制服を着て緊張しつつはじまる新学年とはまったくの裏腹。
まだまだ暑い教室の中、汗をかきつつ、ゆらりくらりといつの間にかはじまる。

今年は末っ子がついにリセエンヌ。
うわー。三年後を思うとなんだかどきどきする。



















写真は Villefranche ヴィーユフランシュの海。ここの水がいちばんいいなと思った今年。魚と一緒に泳げる。
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by kyotachan | 2019-09-02 23:22 | 日 常 空 間 | Comments(4)

スペクタクルな夜


スペクタクルな夜_f0136579_15041945.jpg

昨日は夜の八時から三女のスペクタクル。
スペクタクルと言えばおおげさに聞こえるがいわゆる学芸会。

有志をつのって演劇の練習をするグループに参加したらしい。
有志、だから練習時間もお昼休みとか?

夫はもう最初っから参観を拒否。
最近お疲れモードだから夕食後に出かけるとかありえないと判断した模様。

次女もこれまた最初っから完全に拒否。
翌日、つまり今日、バカロレアの模試試験があるため。

子どもの成長した姿を見るのは楽しみなものだけど
残念ながらこの手のスペクタクルでこころから楽しめることってない(はっきり)。

子どもたちは授業の合間にこつこつ練習したのだろうけれど
『観客を楽しませよう』というエスプリに欠けているのだ、いつも。

だらだらと話は進み、時に歌がはさまれる。

何かの目的に向かって出演者全員でひとつひとつのゲームをこなしていくという筋立てのようだが
セリフが出てこなくてヘンな沈黙がたびたび起こる。

舞台の上で「次誰だっけ?」と目で確かめあっているのがこちらまで伝わる。

長男と長女のボーイフレンド、わたしの三人で鑑賞。
遅れてやって来た長女も加わった。

そしてラスト、なんと三女が熱唱して幕を閉じた。
なんだなんだ、やってくれるじゃないの。

わたしが最後に歌うんだから絶対に見に来てね!
といえば夫だって頑張って来たかもしれないのに。

夕方、いったん帰宅した三女は「時間がない」と食事をせずに出かけていた。
帰り道、トラムの中でサンドイッチをかじるが、疲れで食欲もないらしい。

夜の八時にはじまって終わったのが九時半すぎ。
帰宅したのが十時を回った頃。

夫、次女ともにすでにベッドの中。

速攻でシャワーを浴びた三女もすぐに就寝。

わたしはシャワーを浴びるもまったく眠気が襲ってこない。
そうだよー。今日はほとんど飲んでないんだもの。
ということで自然とワインタイム。

今朝、三女は疲れた顔をしながらもいつもの時間に起きた。
ごはんとハムエッグの朝ごはん。

今日は水曜日で学校は半ドンだけどそれでも学校は通常運行。
時に過酷~なおフランスの学校ではある。



















写真は2014年シミエ横にあるバラ園、から撮った教会。
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学年末に向かうこの時期、こんな催しが増える。宵っ張りになる訓練なのかと真剣に思うわ。
さーて、ポチッといっとく?








by kyotachan | 2019-06-05 15:31 | 文 化 教 育 | Comments(0)

お仕事体験、とか。

お仕事体験、とか。_f0136579_02545269.jpg

フランスの学校コレージュの最終学年、というと十四歳になる年、
「一週間のお仕事体験」が義務づけられている。

スタージュと呼ばれるそれは、自分で興味のある仕事先に「一週間スタージュさせてください」と頼み込み了承してもらうシステム。

長女は当時はまっていた「ネール」の仕事がしたくて、
知り合いのエステの学校関係者にお願いした。

長男はソフィアにある夫の友人のコンピューター関係の企業に。
次女はモナコの動物病院へ。

十四歳の子どもを一週間あずかる、て、受け入れる側にとってはけっこうな負担だと思う。

行きつけのバンやさんで若い子が床をはいているのに出くわしたりすると
「お、スタージュですな。やることがなくて、床でもはいてって言われたかな」
といらぬ想像までしてしまう。

今週は三女がタイガーという安物小物が売りのお店へ行っている。

「何もやることがなかった!」
という上さんにんに比べて三女は商品を並べるのにお店を走り回っているらしい(本人弁)。

「だけどこれを未来の職業にするってことは考えられない」とも言う。

長女もネール熱はリセ時代にすっかり冷めてしまった。
というかネール熱は今もすごくていつも美しい爪をしていてびっくりするのだけど、
それを職業にするにはいたらなかった。

長男に関してはふたつのコンピューターを同時に駆使する術を見せられて
「あんなのとてもじゃないけど無理」
とコンピューター熱は一気に冷めた。

次女はほんとうは赤ちゃんの出産に興味があったのだけど
病院やクリニックではコレジュアンのスタージュは受け入れておらず
動物病院にいれてもらったのだ。

こちらもこれがきっかけで動物に目覚めるか?
という思惑ははずれて
「犬の手術に立ち会わされた。ヘドが出そうだった」。

このお仕事体験、「これはできない」と思う体験には役立っているみたい。

たいへんそう!と思うのがこの一週間の体験を二十ページのリポートにまとめること。

「写真を撮りまくってページを埋めろ」。
うえ三人に同じアドバイスをもらっていた三女。

明日は最終日。

好きなものをひとつだけ、買ってきていいと言ってある。
何を持ってくるのかなー。
















写真は八年半前の三女。このかわゆさったら!八年たってももちろんかわゆかよー。
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by kyotachan | 2019-01-25 03:10 | 文 化 教 育 | Comments(10)

lundi ランディ/ 月曜日

lundi ランディ/ 月曜日_f0136579_21082586.jpg

夫は早朝、一週間の出張へ出かけた。

六時前にドアの閉まる音がし、
いってらっしゃいも言わなかったなとベッドの中で思う。

三女を起こすのに起きたら、次女はもう起きていた。
寝起きがいいのは長女と次女、わるいのは長男と三女。

長女と次女は夫に似て、長男と三女はわたしに似た。
半分半分でちょうどおあいこだ。

三女が最初に出て行き、次女がそれに続く。

長男のクラスはバカロレアに向けて復習授業が続いており
「自分でやったほうがいい」という長男は
授業には出たり出なかったりしている。

図書館にひんぱんに通ってはいるが、
自宅で勉強している姿はとんと見ない。

フランス語では「勉強する」は「働く」と同じ動詞、travailler トラヴァイエ を使う。
ちったー働けよ、と言いたいのをぐっとがまんして
ジロリとにらみつけるだけのしておいた。

今朝はめずらしく長男、八時すぎに起きてきて学校へ行った。
一時間ほどで戻ってきた。

長女は昨日、ボーイフレンドと一緒にウチでごはんを食べ、
そのまま映画へ。お泊り。

つかの間のひとりの時間、
昨日裁断しておいたワイドパンツを縫う。

ひとりの時間がいちばん好き。

と思えるのは家族のおかげだ。
と思うことにしよう。

















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by kyotachan | 2018-05-28 21:20 | 六 人 家 族 | Comments(4)







vacances de ski ヴァカンスドュスキ/ スキーバカンス_f0136579_19572352.jpg

気がついたらカーニバルが終わっていた。
最終日に花火があると聞いて、子どもたちと出かけた。

なんだか時間の使い方、間違ってないか?
くらいにばたばたと時間に追いまくられている最近のおれ。

空に上がって一瞬で消える花火を見ていたら、
なんだか気持ちがすっきりした。

花火の音にあわせて叫びまくっていたら、
子どもたちに手で口をふさがれてしまった。

なによー。

あんたたちも、家で叫ばないで、
ここで叫んでおきなさい。

先週と今週、学校はスキーバカンス。
ふう。たまらんぜ。















vacances de ski ヴァカンスドュスキ/ スキーバカンス_f0136579_19574069.jpg

この時期のバカンスは二月のバカンスとかスキーバカンスとか呼ばれる。

スキー人口の多いフランスではこのバカンス、
スキー場が混み合わないようにと、全国を三つの地域にわけて、
バカンス期間を相当ずらして設定してある。

いまさらながらバカンス大国なのだった。
ふう。たまらんぜまじで。





























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by kyotachan | 2012-03-06 20:10 | 喜 怒 哀 楽 | Comments(2)







cahier de vacances カイエドゥヴァカンス/ 夏休み学習帳_f0136579_23344027.jpg

フランスの夏休みは日本でいうところの春休み。

つまり新学年前のお休みで宿題がいっさいない。
日本の春休みならそれでも二週間。
フランスの夏休みはたっぷり二ヶ月。

丸々二ヶ月間、お勉強から遠ざかるのはいかがなものか、
と心配になってしまう親はわたしたちだけではないらしい。

この時期スーパーには夏休み学習帳なるものが並ぶ。
いくつかのメーカーから出ていて、学年に応じてさまざまな学習帳がある。

毎年なんとなく買ってしまって、
子どもたちもその日と翌日くらいには
こちらが「そこまで一生懸命にならなくても」と思うくらい集中するのだけど、
もって二日。ふつうで三日。
結局そんなもの、見向きもしなくなる。

わたしなんて小学生のころ、やらなくちゃいけないとわかっていてもやらなかった。
四十日間、という夏休みは永遠に続く長い時間に思えた。
そして八月三十一日に、真っ白の学習帳を前に泣きべそをかいたものだった。

やらなくちゃいけなくてもやらなかった人の子どもが、やらなくてもいいのにやるわけないよねえ。
まあ、これさえ買い与えておけばいいか、という親の気休めにはなっている。















cahier de vacances カイエドゥヴァカンス/ 夏休み学習帳_f0136579_23345643.jpg

目が近すぎる!
クッションのある自分の椅子に座りなさい!

場所を移動させたら、あら!
っもー!朝ごはんのジャムやバターだけじゃなく、
夕べのはしたてまで食卓に置きっぱなし。

夏休みのじだらくだらだらは子どもたちだけにあらず。






























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by kyotachan | 2011-07-09 00:00 | 六 人 家 族 | Comments(8)





meilleure maman du monde メイユーマモンデュモンドゥ/ 世界でいちばんいいお母さん_f0136579_20362117.jpg

今日子ども部屋のそうじをしたら、
三女の小物入れの中から
むき出しの生理用タンポンが出てきた。

一瞬、それが何かわからず、わかった瞬間にゴミ箱行き。
ったくもーこんなもん、いつから持ってたの?

そうじを続けながら思う。
そういえば、久しくこういうこともなかったな。
子どもの行動なんて「なんでそーゆーことするの!」が基本形な時代もそろそろ終わりかなあ。

思えば長男が赤ちゃんの頃、
自分がたった今「排出」した自分のウンチを
味見しようとしたときの衝撃といったら!

ちょちょちょちょちょ!
これ、ウンチだよ?
ばっちーんだよ?
なんでそれを口にいれるよー!

公園で先輩ママに相談。

「だってさ!ウンチを汚い、て思うの、本能じゃないの?」
「違うんだよ~。これは汚いもものだからさわっちゃダメ!てそりゃーもう何回も何回もそれこそ百万回くらい教えないとダメなんだよー!」

マ、、、、マジッ?!

少し大きくなって、
長男がまだ幼稚園に通っていたころ。
トイレから呼ぶ声がするので行ってみると、
ウンチをしている途中らしく便器に座っている。
手にタンポンをにぎりしめて、「これな~に」と無邪気に問う。

あまりにもとっさのことでことばが出ず、
しょうがないので頭をひっぱたいて、言った。

「よけいなことすんじゃないの!」

















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長男はビックリして目をしばたいていた。
わたしは一瞬後には後悔していた。
たたくのは「緊急な危険が迫っていときに限る」のはずだったのに。

きれいな、手にすっぽり入るものが、トイレの引き出しに入っていて、
ウンチをしている間にそれを見つけたからといって、
なんで頭をたたかれなくちゃいけないのさ。

わたしは長男のこころの中を想像し、
それでも、タンポンを何に使うのか、説明する勇気も気力も能力もなくて、
とうとうそのままにしてしまった。

子育ては「わかっちゃいるけどできない」ことが多い。

いやほんとに。
わかっちゃいんるんだけどさあ。

「よく育っている」「よく育ってない」という言い方があるが、
わたしの子どもたちがはたしてどちらなのかはわからない。

わたしの子どもたちにしちゃあ、上等上等。
そう自分を甘やかして感情にまかせてどなりまくる日々。

















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日曜日は fête des maman フェッデマモン だった。
一般に「母の日」と訳されると思うのだが、直訳すると「お母さんたちのお祭り」だ。

金曜日の夜に友人と別れるとき、
「bonne fête des maman pour dimanche ! ボンフェッデマモンプーディモンシュ/ 日曜日にはいい ‘お母さんたちのお祭り’ をね!といわれた。
そういう彼女も、四人の子どもたちのお母さんだ。

下三人から学校の工作で作った色んなプレゼントをもらった。

ハート型にボタンを縫い付けたのは長男から。
「あら!これでもう、ボタン付けは自分でできるね」
といったら、頭をぶるんぶるん、左右にふっていた。
クラス中でいちばんおそく仕上がったらしい。

次女はハート型の小物入れ。














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カードの中にはたくさんのハートと
たくさんの je t'aime maman ジュテームマモン/ お母さん好き。

つづり方にまちがいだらけの三女のカード。
去年までは絵だけのカードだったのにね。
もうこんなに書けるようになったんだね。

長女からは「世界でいちばんいいお母さん」の称号と
お小遣いで買ったらしい、ブレスレット。

きみたちにとったらわたしが世界でいちばんいいお母さん。

いやあもうほんとに。
もっとやさしくなろう。
なるべく、どならないようにしよう。
なーんてことを思う日なのだった。















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長男のカードには感動。
わたしたち六人家族がきのこになっている。

かんむりをつけたお父さんきのことお母さんきのこ。
その下にはよっつのきのこたち。
女の子にはちゃんとまつ毛げ描かれている。

長男たらきのこ、きらいなはずなのに!





























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by kyotachan | 2011-05-30 22:53 | 六 人 家 族 | Comments(15)





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子どもたちの通う学校で、お遊戯会。
学年末になると、色んな催し会があったりする。

フランスだなあと思うのが、
お遊戯会に参加するのはクラスの担任次第だということ。

なんたって「自由」であることが重要なお国がら、
なんでもかんでも個人の自由におまかせなのでございます、
といえば聞こえはいいけど親の立場からしたら
当たるもはっけ、当たらぬもはっけ、の大ばくちを打っているようなもの。

なーんだかなーと思うけど、
課外授業(お泊りに出かける修学旅行のようなもの)も
学校単位でなくて、すべてがクラス単位。

同じ学校でもしょっちゅうなんやかやと外にでるクラスもあれば、
一年中、ずーっとクラスの中に閉じこもっているクラスもある。
つまりなんでもかんでもクラス担任の力量次第。

今回もしかり。

同じ学年でも参加するクラスありそうでないクラスあり。
わが家のことをいえば、参加組は長男、次女。
三女は不参加クラス(若いクラスはどこも不参加だった)。
長女はコレージュだから、これはまた別。

長男のクラスは十八世紀のお話をふたつ組み合わせたお遊戯。

ひとつは hachis parmentier アッチュ・パルモンチエ。
アッチュ・パルモンチエといえばいまや、ハッシュドポテトとひき肉をあわせたお料理のこと。

これはお給食でももっともポピュラーなメニューであるらしい。
ま、イモと肉、てのはどうやったっておいしいもんだものね。

そして Monsieur Parmentier ムッシュー・パルモンチエ/ パルモンチエ氏といえば、
十八世紀に、フランスにじゃがいもを普及させた農学者の名まえなのだとか。
発明した人の名まえをそのままお料理の名まえに使うのもこれまたおフランス風。

パルモンチエさんは、それまではフランスでは「家畜の食べ物」と信じられていたじゃがいもを
庶民の間に「こんなにおいしいものはない!」と思わせた学者さんだったのだ。オモシロイ!

もうひとつの話は
十八世紀に気球を発明したといわれる Montgolfière モンゴルフィエール 兄弟のお話。

なんとこの兄弟のお兄さん、暖炉の中で紙が火によって舞い上がる様子を見て、
火を使えば空を飛べるはず、と確信したというのだからすごい。

わが家の長男はこの兄弟の父親役。
わはは、わかりやすくいうと、チョー端役。

白髪のカツラがよく似合って大爆笑の夜となりましたとさ。
































てゆーかこれ月曜日。十八時にはじまって終わりが二十時過ぎ。
外に出ると太陽がまだサンサンと......。これこそまさにおフランス風。てかこれはニース風か。

かしこいニッポンジンママはかばんにおにぎりをしのばせていた。だってお腹すくじゃーん。
こちらの夕飯は二十一時(夜九時)、がふつう。どどど、どうなってんねん、これってー!てなもんやろ?
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フランス人はたいていよいっぱり。小さい頃からこうしてきたえられいくのね......。たぶん。



by kyotachan | 2011-05-18 03:04 | 文 化 教 育 | Comments(12)







crayon couleur クレヨンクルー/ 色えんぴつ_f0136579_2138327.jpg


フランス全国の学校にいえることかどうかわからないけれど、
わが家の子どもたちは三つの筆入れを持っている。

色えんぴつ用。
フエルトペン用。
ボールペンとえんぴつ、消しゴム、のり、定規用。

こうするようにと学校から指示されている。

わたしが小学校のときは
色鉛筆は色鉛筆のケースにいれたままだった。
そしてフエルトペンではなくてクレヨンだった。

時々チェックしてちびた色鉛筆や
出なくなったフエルトペンを補充する。

三女の色鉛筆用の筆入れをのぞいたら
茶色と水色が極端に短くなっていた。

三女が
大きな木と
青空をぬっている姿が浮かぶ。
























cahier do poésie カイエドゥポエジ/ 詩のノート というのが一年生からあって、
詩の朗読をするのですが、「詩」にまつわる「絵」を描くのが一般的なようです。
ちゃんと「右側に詩」「左側に絵」を描けるようなノートがあるのです。ナイスでしょ。
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それからこちらでは電動えんぴつ削り、って見かけません。わが家も小さいあの、携帯用のを使っています。

恐れ入ります。
by kyotachan | 2010-11-14 23:04 | 文 化 教 育 | Comments(8)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族