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カテゴリ:お い し い( 276 )

寄り道

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山に行くと帰り道に必ずといっていいほど見かけるこの手の看板。
立ち寄れば買わずにはいられないから立ち寄るときにはこころはもう決まっている。













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おいしそうな匂いが外までしてきそうな。
ほんとうは家畜の匂いしかしないが。空気空気。













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中には行列ができている。

お客さんの顔つきが街の人のそれではなくて山の人の顔。
焼け方というか、肌のざらつき、というか。











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絵本に出てきそうなマダム。











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うまそ!











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レジで夫が「外には若い人もずいぶんいるみたいだけど」と声をかけると
マダム、「あの人たちにはあの人たちの仕事があるから」と。

チーズを作る職人さんたちなのだろう。












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はちみつも一キロ調達。

我が家のはちみつ消費量、半端なく、これ、きっとあっちゅーま。












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かわいい立て看板発見。
看板の向こう側にある、ほったて小屋のものらしい。











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CABANE キャバン/ ほったて小屋、トイレなし

作った本人の気持ち的には『ほったて小屋』じゃなくて『秘密基地』かも。
ごめんね、とっさにほったて小屋、と思ってしまった。














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つづく。


















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by kyotachan | 2018-08-29 01:08 | お い し い | Comments(0)

ピクニック=「山のおいしいレストランへ行く」

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ピクニック、ということばを聞きつけた夫。

ピクニック=「山のおいしいレストランへ行く」
と脳内変換されたらしく、さっそくネットで検索。

こちらとて、バゲットにハムにトマト、マヨネーズにゆで卵に塩コショウ。
そんな準備がいらないのなら、こんなにすてきなピクニックはない。

さて、行きの車の中ではすでにきょうだい間の小さな争いが勃発しており、
長男は車が信号で止まるたびに「ここで降りて帰ろうかな」と。

七人乗りの我が家の乗用車、わたしは常に助手席確保で悠々なのだけど
後に乗る四人は太ももがぴったりと合わさるくらいにきゅうくつなのだ。

長男、ほんとうに降りて帰っちゃうかも、と憂えていたのだけど
ニースを離れるにしたがってとうとうあきらめがついたらしく黙りこんだ。

そして「あとどれくらいで着くの」を連発。
朝、食べ損ねて来たらしく、すでに「瀕死」状態。

あんたの貯蔵庫はけっこうりっぱだから大丈夫、死なないよ。
と言ってもまったく効果なし。当たり前か。

十八歳っつーと確かに家族といる時間は苦痛だったかもなー。
とついつい子どもたちに同情してしまうかつての十八歳。

















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夫が選んだのは L'AUTHION ロッチォン、という名前のレストラン。

「テラスのほうでもいいですか」
と問う夫にお疲れモード全開のマダムがひと言。
「テラスまではとてもじゃないけど手が回らないわ」。

なんでも右手を負傷してしまったらしく、シャツの中にすっぽりと見えなくなっている。
厨房にいるのはご主人ひとりで、サービス担当の人はお休みをとっているのだとか。
八月の最後の週だからねー。バカンスへ出かけちゃったのかな。

お客さんは数人ごとにぱらぱらと入っていて、何よりもおいしそうな匂い。













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メニューは完全手書き。
前は全くのお手上げだったけど、最近は見当をつけて読めるようになった。

定食は 22€ でオードブル、メイン、デザート。
お子ちゃまメニューは 10€ でステーキ・フリットとアイスクリーム。

マダムは夫にペンを持たせて、オーダーを書かせた。
メインの付け合せはじゃがいもかラビオリかを選べるようになっている。

長女、ドーブ、ラビオリ。
長男、ラパン、じゃがいも。
次女と三女は気を使ったのか、おこちゃまメニュー。
夫は、コットダニョ、ラビオリ。
わたしはコットダニョ、じゃがいも。












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料理人ひとり、サービスがひとりなら、待ち時間はたっぷりある。

小指を立てて水を飲む長男を笑い、
その長男は長女の手相を見始めた。

「あなたはもうすぐお腹が一杯になるでしょう」

100パーセント当たる手相ですなそれは。













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前菜からはじまってデザートのブルーベリーのタルトにいたるまでぜんぶおいしかった。
マダムを手伝うのは簡単なことだけど、それをよく思ってくれるかどうかはわからない。
様子を見ていたら周りの人たちはお皿を下げたり、出来た料理を自分で運んだりしている。
わたしたちもそれにならって立ち働きながらしたづつみをうった。

こんなピクニックならいつでも大歓迎だ。つづく。


















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by kyotachan | 2018-08-27 23:32 | お い し い | Comments(0)

éplucher エップルッシェ/ 皮をむく

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ウチの家族はみんな、りんごはしゃきしゃき派。

この季節は Fuji フジ がいちばんのお気に入り。
日本のフジりんごが入ってきたのはここ数年のことだと思う。

Pink Lady という皮がピンク色のりんごもおいしい。
フジがあま~いりんごなら、こちらは酸っぱいりんご。

どちらもしゃきしゃきしておいしい。

(写真のりんごはこのどちらでもない。すみませーん。)

どちらも皮をむいたほうがおいしいので
三女が「むいて~」と言ってくる。

「自分でもやってみる?」

四分の一の皮をむいたところで三女にとナイフを渡したら、皮をむく、というより実ばかりをむくことになってしまった。

「ママのやり方、全然よくないよ!」

だんだんと機嫌の悪くなる三女。

うわー。わたしもそうだったなあ。
母親みたいにりんごの皮がうまくむけなくて自分に腹を立てたことがあった。

「母ちゃんだって最初からうまかったわけやないよ。しょっちゅうむきよったらいつの間にか上手になるったい」。

ほんとうだった。
わたしはいつの間にこんな風に上手にりんごの皮がむけるようになったんだろう。

思いにふけっていたのは一瞬のことだったのに、
同じことを言ってあげようとおう、と顔をあげたら、三女はもうどこかへ行ってしまっていた。
自分でむいたぶかっこうなりんごを入れたお皿を持って。


















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by kyotachan | 2018-01-06 00:56 | お い し い | Comments(0)

repas des fêtes ルパデフェット/ 年末に食べたものたち









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結局のところいちばんおいしかったのは夫と長男があけてくれた牡蠣と、大晦日に食べた寿司。
酢飯をきちんと作ったら、これはもう、これだけでおいし~!なのだった。

お惣菜屋さんで調達したあれやこれやは、華やかだけれど、おいしさはいまいち。ものすごく高価。

今年のクリスマスはおいしい酢飯を作ってお寿司にしよう。
これとおいしいお酒があれば言うことなし。
と早速いまから目論んでおくことにする。


















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by kyotachan | 2017-01-10 17:38 | お い し い | Comments(3)

beaujolais nouveau 2016 その2









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100 % パケ買いだった今年のボジョレ。

左側が最初の一本。
久しぶりに飲んだワインのおいしさにほとんど感動したオレ。

夫が出かけるときに「ボジョレおねが~い」と言って買ってきてもらったのが右側。
夫もわたしに負けずパケ買い派。

よ~く見たら同じ生産者らしく、ああもう、なんだかな~別の味も楽しみたかったな~
と思ったのだが、右側のほうが酸味が少なくて飲みやすかった。わたしの好みに近かった。

なんだなんだ、もう二本も空けちゃったわけ?
とご心配のあなた。ご安心ください。













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二本目はまだ残ってます。





















今夜なくなるとは思いますが。
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というわけで飲んでます。ほどほどにね。ほんとほんと。

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by kyotachan | 2016-11-27 21:15 | お い し い | Comments(0)

sucré ou salé ? スゥクレ ウ サレ/ アマイ派カライ派?





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……、とは朝ごはんの話。

わたしの育った家では基本的に朝からごはんとみそ汁だったからカライ派。
今は時間の許す限り、朝からおそばをゆでて食べることが多い。つまりカライ派。

週末に買い物に出かけて先のスーパーで、大入りのクロワッサンがあるとたいてい買ってしまう。
パン屋さんで買うよりずいぶんお買い得で、味も大差ない(と思っている)。

これは十個入りで4.1ユーロ。一個五十サンチームしない。安ッ!

だから週末だけはわたしもアマイ派の朝ごはんを食べることになる。
たまに食べるクロワッサンはもう、鼻から思いっきり息を吐き出すほどにおいしい!










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半分に割ってよ~く温める。コレ大事。










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はさむのはチーズとジャム。

今日はフェタと呼ばれるヤギのチーズ。
ジャムは甘いのと酸っぱいのと半分ずつ。

これを紅茶に浸しつつ食す。

家族がそうやって食べるのを、「マジッ?キモチワル~ッ!」と言っていたわたしが!!!

日本ではお行儀の悪い食べ方がこちらでは正統派。

常識とかお行儀とか、場所によってはまったく逆になる。
ま、そんなん、どーでもいーっちゅーことなんだな。


















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by kyotachan | 2016-11-27 20:24 | お い し い | Comments(2)

beaujolais nouveau 2016









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週末、若い夫婦が遊びに来た。

普段は全く飲まない、というので、ああラッキー、酒なしでいける!と一瞬思った、のはほんとう。
だけど、あいにく、木曜日にボジョレが解禁になったばかりで、口の中がうずうずして仕方がない。

の、飲みたい!

食事は冬の定番ラクレット。
豆のサラダとアホン(ニシン)のサラダもよくあって、準備したじゃがいもはすべてはけてしまった。

買い物ついでにモノプリで一本だけ調達したボジョレは若いワインらしくほんのり酸っぱくて
おみやげにいただいた、少しだけ苦味のきいたガトー・ショコラと相性がいい。

う、うまい!
















というわけで、酒なし生活はわずかひと月半で終わりをつげそうな予感。
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とりあえず、医者の推奨する「一日二グラス」を超えない努力はしようと思う。ほんとほんと。

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by kyotachan | 2016-11-20 18:38 | お い し い | Comments(7)

boulette ブレット/ 肉だんご









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何週間か前のこと。

夫が外泊することになっていてわたしの帰宅が七時過ぎ。
「今日のごはんはわたしが戻ってから一緒に考えようよ」
と長女に言ってあった。

夫がいない日の夕食に手を抜かないなんてそんな間抜けな妻ではないわたし。
長女の友人がふたり泊まりに来ることになっていることだし
ここは宅配ピザあたりで手を打とうと心づもりをしていた。

予定通りの七時過ぎに帰宅したわたしが見たものは。

フル稼働中の台所!
長女と料理の得意なアメリがふたりでブレット(肉だんご)を作るという。

たまねぎはすでにいためられてフライパンの中で待機している。
冷凍庫にあったひき肉は解凍されて焼くだけになっている。

スムール(クスクス)はすでに水で戻されてスタンバイしている。

あっちゃー。

これはもう、宅配ピザのことは言わないほうがよさそう。
無神経の代表選手であるわたしもとっさにそう判断した。

じゃあ、ここはお任せするわね。

わたしはそう言って赤ワインを片手に完全に退避を決め込んだ。
長女ひとりならあれやこれやと口出しをしたかもしれないが
料理上手のアメリに指示する自信はない。

待つこと約一時間半。
こちらは夕飯は七時の腹を抱えているから相当に腹が減ってしまった。
それでもこちらの夕食時間のスタンダードは九時でそれまでには半時間もあるのだから上等上等。

正直に言って、まーったく期待していいなかった。
食べるの、なんだか気が進まないな、とさえ思っていた。

それが!
おいしーじゃないの!

肉にブイヨンを混ぜ込んだらしく、それがよく効いてトマトソースと相性バッチリ。

うわーおいしーアメリーありがとう~ありがとう~ありがとう~。

と横から長女、
「あの?もしもし?わたしも作ったんだけど?」。

うわーおいしーウミーありがとう~ありがとう~ありがとう~。

今後はもし子どもが作りたい、というときには積極的に任せようと決意した夜。
そんな夜はこの時以来、まだ訪れていないけどね。


















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by kyotachan | 2016-06-01 23:30 | お い し い | Comments(7)

repas de réveillon ルパドヘーヴェイヨン/ 大晦日の食事









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はるか昔のことになってもはやなつかしい気持ちさえわく昨年の大晦日。

長女は前日から友人たちとスキー場へ。
長男も夜から泊りがけで友人宅へ行くという。

なんだなんだ下ふたりだけなの?
と思いつつ、テーブルを小さくして、心持ち華やかにしてみる。

久々のお酒。
毎年のことでわかっちゃいるのにこの日もやっぱり飲みすぎた。
ばかばかばかばか。











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食いねえ食いねえ寿司くいねえ。

冷凍のシメサバなるものを発見してしまい衝動買い。
これは……、だめだ。食べれるけどおいしくない。
下手くそでも自分でしめたほうが百倍はおいしい。










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巻物は端っこがおいしいと決まっておるのである。















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長女に写メする次女。
山の奥で何を食っておるのやら知るよしもないが寿司ではないことには間違いない。















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つまみ食いの長男発見。

結局三十分ほどの余裕があった彼は
けっこーしっかり目に食事して出かけた。






















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by kyotachan | 2016-01-06 17:06 | お い し い | Comments(2)

fines tranches フィンヌ トローンシュ/ 薄切り(肉)









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これはイタリアのレストランで食べた牛のカルパッチョ。
上にのっているのはチーズとレモン。

お肉の下にグリーンサラダがかくれている。
食べるときにはパルメジャンチーズをかける。オイシー!

カルパッチョのお国だからなのか、
イタリアのスーパーにはニースでは見かけない豚肉の薄切りも売っている。

お!と感動して買ってはみたものの
この十年、「豚の薄切り肉」をあつかっていなくって、どうあつかえばいのかわからなくって
かなり長い間、冷凍庫で眠っていた。

昨日、「この肉もそろそろ食べてやらねば」と何を作るかは全く決めていないのにとりあえず解凍。
きれいなピンク色の豚肉ちゃんをまな板の上に並べていたら、これはもう、「しょうが焼き」以外にはありえないと気がついた。

子どもたちは「こんなの初めて食べた」と言う。
いやほんと、おフランスでお初の豚肉のしょうが焼きだったかも。
感動的においしいものの写真っていつもない。撮ってる場合じゃないから。

ロティ(丸焼き)もいいけど薄切りもいいなあ。
スライサーがほしくなる。
いや、またイタリアに調達しに行けばいいか。




















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by kyotachan | 2015-10-09 16:31 | お い し い | Comments(4)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族
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