2017年 12月 27日
bottes de pluie ボットドゥプリュイ/ 雨靴
昨日の夜から降り出した雨。
今朝になっても降りやまず、午後からは雨足が強くなった。
十一月から十二月のクリスマス辺りまでは雨なことも多いのだが、今年は晴れの天気が続いた。
雨よりも晴れているほうが気分的には楽だ。
ただ、どこかで読んだ一節、
「雨が降ると『天気が悪い』というのはおかしい。ただ、雨が降っている天気というだけのこと」
という一文(うろ覚え)が、頭のどこかにひっかかって妙に納得させられしまった。
雨だからって悪いことは何もない。
雨が降るのは、特に雨量の少ないこの辺りでは、ありがたいことなのだ。
足先が冷えるたちで、だから雨の日には雨靴が欠かせない。
数年前にひざ下までもある雨靴を買ってからは雨の日の外出ががぜん、気楽になった。
靴底にはぽわぽわの温かいソールを入れて快適快適。
普通の靴をはいているときには気がつかなかったことなのだが、
雨靴をはいていると、ひざの辺りまで水しぶきがかかってくるのがよくわかるようになった。
ビニールだと雨粒がよく見えるのだ。
そうなると、上着とひざまでの部分、つまり太ももの部分がぬれてしまうのが気になってくる。
丈の長い上着を着ればいいのだが、あいにく雨の日に着たくなる上着を持ち合わせていない。
雨しぶきを受ける太ももを見つつ、こりゃあ次は漁師用のつなぎでも買うしかないな、とひとりで笑った。