Victoire 1945


今日は祝日。 カレンダーには、『 Victoire 1945 』 と印刷されている。 『終戦記念日』。 もっと正確にいうなら、『1945年の勝利記念日』。 
歴史に疎いわたしは、フランスは、日本より少し早く戦争を終ったんだな、ということに気づく。 そしてそれは、勝利だったのだろう。
f0136579_248282.jpg


わたしの母親は、昭和四年 (1929) 生まれ。 母親が、話してくれた、戦争体験。

戦争が終って、初めてアメリカ人を間近に見たとき、ぎょっとなった。 驚いた。 ニンゲンだったからだ。 『鬼畜米英』 と教えられていたから、アメリカ人とは、ニンゲンではなく、『鬼』 だと思っていた。

戦争被害者は、なにも死者に限ったことではない。 ここにもいるのだ。 間違った思想を植えつけられた、一人のニッポンジンの女の子。 かかしのような人形に、槍を持って突っ込んでいく、そういう訓練も、受けたらしい。 このかかしにも、あなたと同じように、父親がいて、母親がいて、きょうだがいて、カラだの中には、あなたと同じように赤い血が流れているんだ、と教育されるより、

『このかかしは、鬼なんだ。 それがアメリカ人だ。』

と教えられた方が、槍でつつきやすかっただろう。 『鬼』 だと思えば、槍でつく理由も、自分に納得させやすかっただろう。

f0136579_2552685.jpg

戦争。 わたしたち日本人は、あまりにも多くの事実を知らされていない、と思う。 bebecat さんのブログを読んで、そうか、オーストラリアでも蛮行をはたらいたのか、日本人は。 ということを初めて知った。 中国、韓国、フィリピン、 ・・・ 日本人が、どの国で、何をしてきたのか、ということを、わたしたちはあまりにも、教育されていなさすぎる。 もっと、『わたしたちの祖先が、他国にしたわるいこと』 に目を向むけても、いいのではないか。

f0136579_331460.jpg

わたしは、四十才になって、『自分のしてきたこと』 を振り返り、『なんて残酷なことを人にしてきたんだろう』 と思うことがある。 でも、わたしはそのようにしか生きられなかったし、それが、最善の生き方だと、信じていた。 それ以外の生きかたは、わたしにはできなかった。

ニッポン、という国も、もしかしたら、そうなのでは、と思う。 『ニッポン』 という、あまりにも小さな島に住む、『ニッポンジン』 という民族は、少しでも、自分たちの領土を広げなければ、自分たちの未来が、おびやかされるに違いない、と思い込んだのではないだろうか。 それには、少しでも多くの、『ニッポン以外』 の領土を、自分たちの領土にする必要があった。 そこを、自分たちの領土にするためには、そこに住んでいる人たちを、殺してしまうしかなかった。 それが、『ニッポンジン』 が幸せに暮らしていくための条件である、と思い込んだ。 未熟だった、ということばで、片付けてはならない。 でも。 国、が成熟するために、未熟な経験が必要だったのかしれない。 わたしと同じように。

悲しい。 悲しくてたまらない。 そうやって、わたしたちの祖先 『ニッポンジン』 に、殺されてしまった、多くの人たちのいることが。 

悲しい。 悲しくてたまらない。 そうやって、わたしたちの祖先が、ほかの民族を、ほかの国民を、殺してしまったということが。 それが、生きていく最善の道だ、としか思えなかったことが。

悲しんでいても、過去を消しゴムで消してしまうことはできない。 『事実は事実』 として、認めなければ。 そして、相手が、『もういいよ』 というまで、あやまるしかない。 それを、ニッポンはしているのか。 

今までにわたしが傷つけた、たくさんの方々へ。 ほんとうにごめんなさい。

今までにニッポンが傷つけた、たくさんの国々の方々へ。 ほんとうにごめんなさい。

f0136579_382628.jpg

戦争は、それを起こす側にも、受ける側にも、『被害者』 はすでに、存在する。 もう、こんなことは、やめにする時期に来ているはず。 もうそろそろ、もうひとつ、上の境涯に、進んでいくべき時にきているはず。 わたしたちは、みんな、

『宇宙船 地球号』

という、ひとつの、ほし、に乗り合わせた、地球市民なのだもの。 言語がちがっていても、民族がちがっていても、国籍がちがっていても、信じるものがちがっていても、わたしたちは、同じほしに生まれ合わせた者どうし。 必ず、共存しあえる道があるはず。

f0136579_39556.jpg

小さい頃、母に聞いたことがあった。

ねえねえ、ほとけさま、て、ほんとうにいるの。
さあねえ。 かあちゃんは、いるような気がするけどねえ。
え、ほんと? じゃあさ、どこにいるの。

母は、自分の胸をさした。

この時のことを思い出すと、胸が震える。 熱くなる。 わたしたちが祈っていること、そのものだからだ。 母親は祈っている人ではなかったけれど、ちゃーんとそのことを知っていたのだ。 わたしたちは、『ひと一人一人の中にほとけがある』 ことを信じて、それを信じるために、祈っている。 わたしの中にも、あなたの中にも、子どもたちの中にも、隣に住む人の中にも、苦手なあのひとの中にも、いま、ここに生きているもの、すべての中に、ほとけがいる。 それに、みんなが気がついたとき、この世の中は、平和になるのに違いない。 この世の中が平和になる、とはつまり、この世にいる、一人一人のこころの中が平和になる、ということだ。 気の遠くなるはなしだ。 でも、世界が平和になるためには、それをみんなが、理解するしかない。 

f0136579_395790.jpg

『宇宙船 地球号』 乗組員のみなさま。 宇宙というほしを、いまこそ、戦争のない、平和なほしにいたしましょう。 
あなた、の中にいる、ほとけ、を信じること。 ここから、世界平和への第一歩が始まる。 わたしは、そう信じている。 そう信じて、生きていることが、そう信じて祈れることが、わたしはうれしい。

戦争つながりで TB !
Anzac Day by bebecat
[PR]
# by kyotachan | 2007-05-08 15:43 | お い の り | Comments(5)

おひるごはん


マッシュ、というサラダさえあれば。 パンというごちそうは、二分で調達できるし。 チーズもとりあえず、数種類。 
f0136579_21413487.jpg


こういうの、の方が、安上がり、なのよねー。 結局南極放送局。
[PR]
# by kyotachan | 2007-05-07 21:41 | お い し い | Comments(8)

とんかつつながり


我が家、あげもの、多いです。 とんかつ、チキンカツ、エビフライ、フレンチポテト。 てんぷら? うん、習得します。 そのうちに。
f0136579_21331486.jpg


これをかけます ・・・
[PR]
# by kyotachan | 2007-05-07 21:33 | お い し い | Comments(6)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30