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あなたはどこで生まれるの


わたしの名まえはウミ。 パパとママの最初の子ども。 海の大好きなママは、わたしを妊娠中、佐世保の海を見ながら散歩をするのが日課だったの。 おなかをさすりながら、「う~みちゃん」 て話しかけてくれていたんだけど、ほんとうにわたしの名前が 「海」 になるなんてね。
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ママはわたしを自宅で産みたいと考えていて、でもママのママ、つまりわたしのおばあちゃんがまだ生きている時だったから、おばあちゃんのそばで産みたいとも思ってもいたの。 最初の出産、ていうのは誰にとっても不安だらけなんだね、きっと。



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わたしが生まれてくる三ヶ月くらい前に、おばあちゃんの肺がんが見つかって、ママはあわてておばあちゃんの住む佐世保に帰ったの。 それはまさに、「晴天のへきれき」 とも言うべき出来事で、家族中が、もうなんていうか、「言いようのない悲しみ」 にすっぽりと包まれてしまった時だったんだって。 ママが 「自宅出産」 なんて主張する雰囲気ではなかったのだね。 なんたって、この日の前日まで、毎朝一時間のウォーキングを欠かさないほど元気だったおばあちゃんが、いきなり余命三ヶ月と宣言されたのだもの。 
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それでママはやむなく、実家そばのクリニックで出産することに決めたんだけど、検診の時にはママの意向をとても尊重してくれていると思ったのに、お産が始まった途端、ママの意向とか気持ちとかまったく無視されて、クリニックの都合のままにお産がすすめられたの。 つまり、おなかにベルトを巻かれて、足を台の上に置かされて、四、五人の看護婦さんの掛け声 (!!) とともに、赤ちゃんを押し出す、という方法。 ママはもうなにがなんだかわからなくて、こわくてこわくて、目をぎゅーーーっ とつむったまま、言われるままにするしかなかったんだって。 ママはその間も、わたしに話しかけるのを忘れなかった。 「うみちゃ~ん うみちゃ~ん ママこわいよ~ こわいよ~ こんなことになっちゃったよ~ うみちゃんはだいじょうぶかな~ でももうこうなったっちゃったら しょうがないよね~ ママもこわいけど がんばるよ~ うみちゃん ママはここにいるからね~ だいじょうぶだからね~ ぜったいだいじょうぶだからね~ ママのところにでておいで~ ・・・」
わたしは、その日、ママのところに出てくることを決めていたんだけど、ま~っくらで、ものすご~くせま~い道をとおらなくてはならなくて、それだけでもこわいのに、ものすごい力でぐいぐい押し出されようとするから、とにもかくにも、ママのことばだけをたよりに、それはそれは、ものすごい力をふりしぼって、がんばって出てきたよ。 クリニック到着後、二時間半で外に出てきたわたしに、看護婦さんは、「経産婦さん並み~ 早かったね~」 と言って喜んでいたけど、ママのカラダに負担をかけすぎてしまったのかな。 だって、ママは出血がひどくて、輸血までしたんだもの。 
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この経験から、二人目の妊娠がわかったときから、ママは 「こんどこそ、自分の納得のいく、わたしがいいと思う出産をしたい」 と強く決意していたの。 図書館に通って、いろんな本を読んだのよ。 そして、「自然なお産をしたい」 と願うのは、なにもママひとりだけではない、そう願うママたちは世の中にはたくさんいるんだということが、少しずつわかってきたのだって。 わたし達が住んでいた八王子市には、「助産院」 と呼ばれるところが数件あることもわかってきた。 そんな中、『自宅出産専門』 の助産婦さん、トミシゲさんという人が近所にいることがわかったの。 『ひとみ助産院』 という名まえなんだけど、『ひとみ』 てトミシゲさんのおじょうさんの名まえなの。 すてきでしょ? ママはすぐに電話をして、トミシゲさんに会いに行ったのよ。 もちろんわたしを連れて。 わたし? 一才だった! そしておばあちゃんは、わたしが九ヶ月の時、六十九才で亡くなってしまっていた。
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トミシゲさんとの出会いは、ママに言わせると、「幸運以外のなにものでもない」。 ママはトミシゲさんがいっぺんで気に入ってしまって、「この人にすべてをおまかせしよう」 とその場で決めたのだって。 ママの決断があまりにも早かったから、トミシゲさんの方が心配顔で 「わたしで大丈夫ですか? 助産婦さんは、ほかにもいらっしゃるのだから、なにもわたしでなくてもいいのですよ」。 ママは、「大丈夫です。 トミシゲさんにおねがいします」。 
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こうしてママは、トミシゲさんの 『ひとみ所産院』 にお世話になることに。 と言っても、妊娠前期と後期の一回ずつ、産婦人科の病院で血液検査と定期健診を受けることが条件なの。 『自宅出産』 といっても、それを可能にするには、やはり産婦人科のお医者さんのサポートが必須で、トミシゲさんとお医者さんとはいつでも連携がとれるようになっているの。 そして定期的な妊婦検診はひとみ所産院で。 最初は月一回、予定日が近くなると、月二回。 ママはこの妊婦検診がもう楽しみで楽しみで仕方がなかったみたい。 ここでカゼも語っているけど、それはそれは、いたれりつくせりの、ママにとっては至極極楽の時間をすごさせてもらったんだって。 出産後も一週間は毎日通ってくれるの。 母乳マッサージも赤ちゃんが一ヶ月になるまでは何度も通ってきてくれてやってくれるから、ママにとってトミシゲさんは、もう 「なにがなんでもなくてはならない人」 だったの。 ママはね、わたしたち四人きょうだい全員を母乳で育てたのよ。 わたしなんて、ママがカゼを妊娠して、おっぱいが出なくなってしまうまでおっぱいを飲んでたの。ママは何度もやめようとしたみたいだけど、わたしはおっぱいからはなれることができなかったの。 カゼがママのおなかの中にやってきてからしばらくして、とうとうおっぱいがでなくなってしまって、それでわたしもあきらめたんだけどね。 だけど、カゼが生まれてからは、カゼと一緒におっぱいをもらっていたの。 カゼはひだり、わたしはみぎ、て片方づつ。 ママのおっぱい、おいしくてだい好きだった。 そして、わたしもトミシゲさんに会うのはとっても楽しみだった。 だってトミシゲさん、と~ってもやさしくて、と~ってもおもしろいんだもん。 トミシゲさんには三人の子どもがいて、末っ子がわたしと同い年なの。 まさに、現役ママ、働くおかあさん!
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カゼは、予定日を一週間をすぎてもやってこなくて、カゼが生まれてくるというその日の夕方、ママはエビフライの準備をしていたの。 お料理をしながら、お風呂そうじもしていて、気がついたら、はいていた半ズボンが、びしょびしょにぬれていたの。 あらあ、やだわあ、なんてぶつぶつ言いながら、着替えて、お風呂そうじを続行。 八月二十五日、でとても暑い季節だったから、大汗を書いたとでも思ったのかしらね、ママ。 そしたら、また、気がつかないうちに、ぬるま湯につかったように、半ズボンがぬれていたの。 そういえば、下っ腹が痛むような気がしないでもなかったらしいけど、妊婦さんて、予定日を一週間も過ぎると、ちょっとやそっとのことじゃあ、動じなくなってしまうらしいのね。 「あ もしかしてこれ破水?」 とようやく気がついたママ、まったく陣痛らしきものは感じなかったけど、念のためにトミシゲさんに電話連絡。 トミシゲさんも、「ああ、そうですか~。 ではこれから向かいますね~」。 その電話を切ったあと、お布団を二階から下ろしたりしていると、陣痛がどんどこどんどこやってきて、ママはあっちにいったり、こっちにいったり、なんだか、苦しそうにしだしたの。 わたし、ママを助けてあげたくて、「ママ? この絵本みる?」 てお気に入りの絵本を差し出したら、「いいいい いらなあああいっっっ!」 てその本を投げられちゃった。 
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ようやくトミシゲさんが到着した時には、「まあまあこんなにお産が進んでしまっていたのね。 kyotachan さん、ひとりで不安だったでしょう!」 て、トミシゲさんがびっくりするくらいだったの。 ママはこのセリフを聞いて、ああこれでもう大丈夫、とすごくほっとしたらしい。 すぐにお布団の方へ移動。 ママは 「水中出産」 を希望していたから、「 kyotahcan さん、これからお風呂に入りたい?」 て聞かれたんだけど、もうそんなことしている感じではなかったから、「いえ、いいです」 と答えて、自然によつんばいになったのよ。 ママは苦しくて自然にその姿勢になったんだけど、この姿勢が一番痛みをやわらげるんだって。 それでもママ、「い~た~い~」 て叫んでた。 トミシゲさんが、「これはなんか、パパを待ってるみたいだね~」と言ったとおり、パパが帰ってきてから、約二十分後に、カゼは生まれてきたの。 
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わたし、ママのあしのあいだから、カゼがでてきたから、なんだかびっくりしちゃって、でもなんとなく、「カワイイ」 て言ったほうがいいような気がして、やっと 「 カ ワ イ イ 」 と言ったの。 声がふるえて、うまく言えなかったけど。
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ほんとうは、トミシゲさんの助産婦さん仲間がもうふたり、お手伝いに来るはずだったんだけど、その人たちが到着する前にカゼが生まれてきてしまったの。 それほどスピード出産だったんだね。 ママがトミシゲさんに電話連絡したのが、夕方の五時半。 トミシゲさんが到着したのがその一時間後。 カゼが生まれたのは、七時五十五分。 そして、カゼが生まれた翌日、カゼは高熱を出したの。 ママがトミシゲさんに電話すると、トミシゲさん、すぐに来てくれたよ。 生後一日目の熱、は決して見逃してはならないサインらしい。 トミシゲさんの判断で救急車を呼び、結局カゼはそのまま、立川市の病院に運ばれて行ったの。 その場で採血をしてみたら、よくない結果がでたんだって。 救急車にはトミシゲさんと、わたしのパパもいっしょに乗って行ったの。 診断は 『妊娠感染症』。 妊娠中か出産中か、時期は断定できないんだけど、いづれかの時に、カゼはなにものかに感染してしまっていたのだって。 カゼはそのまま、十日間の入院。 治療後の結果は 『快癒』 と呼ばれるもので、その病気は今後いかなる影響をもカゼのカラダに与えることはない、というものだったの。
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カゼの一才検診の時、ママはカゼの主治医だったお医者さんに、「カゼはほんとうに、あの時、十日間も入院する必要があったのでしょうか」 て聞いてみたの。 生まれてきたばかりの赤ちゃんと十日間も引き離されて、ママはとってもつらい思いをしたんだね。 すぐには病院に会いに行くこともできなかったし、母乳を、パパに運んでもらったりしたんだよ。 それで、その時の処置が、ほんとうに正しかったのか、疑っていたらしい。 ママにしてみたら、ただの熱だったのだから、そのまま家で様子をみていたって、よかったのじゃないかって。 お医者さんは経過報告書に目を通したあと、「もしカゼくんがそのときこの治療を受けなかったら、いまはもう死んでいるでしょうね」 と言ったの。 ママはトミシゲさんの判断を疑っていたことを、ものすごーく反省して、そのことをトミシゲさんに伝えたの。 「トミシゲさん、こんな風に疑っていたんですよ。 ごめんなさいね。 正しい判断をしてくださってどうもありがとうございました」。 トミシゲさん? ただ笑っていただけだったよ。
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『自宅出産』 と言うと、だれもがなんとなく、おどろいたような顔をする。 でも、『自宅出産』 てそんなに、おどろくようなことなのかしら。 歴史を振り返れば、1940年くらいまでは、それはとても自然で、当たり前のことだったのに。 もちろん、死んでいく赤ちゃんの数も多かったはず。 お産に病院が介入することで、『危険なお産』 の数は劇的に減ったのかもしれない。 でもお産はもともと、自然なことであるはず。 『危険な場合』 をきちんとサポートする体制さえ整っているならば、自宅で出産することは、とても心地よく、とてもおだやかで、すばらしい時間を、生まれてくる赤ちゃんや、家族のみんなと共有することができる。 ママのこの考え方は、決して変わらない。 わたしをクリニックで産んだ経験があるからこそ、さらにその気持ちは強いみたい。
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わたし達は、『生まれてくる場所』 を自分たちで選んで生まれてくるの。
 
わたしは、ママの実家のそばのクリニックで生まれてきた。 そこで生まれてくるのが、わたしやママやおばあちゃんにとって、いちばんいい場所だったから。 ママにとって、そこでのお産の経験は決して満足いくものではなかったけど、それでも、わたしにとってはそうすることが最良の方法だったの。 カゼはママの思い通りの場所、自宅で生まれた。 それは、ママがひとりで決めたように思えるけれど、実はカゼ自身が、『自宅で生まれてくること』 を自分で決めたのよ。 おなかの中の赤ちゃんが、そんなことを決めるなんて、とても信じられない? そうね、ふつうだったら、そう思うのかもしれない。 でもママは 『おなかの中にいる赤ちゃんの力』 をこころのそこから信じてくれている。 わたしは、そう信じているママを、とてもいいな、と思う。 
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わたしは、自分の力で生まれてきたカゼに、よかったね、よくがんばったね、と言ってあげたい。 そして、その場に居合わせたわたしは、『ひとつのいのちが生まれ出てくるところ』 を見れて、とてもよかったと思っている。 だって、今でもカゼのことが 『わたしの赤ちゃん』 のような気がしてならないもの。 カゼってほんとうにいやな弟で頭にくることも多いけど、でもやっぱり、わたしはカゼのことが、だい好き。 わたしがそんな風に思うのは、カゼが生まれてくるところを、わたしがこの目で見たからかもしれない。
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ママは、赤ちゃんが自分のカラダの中にいるときの時間が、だい好きなのだって。 カラダはあちこち不調をきたすし、どんどこ重たくもなってくるけど、それでも 『もうひとつのいのち』 が自分のカラダの中にある、という時間はとても尊くて、かけがえのない時間だと思えるらしい。 カゼがおなかの中にいた時は 「おちんちんがわたしのカラダの中にあるんだわ~」 てそれがものすご~くうれしかったんだって。 つわりがひどくて、おまけに真夏で、すごくつらそうだったのに!
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赤ちゃんのちからを信じる。 赤ちゃん、といっても、すでにひとりのひと。 そのひとのことを、まるまる信じる。 そのひとは、きっと自分で自分の生まれてくる場所を選ぶはず。 これ、ママの信念。 ふふふ、ママの言うこと、ほんとうだよ。 だってわたしの時はわたしがクリニックにしよう、て決めたんだもの。 クリニックに話を聞きに行った時、ママに、「うみちゃ~ん、ここ、どうかな~、ここにしてもいいかな~」 て聞かれたとき、「うん、ここにしよう」 て答えたんだもの。 

これから、生まれてくる赤ちゃんが、それぞれに、自分で選んだ、思い通りの場所で、生まれてきますように。
Commented by coco at 2007-10-22 21:31 x
ひょえ~、これだけ読んでるとなんか肝っ玉かあちゃんみたい
なんだけど、すごいパワフルだね。 私なんて、そのときが来たら
迷いもせず清潔な設備の整ったクリニックにいくとばっかり思って
いたのに・・・・
しかし、、、うみちゃんが生まれた場面、未経験者にはかなり
衝撃的なんだけど・・・・
Commented at 2007-10-22 22:54
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by させ たもつ at 2007-10-23 00:20 x
志乃さんのブログから 横から お邪魔します。(笑)

佐世保の海、いいですよねえ~。
毎日 白南風町の家から 佐世保湾を見下ろして育ちました。
今は、高層ホテルやマンションで景色が悪くなってしまいましたけど。

佐世保の人のブログを探したことがあるんですけど、
まさか フランス在住の方が 見つかるとは・・・

Commented by kyotachan at 2007-10-23 19:40
coco さま
あれえ?! ここちゃん 知らなかった? わたし ばりばりの 肝っ玉かーちゃんよ あっはっはっはっは~
うん 清潔な設備の整ったクリニック いいんでない? そこで 生むことが ここちゃんと 赤ちゃんにとって 居心地がよければ それで いいんだよ ふふふ 赤ちゃんが 決めるさ~
わたしが 経験した クリニックのお産は 「ベルトで陣痛の波を確認して」 「その 波にそって 妊婦さんに 力ませる」 という 方法だと 思うんだけどね それで それを いいな と 思う 妊婦さんも いると思うのよ だって このクリニック 佐世保市でものすごく 人気にあるクリニックだったのだもの でも わたしには 合わなかったんだよねー 
まあ クリニック と 一口で言っても その 方針内容は さまざまだろうから ここちゃんの お望みどおりの クリニック に 出会えるといいね
Commented by kyotachan at 2007-10-23 19:46
かぎこめさま
なぜに かぎこめ なのだ? 
うんうん そうなのですよー 長女は佐世保生まれ あはは ほーんと お会いできたら よかったですね
実はもうすぐ 出産なさる方がいらして その方に 自宅出産 は どんな感じだったのですかー と 聞かれたので わすれてしまう前に 書いておくのもいいかなー と 思って 書き出したんですが 書いているうちに 次から次に いろんなことを 思い出してしまって こーんなに 長くなってしまったんです あははは こんなに長いとだれも読んでくれないかも と 思っていたんですが 読んでいただいて うれしかったです どうもありがとう
そうですよ~ お父さま お母さま 自然にいけば 先に 死んでしまわれるのですから 今の内に たくさん 甘えておいた方がいいですよ~ 
Commented by kyotachan at 2007-10-23 19:54
させ たもつ さま
お! 早速 いらっしゃいましたか! どうもどうも はじめまして どうぞよろしく
佐瀬 たもつ て めっちゃ 本名 だしてるわけ? この人? と 思っていたら なんと! 佐世 保 でしたか! あはははは 笑いましたよ でも 故郷 て 離れれば 離れるほど いとおしい場所 に なってくるみたいですね わたしは たもつさんとは 正反対 限りなく 佐賀に近い ど田舎 で 育ちました 市役所のそばの 英語塾 に 通っていたんですが 「ええっ?! どどど どがんやってきたと? ・・・ ひ ひこーき ・・・ ?」 と言って ばかにされたくらいです ふ ・・・ 今や はなくそ に わらわれた みみくそ だったのね わたしは ・・・ と わたしをばかにしたやつを かわいそうに思うくらいですが
『ça ! c'est beau ! (サ セ ボー=これは いい)』 ふんっ フランス語でも 佐世保 て いうんだぞ
Commented by させ たもつ at 2007-10-24 00:36 x
あはは、そうですねえ。
私は 佐世保南高校だったのですが、三河内とか波佐見あたりから来ていた同期生は 今でもそういう話を楽しそうにしていますよ。
早速、その南高の同期生のMLで このブログを紹介しておきました。 おじさん おばさんが 読みに来ると思います。

私の親父は元々は 佐賀の藤津郡塩田町の出なんです。
母は鹿児島なんで、佐世保は 戦後ですね。

サセボ は フィリピンにも ありました。
sa Cebu です。 「セブの~~」というフレーズが
サセボ と発音されるんです。

では、可愛らしいブログ、たまに寄らせていただきます。
Commented by とまと at 2007-10-24 10:31 x
出産ってドラマなのよねェー
とまとも 妊娠大好き!
でも三回が限界だったわァー



Commented by kyotachan at 2007-10-24 17:02
させ たもつ さま
ちょちょちょちょちょ ちょっとおおおおおお すすすす すんごい やばい 気がしてきた
三河内 て 三川内 て 書いてよ~ えええええええ~?!
おじさん おばさん て それ 同級生 だよ まじで もう めっちゃ はずかしーよ 君のところ コメント 残せないよ フランスのさせぼ人 て あんた ・・・ 
Commented by kyotachan at 2007-10-24 17:04
とまと さま
でしょー でしょー でしょー 出産 いいよねー いまでもさあ 妊婦さん 見ると 「ああ これから 生むんだなあ」 て ジェラシー 感じてしまうのよ あはは ばかだね ほとんど
三回目 ほんと わたしも これ以上はもうだめ ぜったい これで終わり て 思ったんだけどねー だから 結びの一番 で 「結」 て つけたんだけどねー まだ いたんだなー 「空」 てやつが 生まれたがっていたんだなー 
Commented by させ at 2007-10-24 23:39 x
あははは、 三川内 やったばい。 なんか違うばってんねえ~って思いながら 調べんやったけん。 地名はいっちょんわからん。

ところで、ニースだったら、 ニースのビーチの近くの丘の上に テキサス インスツルメンツって会社があるでしょう?
私は その会社のバギオ工場で 働いていたんですよ~~ん。

じゃ、また くっけんね。

Commented by kyotachan at 2007-10-25 05:23
させ さま
・・・・ 今 しのさん家へ行って来ました 
六十九年卒 て わたし 三才 じゃないですか ・・・ !
だだだだだ 大先輩 じゃあ ないですか ・・・ !
ささささささ させさん ・・・ 画面から漂ってくる 空気 若すぎますよ ・・・ てっきり わたし 後輩 だと ・・・
おばちゃん おじちゃん 来てくれますかねー こーんな しょーもない ニース ブログに ・・・
テキサス インスツルメンツ ・・・ 初耳です ちょっくら チェック 入れときます
また おいでくださいませ
Commented by とまと at 2007-10-25 10:37 x
妊娠 出産が クセになっちゃって 幸せすぎて
永遠に産み続けてしまいそうだったから
産後入院のついでに 産めないようにしちゃったよ

でも 赤ちゃんいない生活 寂しいから
動物苦手なのに 犬飼っちゃって後悔してるの

kyotachanも 空ちゃんのウンチも拭けなくなって
ぜーったい!寂しくなるよ!

そんな時は アニマルデビューしてね!



Commented by kyotachan at 2007-10-25 20:29
とまと さま
とまとさん 赤ちゃん 好きなんだねー うん わたしも なんつーか 生まれたばかりの もう できたてほやほや の 赤ちゃん たまらなく好きー すぐ 歩くようになっちゃって すぐ 憎たらしくなっちゃうんだよね
犬 いるの? わたしたち 「動物」 は ぜったい やめようね てことで 夫婦一致団結 しているの 夫は 動物慣れ してて だからこそ 「そのたいへんさ」 を 知り尽くしてる人 旅行に出かけるときがたいへんだよね わたしは 動物をちゃんと飼ったことがなくて 自信がない ていうか 赤ちゃん 五人もいたら (五人 だよね だよね だよね) もう これ以上は結構です だよー 
空のうんち ふけなくなっても まーったく さみしくない もー くちゃくてくちゃくて 鼻 曲がりそうだモン 早く 解放されたいよ
てなことで アニマルデビュー は ありません あしからず
Commented by tomoko at 2007-10-27 23:48 x
こんにちは富重です。実名で出てきました。(^^)かぜ君が生まれたときのこと、昨日のことのように覚えてるよ。お産っていろんな事が起こってくるから同じ人の出産でも毎回違うよね。かぜくんの入院はそれはそれはつらかったと思います。パパも病院の帰りに疲れ果てて『フランスのママの作った**たべたい」とぽそっと話されていて、やっぱりしんどいときにはふるさとのママの味なんだなぁ、と思ったのもよーく覚えています。赤ちゃんのふわっとした、柔らかさと、でもずっしりとした命の重さがたまらなくいとおしい。助産師はこの赤ちゃんの魅力と、母の強さ、に魅せられた人たちなんだと思うよ。
相変わらずいろんなところに出没しつつ元気にしてます!
Commented by kyotachan at 2007-10-28 03:51
tomoko さま
トミシゲさ~ん お元気ですか~ 来てくださってありがとうございます~ 本当はもっとすっきり アキコさんの お母さまが安心して自宅出産への心準備をされるよう と思いつつ書き始めたはずだったんですが 書いているうちに ああそうだったこうだったあんなことがあったんだった て色んなことが思い出されて なんだかこてこての長々の文章になってしまいました ま 所詮 わたしの思いつきブログ ですからねー まあ これはこれで 「覚書」 として いいかなー と 開き直って 載せてしまいましたー アキコさんからは なーんの 反応もなく ・・・トミシゲさんに 会ってみようかなー と おっしゃっていたんですが お会いになりましたかー? いいお産をされるといいなと思っています さて夫に「あの日 君は一体なにを食べたかったの」 と聞いてみました 「いやー そういう 場面があったのは覚えているんだけど何が食べたかったのかは思い出せない」 とのこと ・・・ ザンネン ではでは ますます 赤ちゃんパワーで 元気いっぱい 時間ができたら ウチで一服 また いらしてくださいねー
Commented by とまと at 2007-10-29 10:33 x
大きくならない赤ちゃん 産みたい!
Commented by kyotachan at 2007-10-30 16:43
とまと さま
とまとさん ・・・ あなたって ・・・ 
でも 想像してごらん あかちゃんが ちいとも 大きくならなかったら ・・・
発狂 するわよ きっと 
Commented by とまと at 2007-11-01 10:14 x
んなことないよ!
後を追っかけないといけない1歳児や
文句タレタレの中学生にならない ホヤホヤの新生児!
ソファに寝かせておいても 寝返りもしないの
癒されるよォ!
Commented by syo-mama at 2007-11-06 03:35 x
ごめんなさい!実はすぐ日記すぐ読んで母にも読ませました!どうもコメントを送り忘れたようで、今日もう一度読み返していたら私のコメントが入っていない!と。。。そのとき確認しなくてすみません。

日記。ものすごく感動しました!赤ちゃんってママやパパを選んで出ててくる、って聞いてたけど生まれてくる環境も選ぶんですねえ。母も日記を読んだあとは何も言わなくなり、多分私の希望通りにしてやろうと思ってくれているようです。
ありがとうございました~。
先日富重先生にお会いしました。すごく暖かいかたで、あ~日本に帰ってきてひとみ助産院で産みたい!なんて思ってしまいました。先生にも言われましたが、助産師さんとの相性はとても重要だから、お産のために帰ってくるのもひとつの選択肢かなと考えています。パリの助産師さんはどんな方かな~楽しみですが言葉の壁が心配で
す。

長くなりましたが、お詫びと感謝感謝のコメントです!アキコより。
Commented by kyotachan at 2007-11-06 21:08
とまと さま
わかる わかるよー わたしだって 新生児 見かけたら つい 抱かせてー て 寄ってくし あの な~んつ~か もう ほやほやの できたての感じ? ものすご~く 好きだけどさ 癒される てのも わかるけどさ でも やっぱり それは 「ほんのちょっとの時間」 だから そうなのよ ずーーーーーーーーっと あのまま で いられてごらん やっぱり わたしたち 気 狂っちゃう と 思うわ うん
Commented by kyotachan at 2007-11-06 21:16
syo-mama さま
いやー やっと 来てくれましたか 今かいまかと 気をもんでおりました 
アキコさんと アキコさんのお母さまが 書くきっかけを 与えてくれたので どうだったかなあ と でも 書き出してみたら いろんなことが 思い出されて ああ これも あれも と 盛り込んでしまって なんだか ごちゃごちゃ まとまりなくなってしまいました ちょっと これはどうかな と 思ってもいたんです でもまあ これは わたしのための記録 でもあるのだし いいやいいや これで! でも 長いから 読んでくれる人 いないかもなー とも心配していたんです お母さまも読まれたとのこと これで 決心がつかれたのだったら 本望です よかったですね トミシゲさんに 会われたんですね わたしも大好きな方です そっかー お母さまがいらっしゃるのだから 日本で産む という選択肢もあるんですねー おなかの赤ちゃんとよく話し合って いちばんいい 場所でお産されるように 祈っていますね 
引越しの時期 や 住所が決まったら メール くださいね 助産婦さんに だいたいの目安をつけておいてもらいたいので その時点で 連絡を入れておきます また
by kyotachan | 2007-10-22 10:25 | 吐 き 出 す | Comments(22)

南仏・ニース在住。フランス人元夫の間に一男三女。

by kyotachan
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