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petit monde プチモーンド/ ちいさな世界







petit monde プチモーンド/ ちいさな世界_f0136579_18555978.jpg


わたしは、本の末尾にある「あとがき」が好きだ。
たいてい、解説の前にあって、その本を書いた作家さん本人によって書かれた「あとがき」が。
ちょっとしたきまぐれで、わたしも「あとがき」のようなもの、を書いてみることにする。

恭太の話を書こうと思ったのは、
ある夕食時のことだった。

わが家の食卓は、居間の片隅にあるテーブルだ。
台所は、トイレをはさんだ別室にある。

「料理の匂いが部屋に流れてくるのは耐えられない」
という理由らしいが、
台所と食べる場所が離れている、というアパートはめずらしくない。

わたしたちがここへ来る前に住んでいたアパートは、
オープン・キッチンで、カウンターで台所とテーブルが隔てられてただけで、
わたしにはとても使いやすかったし働きやすかったのだが、
いかんせん、賃貸アパートで生活しているものにとっては、
今ある現状で妥協しなければならないということはたくさんある。

わたしは料理をしながら、家族のコップやおはしや(あるいはフォークやナイフを)
台所にある小さなテーブルに並べていく。

塩・こしょうや、ふりかけなど、その時の食事によって、
テーブルに並べるものはちがうけれど、
とにかく、毎回、食べるための食器や道具を並べなくてはならない。

料理中に、子どもたちに声をかけ、
その時に一番お腹がすいたものが、
まずテーブルをふいて、
正確にいえば、テーブルをふかされる羽目になり、
なおかつ、
わたしが小さなテーブルに並べたものを
運ぶことになっている。

誰もやりたがらない日もあるし、
四人が四人ともかいがいしく働いてくれることもある。

誰もやりたがらないときは
長女の名まえを大声で呼ぶ。

こういうときはいちばん上、というのはソンなのだ。

そして出来上がった料理も子どもたちに運んでもらう。
食事の後は、自分が食べたお皿などの食器は、自分たちで下げる、
というのも、いつの間にできあがった我が家のきまりごとだ。

その日は、食事が終わって、
子どもたちは自分たちの食器を自分たちで下げ、
わたしはまだ、食べ終わっていなかった。

ふと気がついたら、夫の食器だけが、
テーブルに残っているのが目に入ったのだった。

わたしは妙に腹が立った。
ああ、なんてやさしさの足りない人なのだろ、と。

子どもたちでさえ、
それがわたしにいい聞かされたことであったとしても、
こうして、食器を下げるのに。
あんたは、それもしないのか、と。

それでも、わたしはその気持ちをぐっと飲み込んだ。
一日中、外で働いてくたくたになって帰宅した夫を、
ただ単に、お皿を下げないからという理由で、
さらにくたくたにさせるのはあんまりだ、という理性が働いたし、
これは何も今日はじめてのことじゃないのだから、と。

わたしは腹立ちを少しでもやわらげるために、
いつものようにエプロンのポケットに入っている文庫本を出して、
ワインの残りを飲みながら、それを読み始めた。

なにがきっかけだったかわからないのだが、
わたしは突然、ほんとうに突然、思い出したのだ。

長女の妊娠がわかってすぐの頃、
かかっていた医者に、
「赤ちゃんに障害があるかどうか、わかる検査がるけれど、どうしますか」
と聞かれて、すごく狼狽したときのことを。

そしてそれを夫に相談した時、
いきなり夫がものすごい勢いで怒り出して、ビックリしたことを。
そして、そのことばが、とてもうれしかったことを。

ああ、あの時は、ほんとうにうれしかったなあ。
わたしは、すっかり忘れていたその時の気持ちを思い出して、
おもわず笑ってしまっていた。

それを、自分のお皿も片付けずに、ソファに横になり、
テレビをつけようとしていた夫に見られてしまった。

何を笑ってるの、と夫に聞かれた。

なんでもない、と答えたかったのだが、
夫はその答えをすごく嫌うので、
仕方なく、正直に、その時思い出していたことを話した。

覚えてる?そう聞くと、

いや、全然覚えてない。
でも今そう聞かれても、同じように答えるよ。
ボクはそう思ってるから。
と夫は言った。

ああ、わたしはやっぱり夫が好きだな、と思った。

この気持ちを書きたいな、と思ったのだけど、
それではあまりにもおのろけで嫌だな、
と思い(結局ここに書いているのだけど)
それじゃあ、作り話として書いてみようか、と思って書いたのが、
恭太の、話。

そこにどうして偽善者や不幸な人、ということばを持ち込みたくなったのか、
今では自分でもわからなくなってしまった。

実は一話を書いたとき、
自分の中に違和感がわいてきていた。

こりゃあ、小三の子どもとの会話ではないな、ということ。
わたしはわが家の子どもたちを基準に考えることしかできないけれど、
これは実際に子どもをもつ人から、つっこみがはいるだろうなあと覚悟していたのだった。

そのつっこみがなかったために、
ああ、結構、こんな感じでいいのかな、と思ってしまった。

そして、ゼッタイにこんな長時間、母親と話し込むのは不自然だ、
という思いを無視して、恭太と史子に、いつまでもいつまでも、
おしゃべりを続けさせてしまった。

やっぱ、ヘンでしょ、これは。

わたしのブログを読んでくれている人の数は驚くほど少ない。
いや正直にいえば、驚くほど、ではなくて、嘆きたくなるほど少ない。

正確に言うと読者数を知ることは不可能で、
その日にあったアクセス数しかわからないのだけど。

そんな中で、わたしは好き勝手なことを書いて、
そして、何らかの反応をいただくことはやっぱりうれしい。
作家になればいいのに、というコメントをいただくと、
うぬぼれる、ということとはほど遠く、
いやね、作家になれるほどの人たちに読んでもらっているわけじゃないので、
と思わず赤面してしまう。

今日の記事の冒頭に「あとがき」らしいものを書く、
と書いたときも、
なーんだよ、えらそうに、
と思われた方がいらっしゃるかもしれないが、

わたしはここでどんなにえらそうにしようが、
どんなに「オレさま」的なことを書こうが、

それはもう、笑っちゃうくらいに、小さな小さな世界の中でのことなのだ。

だからね、
もっと辛らつなコメントを、たくさんもらえるようになりたいなあ、
とこころから願っているのだ。

小さな世界で、
ものすごく少ない読者の中で、
もちあげられて、
いい気になってしまう自分が、情けない。

五十を意識する年齢になってやっと、

書きたいぞ。
書いてみたいぞ。
書くぞ。

とあがいてみることにしたわたし。

そんなわたしの書くものをいつも読んでくださってどうもありがとう。

「あとがき」の最後には、
たいていその本を出版するにあたってお世話になった方々に、
作者からお礼のことばがそえてある。

わたしは、今、この画面の向こう側にいるあなたひとりに、
深く深く、お礼をもうしあげたい。

ほんとうにどうもありがとうございます。























また、書くので。読んでくださいね。オネガイね。ぶちゅ。>あ、これはいらないって?
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言い訳したような気がしないでもないですが。あはは。ま、いーじゃーん?

恐れ入ります
Commented by somashiona at 2010-10-12 20:18
ブログではどんなに「オレさま」的なことを書いてもいいんじゃないかと思います。何を言おうと自由だし、読みたくない人は読まなければいい、それだけだと僕は思っています。
ウケを意識して書いている文章より、心のなかからそのまま出てきた言葉に触れたとき、ブログっていいなぁとよく思ってしまいます。

「この画面の向こう側にいるあなたひとりに」たぶん皆が、これは私のことに違いない、と思って大喜びしているはずです。赤面
Commented at 2010-10-12 20:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by candybowl2 at 2010-10-12 21:20
キョ―タさーん 「あとがき」とっても良かったですよ~!

なんかすごくじーんて来ちゃいました。

私、3人の子供がいますが2度も流産経験あります。
なので本当に子供を産むということに関してはいろんな
こと考えたし、涙もしました。
なんかあのころの自分に読ませてあげたいなって素直に
今思っています。

読者数少ないのですか?
意外です。
もっともっとたくさんの人にキョ―タさんの記事を
知ってもらいたい。

つづきます
Commented by candybowl2 at 2010-10-12 21:21
わたしここにきてから自分のブログに戻ると
なんて中身がないんだっていつもがっかりしてしまうんです。
仕事がら 「本音」を隠さなければいけない場面も多くて
いつも人の目を気にしながら文字を打っていますので
時々 本当の気持を正直に綴りたい感情を抑えながら
書いています。

なので代弁じゃないけど 思ったことを
そのまま文字にできるキョ―タさんがちょっぴり
羨ましくもあり・・・

これからも楽しみに伺わせてください。
本当にここ数日とてもいい気分になれました。

前回のコメントに書いたもやもやも消えました。
あの先生からのコメントもキョ―タさんの演出だったら
粋だな~と思っています(笑)

私もお礼をいいたいです。
ありがとうございました!!
Commented by Ginger at 2010-10-12 23:40 x
私の小説の読み方は、頭で情景を浮かべながら読み進めるのだが、今回はその情景がなかなか浮かばなかった。それは、私の興味の対象が、小学生で偽善という言葉を知っている三芳君の頭の構造とかどうしたらそんな言葉を知りえる機会があったのか、、そちらの方になってしまったからだと思う。
<2>では、もし丸田先生が本当の偽善者だとすれば、史子ちゃんの無視をやめたのは、彼女の気が済んだからじゃないのかなと意地悪な見方をしました。そして<2>を読み終わった後は「我以外、皆我が師なり」という言葉を思い出しました。
自分の書きたいものが本当に書ければそれでいいんじゃないかと思います。読者の感想は読者に任せておけばいい。後でいくらでも修正、手直しできるから、Kyotachanさんは、ひたすら書いて書いて書きまくる。今回も長い物語を読めて嬉しかったです。本当にありがとうございました。Kyotachanさんへの感想文をどんな言葉でどんな風に書くか、それを考えるのも私の楽しみの一つです。
Commented by kyotachan at 2010-10-12 23:53
☆somashiona さま

あ、すみません、ほんと、今読み返すと、削除したいくらい、なんかいい気になって書いてるなあって。
力、入りすぎてて、なんなのよあんんた、て自分につっこんどきました。
そう、ブログ、て自己満足、が根底にあって、自分が気持ちよければそれでいいじゃん、て世界ですよね。
そこには「共感するひとだけ」が集まってくる。そうでなければ入ってこなければいい。
だから、批判的なコメントをもらったときには「ムカ!じゃあ来ないで」て思うんだけど、でもよおく考えたらこれってものすごくありがたいことなんだなあって。共感できなくても読んでくれたんだ、そしてコメントまで残してくれたんだ、みたいな?あ、マナブさんはね、ほんとに、そういう「わたしが嫌だなて思うコメント」、どんどん、してもらわないと困りますからね。ちゃんと成長させてくださいね。赤面
Commented by kyotachan at 2010-10-12 23:56
☆かぎさん

沈黙してるってことは、おもしろくないんだろなあとは思ってたのよ。なんか、あんた、マジでなにさま?て思った?
そっか。一人称ね。なんか、豪腕編集者が味方にいるって感じ。笑
いつも読んでくれてどうもありがとう。あ、そうそう、最初、登場してたのよ、あなた。長すぎて削ったところにいて、ま、いっか、と。笑
Commented by kyotachan at 2010-10-12 23:58
☆candybowl さま

流産経験のある女性ってめちゃくちゃ多いですよね。実はわたしはないんです。ひとり目のとき出血して、切迫の恐れがある、といわれたことはありますが持ちこたえたみたいで。わたしは一年の治療のさきに妊娠したので「流れるかも」という恐怖は、今も忘れません。会社、一週間、まるまる休みましたもん。
読者、増えないんですよねー。てか、増やす方法もわからないけど。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 00:02
☆candybowl さま

あら!じゃああのブログってネコかぶってるのねっ?!だったら本音のブログ、立ち上げてみたらどうですか?ふたつのブログを持つのはたいへんかもしれなけど、でも、本音をぶつけたくなったら書く、という感じで。もちろんお店の名まえとか一切出さないの。もしできたらこっそり教えてくださいね。
「まるたのいいわけ」をわたしが書いたとしたら、わたし相当な才能をもってるやつだと思う。
こちらこそ、どうもありがとう!また読んでくださいねー!
Commented by kyotachan at 2010-10-13 00:08
☆Ginger さま

ああ!失礼なメールを送ってしまったんじゃないかな、もうわたしのブログなんか見たくもなくなっちゃったんじゃないかなあって、なんだかそんな気がしてました。読んでくださってありがとうございます。いや、恭太はね、知らなかったんです。知っていたのは山下くんの方で。この子はおばあちゃん子で、難しいことばをよく知っていて、それを友人にひらけすのが好きなんですよ。、、、、てところは書いていませんが。汗。いやあ、書いて書いて書きまくる。そう言っていただくと、ほんとうに書いて書いて書きまくろう、て勇気がわいてきます。どうもありがとうございます。昨日「ここに地終わり海始まる」を読み終わりました。まだまだ読んでない本が積み上げてある、という状況はもうそれだけでしあわせです。どうもありがとうございます!
Commented at 2010-10-13 00:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 00:14
☆at 2010-10-13 00:11 かぎさま

まあ、読んでくださったの?どうもありがとう!うん、また書きます!ちょっと、視点を変えて同じものを書いてみようかな。
Commented by 再登場Ginger at 2010-10-13 00:54 x
そうだ、山下君だった。Kyotachanさんにちゃんと読んだのかしら?と思われても仕方が無いですねえ。うん、これから登場人物はメモしながら読みますね。私の感想文がとんちんかんにならないように。
いえいえ、メールのこと全然気にしてません。ただモノグサで返事を書かなかっただけです。本をもらってくれるだけで有難いです。ただ、あまり負担にならないように送りたいなと思ってます。だってKyotachanさん、お鍋かき混ぜながらでも読むらしいから、Kyotachanさんの家族に恨まれるような気がしたんです。おかーさんは、私達(ごはん作り)より読書が大事、、と思われるでしょ?
Commented by tchiguma at 2010-10-13 05:32
全章、興味深く拝読しました。
大きなお話でした。いろいろ考えさせられますね。

ちなみにうちの母も、姉と私の間に2度の流産を経験しています。だから私も物語中の恭太くんと同じで、3度目の正直で生まれてきたのかしら?そういう風には考えたことなかったので興味深いです。十何年も昔に、一度だけ、夢で4人兄弟だったことがあります(実際は二人姉妹)。私と姉の間に、兄が二人いる設定の夢でした。2度の流産のことは話には聞いていましたが、気にしたこともなかったので起きたときには自分で驚きました。母に話したらただ「へぇ~」とだけ言っていました。

長々と物語の感想以外のことを書いてごめんなさい。次作も楽しみにしています!
Commented by candybowl2 at 2010-10-13 07:02
あははは 猫かぶってる・・・わけではないんだけど
本当はもっともっといろんな話を書きたいけど
書けないってところでしょうか。

仕事柄いろんな方がみているし
ある意味少なからず注目されるような立場なので
例えば子供の話を書くと 子供の話かくなとかいわれちゃう
ような時もあって ほんと因果な商売です。

だから「あたりさわりないように」とついつい
無意識に思っちゃってるんだろうな~。
でも仕方ないですね^^;

本音ブログ、立ち上げようかと思ったことは
正直あるんですよ~

その時は真っ先に教えますね(笑)
Commented by miho-1722 at 2010-10-13 07:47
最後の「ぶちゅっ」いいですね♪
ずっとずっと昔からkyotachanのブログを読んでいました。
今までいくつものブログを読んできているけど、
「お気に入り」に入れて、いつもチェックするブログは本当に少しです。
kyotachanのブログの読み逃げファンからコメントを思い切って入れさせて頂くようになって、まだ数カ月。
そのうち、「ちょっと~、kyotachan何言っているの~」なんてコメント入れられるようになれたらいいなと思います。
(あっ、今回は全くそんな事思わず、色々な事が走馬灯のように浮かんできました。「いじめられて帰った時に母が抱きしめてくれたなぁ」とか)
Commented by lematinideal at 2010-10-13 11:07 x
kyotaさん
こんにちは!読ませていただきましたよ。
読み終わっていろんな思いが錯綜して
この気持ちをどうやって伝えたらいいんだろう?
とコメントを書きあぐねていました。
自分にもあった経験に重ねて読んでしまうのですが
やはり小学校3年のときでしたが
担任とクラスのお母さんたちともめたことあがったんですね。
その時のことを思い出しまして。
・・・・やはりここに書くのは恥ずかしいし筋違いな気もするので、
メールしま~す(笑)
Commented by tomatomatos at 2010-10-13 11:29 x
表現が上手みたい
とってもわかりやすい文章な気がするの
だって難しい本だと読むのやめちゃうから(笑)


Commented by nikatannn at 2010-10-13 12:14 x
久しぶりに来て、小説?まだ読んでないのだけれど。だんなのことを「あーこの人をあいしてるなー」と思った瞬間。
ある日、だんなが捨て赤ちゃん猫をひらってきて、10日間ほど世話をしていた。まいにち畑仕事にいくときには連れて行って、かわいがっていたんだけど、だんだん弱くなって。最後の日には、一緒に山登りにいって(登らせないです。フリースの胸の中に入れて)帰ってくるまで持ちこたえて、だんなになでなでされながら、心臓が止まって。私はそれまでにもこのまましんじゃうのかなーと思っただけでかなしくて、めそめそしてたんだけど、だんなは最後まで、世話することに集中してた。
でも動かなくなったとき、タオルに猫をくるんだあと、声を出さずに号泣してた。
それを見たとき、あーこのひとのことあいしてる と思った。彼に対する愛情が深くなったよ。
あ、で、今からキョータちゃんの小説、よみまーす!たのしみ。
Commented by kちゃん at 2010-10-13 13:09 x
キョータちゃん、こんにちは。

あのね、フィクション、ノンフィクション混ぜ混ぜだったらしいけど、
赤ちゃんに障害があるかどうかの検査の話ね、
絶~対、これは実際キョータちゃんのダーリンの話だと思ったよ。
ダーリンに出逢えてホントに良かったね!
私も、自分で選んだ障害だから頑張って乗り越えていくね。
Commented by greenlove at 2010-10-13 13:34 x
私も「書くこと」は好きなんですがなかなかその場所がありません。
特に私ぐらいの年齢になればなおさらです。
「書きたい」気持ちはお気に入りのブログにコメントすることでかなり消化されています。
下手でも短くても自分の気持ちを文にするのって爽快ですね
私も小説かいてみたーい!
でも余りにも平凡な人生で実体験が少なすぎ無理だなぁ。
想像力も乏しいし・・
我が家は今月48回目のアニバーサリーを迎えます!
愛してる・・なんて二人とも言えるような柄じゃないけどいままでつづいたのはやっぱり縁があったんでしょうね・・感謝!!
Commented by ゆのみ at 2010-10-13 19:39 x
今回はどっかに仕舞い込まないでくださいね。プリントアウトしようしたら「4」だけで12枚笑 ぼちぼち読みます。
ところで。
考え込んでる時にそのタイミングで重なるテーマでなげーのがくるんです。お休み前に読めないのはね、考えこんで寝られなくなるからです苦笑大抵kyotachanさんの記事upは日本ではねる時間になっているから。 
あっいい意味で、問題提起してくれる、ってことです。
 



Commented by kyotachan at 2010-10-13 20:41
☆Ginger さま

ぎょわー!さすが Ginger さん、なんでもお見通しのようで。届いた段ボール、夫とふたりであけたんですけどね、もう一冊一冊ていねいに見ながら(題名さえ読めないくせに)なんとも複雑な顔をしていましたよ。きっと「ああこれからしばらくボクの奥さんはこの本たちに没頭してなーんにもしないんだろうなあ。いつもにも輪をかけて!」てつぶやていていたに違いありません。でも、ま、新しい本がなくったって、ある本を再読してるから状況は似たようなものなんですけどね。笑
Ginger さんに、書いて書いて書きまくる、て言われたから、ちょっと、それ、実行してみます。人が読んでくれるとか読んでくれないとか、それは横においといて。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 20:50
☆tchiguma さま

うわーん!読んでくださったんですかあ?うれしいです。ありがとうございます。
流産経験者て、とても多いですよね。わたしひとり目にまだ授乳中にふたり目を妊娠して医者には即刻断乳を言い渡されたんですがどうしてもできなくて。そしたらお世話になっていた助産婦さんに、この点に関しては医者もいうことがまちまちだし結局お母さんが決めるしかない。おっぱいで子宮が収縮するのは道理だけど、それで流れていく赤ちゃんなら、おっぱい飲ませなくても流れていく、つまりそのくらいの生命力しかない赤ちゃんなのじゃないかって言われたことがあるんです。(あら、ちょっと主題がずれたわ。汗)
どう信じるかは人が決めることだけど、でもそう信じることによってよりよく生きられる、てことはあると思う。わたしは「神があなたにそれを与えたのだ。それをよろこんで受け入れるべきだ」と言われるより「あなたが、自分でそれを決めて生まれてきたのだ」と言われる方がよっぽど納得がいきます。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 20:52
☆tchiguma さま(入りきれなかったー!)

四人きょうだいの夢!ああ、なんてすてきなんでしょう!それ、書いてみたくなりました。笑
同じ命が何度も生まれようとしてやっと生まれるとき。そして全く別の命がひょっこりと生まれるとき。ああ、命って不思議ですてきで大好きです。

Commented by kyotachan at 2010-10-13 20:55
☆candybowl さま

楽しみにしています!ご主人とご主人のご両親に愛されて、おまけに三人のお子さんと一匹の大家族。
そしておっされ~な雑貨店経営者。いや~毎日どんなどたばた劇が繰り広げられているんだろうって想像するだけで楽しくなる。ほんとにそのヘンの本音の気持ち、お聞きしてみたいわ~。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 20:57
☆miho さま

そんなに昔から読んでくださっていたんですね。ほんとうにありがとうございます。
なんだかわたし、見えない家族に見守られているような気になってきました。
また書きますから、そこ、ちょっとおかしいー!てつっこみ、いれてくださいね。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 21:13
☆lematinideal さま

学校の先生、て結局学校を出てからすぐに学校に戻って子どもたちの世界に入るわけで、なんていうか、世間知らず、というか、常識のない人、て多いと思いません?それに、二十一世紀の人材をわが手で輩出するんだ、という熱い教育哲学をもつ教師はほとんどいなくて、「ねらっていた就職先に落ちた。たまたま教職免許をとっていたから仕方なく先生になった」などという劣等感のかたまりのような人もいたりして?小学生の子どもたちにしてみたら(わたしの場合は、ですが)先生なんて、なんていうか、お手本にすべきおとな、と思っていましたから色々と、かわいそうだったなと思ったり。
うふふ、お母さんたちと先生の衝突?そんなこともあって当然ですよね。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 21:14
☆とまとさん

とまとさんもずーっと読み続けてくれている、貴重なお方ですわ。
むずかしい話?いやーむずかしいことはねー考えようと思っても頭痛がしてきてだめだから。
おのずと簡単な話になっちゃうわね。笑
Commented by kyotachan at 2010-10-13 21:16
☆nikatannn さま

くー!やさしいご主人なんですねー!それはなんだか惚れ直すのもわかるような気がします。
ちょっとこれ、早速なんだけど書き直してみようかなと思い中。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 21:18
☆Kちゃん

ああー!っもー!音沙汰ないからどうしたのかなーまさか死んだりしてないだろうなーって思ってたところだったよ。
ブログもなかなか再開できないみたいだし、、、、
そうだ。ほんとに、kちゃんが決めた障害だから。それを乗り越えてしあわせになるって決めて生まれてきたんだから。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 21:22
☆greenlove さま

四十八年!長いですねー!わたしの両親はちょうど四十年、の時、母が先になくなってしまいました。greenlove さんはお母さまがまだご健在だからきっとご長寿の家系なんでしょうね。うらやましいなあ。「愛してる」、ていいませんよね。ウチなんかは日常茶飯事的に言い合うので、むしろそのことばの価値がうんと低いような感じですが、でも、一度、あえておっしゃってみる、ていうのはどうでしょう。ご主人、びっくりして、でも「ボクも」て答えてくださったりして。盛大なアニバーサリーになることをお祈りしています。
Commented by kyotachan at 2010-10-13 21:23
☆ゆのみちゃん

プリントアウト!マジで?そそそ、そこまでして読むほどのものでもない、と思うよ。ほんとに。
なになに?考え込んでる、て今晩のおかずのこと以外で?
Commented by himawari_August8 at 2010-10-14 16:06
私、小説を読む時、特に長編なんかに多いけど
あとがきとか、解説から読んでしまうの。
それを読んでからのほうが、ぐっと何を読み取るべきかわかるような気がして。

小3の男の子にしては、恭太はくんはとてもよく話すかもねぇ(笑)
小4の息子との会話は頑張っても彼の言葉は3行ぐらい。
私の言葉はエンドレスで続くけど(笑)
だけど、うまく言葉にできなかったり、ちゃんと話すことが
恥ずかしい年頃であるだけで、きっといろんなことを
この年頃の少年は考えてると思うのです。時々びっくりする
くらい大人な考えを言うこともあるから。

書きたいと思った時に書くべきだと思うわー。。
自分の中からわいてきた言葉とか思いとかって
シャボン玉みたいに
すぐに消えてしまうから。
時々私も書きたいなぁと思うことがあるけれど
うかうかしていると全部消えてしまう。
消えるというか、無くなりはしないものだと思うから
頭の中の隅っこに逃げていってしまう感じかなー。
それが現れるまでいつになるかわからない。
だから書きたいと思った時には書くべし!(笑)



Commented by kyotachan at 2010-10-14 23:42
☆ひまわりさん

うふふ、わたしも同じ。まずあとがき、そして解説。このふたつがいいとたいてい本もおもしろい気がする。あ、たまに解説でくどくどと解説しすぎる人がいるけどね>なんか、自分みたいだ?汗
いやあ、ほんとに。わが家の長男なんかとも、会話、続かないからね。父親とはわたしよりも話しているけど、でも恭太はちょっと異常だわ。>自分で言う?汗
同じものを読ませて悪いけど>あ、もう読まない?汗、仕切りなおし中。普通の小三が書ければいいんだけどなあ。汗汗
Commented by tamasan at 2010-10-15 15:06 x
恭太君、異常ではないと思う。マァ作品としてはもう少し年齢を
上にした方が、自然かもしれないけど…
母親と会話をする男の子って結構いると思いますよ。
思春期を迎えるころになると、めっきり少なくなるけどそれを越えたら、また以前のように会話が戻ってきたりするものではないかな?
後、タイトル?すぐに内容のわかるようなのは平凡すぎるし
結構難しいですよね。
 
ブログって、kyotachanさんの好きに書いていいのではないでしょうか。私も通りすがりに読ませて頂いて、その人に興味が湧けば読むし、コメントを書き込んだりしますが、興味湧かなければ
通り過ぎるし……
Commented by kyotachan at 2010-10-16 17:52
☆tamasan さま

いつも温かいことばを残してくださってどうもありがとうございます!もー好き勝手に書くことに決めました!笑
Commented by MAKIAND at 2010-10-26 20:46
あれ?小説だったんですか?
本当のお話なのかと思って読んでいました。
あれ~~?でも、とくに夫のお話のところがいいな~
家族のお話っていいね。

自分の家庭のことと重ねてしまうね。
もうすぐ50なんてとこも。うっ!

わたしももうすぐだから、自分のやりたいことをできるように、人目もはばからず、自分のスタイルで写真撮りに出かけます。
お互い今から、これからよね!人生 。なーんて。^^
Commented by kyotachan at 2010-10-27 01:09
☆まきさま

小説、と呼べるものかどうか自信はないんですが、小説、と呼んでもらってます。
家族に囲まれているから、ついつい家族の話になってしまうんだけど、そうでないのも書いてみたいな、と思います。なんだかね、書くのがだんだん、楽しくなってきているのがわかるんです。まきさんも、写真撮って、色んな活動、されてますものねー。わたしも負けちゃいられんぞ、と。笑
by kyotachan | 2010-10-12 19:04 | なげーやつ | Comments(39)

南仏・ニース在住。フランス人元夫の間に一男三女。

by kyotachan
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