2010年 09月 09日
orage オラージュ/ 雷雨
火曜日の夜
というか水曜日の夜明け
眠っているわたしの部屋がチカチカと点滅していて目が覚めた
最初はどうして部屋の中がチカチカしているのかわからなかったのだが
どうも外は大粒の雨が降っているらしくばたばたと激しい音が聞こえてきていた
同時にこれでもかというほどの落雷が
どどどーん!どどどーん!
と鳴っているのだった
それと同時にこれもまた「これほど光るものなのね」と感心するほどの稲妻が
雨戸のすき間を通してわたしたちの部屋をチカチカと照らしているようなのだった
なんだかすごそうだなあ
うつらうつらそんなことを思いながら
それでも眠り続けようともしてみたのだが
ついに完全に目が覚めてしまった
そしてちょうどトイレにも行きたくなったこともあってベッドから出た
わが家の居間には雨戸がついていないので
そこは白色のカーテンを通して
それこそスペクタクルとでも呼びたくなるほどの光がはためいていた
電子レンジの時計で時間を確認すると五時二十四分だった
わたしはちょうど村上春樹の「1Q84①②」を再読し終わったばかりだったので
これはどうも青豆ちゃんがホテルの一室でさきかげのりーダーと一緒にいる時間と
天吾くんがふかりえとベッドに入っている時間とをシンクロしてしまっているみたいではないか
と思わずにはいられなかった
もしかしてわたしも1Q84年に入り込んだか?
幸運にもというべきか
残念ながらというべきか
わたしの生きる世界には依然として月はひとつだけのようで
あーそれにしてもすごかった
そのあまりにも激しい落雷と雨と稲妻の光に
十分くらいぼんやり窓の外を眺めてしまったくらいだ
季節は確実に秋に向かっているもよう
日本の秋も湿気がすぅーっと低くなって快適な季節ですよね。こちらもだんだんとそうなりつつあります。ああ秋。
③はどうなんでしょう。読みたいけど読みたくないような。いやもちろん読みたいけどまだ回ってこない。
え?どこからって?それはわたしにもわからんです。
たわごとです。気にしないように。恐れ入ります。
月がふたつ! 私もこの写真を見て、どきっ!^^;
うちのネコちゃん、雷が大嫌いで、鳴り始めると、ずっと脅えているんですよ〜。カヨワイ子なんです。
私はまだ「1Q84」読んでいません!
この間は、久々に「深夜特急」を読んだら、またあっちこっち行きたくなっちゃいました♪
もう行き当たりばったりの旅行はしないと思います、最近コワいですからね・・・
九州の秘湯で旅行者の事件があったばかり・・・。
え!ショックー!yuuk さんに先こされちゃったのー?う~む~。
居候生活はじまったー?魚になってどこへでも飛んでいくんだよー。いまいるその場所に yuuk さんのしあわせはちゃんとあるのだ。ただつかみとればいいのだ。、、、なーんてね。
えへへ、これでみどり色だったから完璧だったんですけどねー。灯台の光はやっぱり赤じゃないとね。
最初読んだときは「これは続きがないと怒る!」と思ったんですけど再読したら「③でがっかりするよりここで終わってもいいかな」て思っちゃいました。でもやっぱり読みたいけど。
ああそうかー日本の落雷ってもっとおだやかかなー。sa あたりはもっと激しいのかしら。地形の関係?地球上の場所の関係?わたし近眼で裸眼だと0.1ないくらいなんですがこの時はめがねかける気もせずにただただ光と音のスペクタクルをぼんやりと楽しみました。カメラを取りに行くことを思わないわけではなかったんですがやっきになって写真に撮ろうとしてきっとつまらない写真しか撮れなくてあーあ。っもーて自己嫌悪に陥るのが嫌だったんです。あはは。
わはは。ほんとだね。だけど再読した1Q84、最初のときよりすっぽりと物語の中にはまってしまってさあ。青豆と天吾とふかえりがぐぐっと身近にいたのよ。この時。ついつい「うわー!わたしもー?」て思っちゃった。幻想だったわ。
、、、にそんなこと言われるとめちゃくちゃうれしいなあ。これおされ?二十個か四十個か入って一ユーロよ。五周年記念大プレゼント大会(今思いついた)の景品これにするかなー。他になにかある?
わたしも今回は久々の村上春樹でした。二十年くらいは読んでいなかったかも。全くベツモノと思われるふたつの物語が徐々に絡んでくる感じがわたしは好きでした。こういう物語を書いてみたいです。あ、1Q84みたいな、じゃなくて全く違う話を交互につなげていく書き方、という意味です。わたし、あおいさんの絵はもちろん好きですがやさしい文章もとても好きです。