règles へーグル/ 生理

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毎度びろうな話ばかりでおはずかしいのだけれど、
このブログには最初からずっと、好きなことを書き散らしてきたのだ。
こうなったらもうとことん、書きたいことを書いちゃうもんね。

生理である。

十二のときに初潮をむかえたから今年でちょうど四十年になる。

とはいっても妊娠中と授乳中は生理は来ないから
二年くらいは生理の空白期間ができる。

次女と三女のあいだには生理がなかった。
生理を待っていたら妊娠していた。

いまから思うとそれは、生理から開放されたすてきな数年間だったのだ。

長女の卒乳のあとか、あるいは長男のそれだったか、
久しぶりに生理があり、生理ナプキンを買いに行ってびっくりしてしまった。

それまでは生理ナプキンといえばロリエと決まっていた。
それが突然、といっても実際には二年くらいの開きがあったのだろうが、
なん十種類ものナプキンが売られていて、売り場でほんとうに困惑した。

けっきょくほんとうに頭が痛くなって、その足でママ友に相談した。
「高いけど絶対にいい」というナプキンにした。
ウィスパーだったかな?

ニースに来てからは Always を愛用。

フランス語で生理は règles へーグル という。
語尾の s をとると発音はそのままで定規という意味になる。
きちりきちりと測ったようにやって来る、からそう呼ばれるのか
語源のゆえんはわからないけれど、
わたしの生理は最初からいままでずっと、基本的に不規則なままだ。

最初のころ、何度パジャマ、およびシーツを赤色によごしてしまったことか。
それも一度として自分で洗濯したという記憶がない。

母親に報告しさえすれば、それはいつの間にかきれいにされていた。
なんということ!

お母さんありがとう。
とお礼をいった記憶さえない。

いやほんとうになんということ。

生理痛は激しいほうで、学校を、中学校のころだと思うが、生理を理由に休むことがあった。
下腹に来る、なんともいえない重たい痛みで、母親もそうだったらしく、「しょうがなかね」と休ませてくれた。

その頃よく言われたのが「結婚すれば少しは楽になるよ」だった。
結婚すれば、というのはつまりはあれをすれば、ということなのだな、
と思ったのだけど、つまりはこの場合の結婚、というのは出産をさしていたらしい。

経産婦になって確かに、生理痛は軽くなったかもしれない。
そして何度かは、比較的規則的に生理が来たことがあったかもしれない。

それでもわたしの生理は一日目の出血がいちばん激しくて、
だから相変わらず下着をよごしてしまうことは多かった。

そして最近、ここ三年くらいだろうか。
出血量がそれまでのものより増えた。

痛みもしばらくは軽くなっていたのだけれど
ここへきて再び重くなった気がする。

それも不思議なことに生理のはじまる前々日か前日に痛みがはじまって、
「お、これはいらっしゃいますね」と生理の到来が予期できるようになったのだ。
いままではそんなこと、これっぽっちもなかったのに。

そしてなんだかこんなこといままであったっけ?
と思うほどに、トイレで血まみれになってしまう、という場面が増えた。

量が多いからタンポンを使用することも多いのだけど、
そのタンポンを引き出すときに血の重みでタンポンがたわんで
便器から床から下着からGパンまで血にまみれてしまったことがある。

なななな、なにこれはっ???

一瞬にして血の海と化した小さな個室で
情けないやら悲しいやら途方にくれる五十をすぎたオレひとり、いま、ここ。な状態。

タンポンで血を食い止め、便器と床の血をトイレットペーパーでぬぐい、
Gパンを脱ぎ、下着を脱ぎ、そろりと廊下をのぞいてから、
そのままの格好で風呂場で衣服を水洗いする。

誰か殺したみたいやん。

いやもう、ほんと、なんでこんなことになってるのん。

さらに信じられないことに、こんな悲惨な目には一度あえば充分なのに
トイレ中が血に染まる、ということがこれ以降何度もある。
まじでなにやっとるの、という感じ。

さらに気がつけば、生理の間隔がひと月に一回どころじゃなくなっている。
いつも二十五日くらいで次の生理がやってくる。

間隔が広くなるならまだわかるが、狭まるってこれは。

最後のあがき?

毎月カレンダーをにらみつけて先月は十日にはじまったから今月は、
などと日数の計算をおこたらず、かばんの中には常にかえのパンティ一枚、ナプキン。

準備万端ととのえていたら、今月はひと月を一週間こえてもまだ来ない。
おおっ。ついにオレにも閉経というものがやって来たか。

と身構えていたら下腹部にどどどどーん、と鈍痛。

お、来るか、来るか、と待つこと二日。
今月もまた、やってきた。

血が流れ出す前の痛みが激しい。
流れ出すと痛みも和らぐ。

や、すみません。
ほんとうにびろうとしかいいようのない話。

という、おちなし、徳なし、得はもっとなし、の話でごめんあそばせ。


















写真は2013年の公園。ぼんやりと見えるのは我が家の三人のレディーたち。
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Commented at 2018-05-17 01:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kyotachan at 2018-05-17 04:04
かぎさん、
うわー今回の記事はもう、いつにもまして誰からも読まれないと覚悟していたからコメントをいただけてうれしい~。どうもありがとう!
かぎさんとわたしっておない年だったよね?そうかあ。十年も前に同じようなことがあったのだ。なんだかめちゃくちゃほっとする。友人にも「外出ができないほど」という話を聞くにつれ「わたしだけではない」って安心していたのだけど、なんだかもう、とにもかくにも吐き出したくて。いまの状況を。しかし「生きるか死ぬか」の気持ちにさせられる出血っていうのもすごいね。いま、生きていてくれてほんとうによかった。わたしはいまのところまだ、一応は規則的にきてるんだよねー。昨日もまわりの、ちょっと先輩のマダムたちに「そんなに出血してるからあんたはまだ若いのよ」と言われてそんなもんかと思ったり。早くに閉経した人が骨粗しょう症になったと聞いたり。六十を過ぎた人がアイドルに熱をあげて生理が戻ってきた、なんていう話を聞くと、今の状況はよろこぶべきことなの?と自問したり。悩める年齢に突入しております。
Commented by dangomama46 at 2018-05-17 12:37
私の場合は 46歳で上がってしまって覚えてないくらい、さっぱりしています。上がる直前は 不規則で、大量に出て膝くらいまで流血してしまって困ったことがありましたが、黒いスカートだったので幸いだったような、あいまいな記憶です。こういう発言ってしたほうがいいと思います。別にかくすことでもないし、悪いことをしているわけでもないし。私は、早く上がり過ぎてちょっと、不安です。長女が生理痛ひどくて困っていますが、なぜか、好きではないけど長女は納豆を毎日食べております。。
Commented by kyotachan at 2018-05-17 22:54
だんごさん、
四十六、というと六年前ですか。早いなあ。そうそう、わたしもなんか、おなら?が出た?ような気がして、それと同時になんか、ふきだしたような感じでいや~な予感がしてGパンを脱いだら血が太もものところをよごしていたことがあった。どうやってパンツのすき間から血が流れ出すのか不思議。もうなんか、なにもおどろかないぞ、という境地に達していますわ。
by kyotachan | 2018-05-17 01:32 | 喜 怒 哀 楽 | Comments(4)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族
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