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nice!nice!nice!

さあハグしよう。













気がつけばきっちり五年ごとに会いに来てくれている。

わたしが「友だち」だとはっきりと言える友だちのともちゃん。
今回は八十三歳のお母さんを連れていた。

ともちゃんが自分の母親をママ、と呼ぶのを聞いてびっくりした。
そうかあ。ともちゃんのお母さんはママだったんだあ。

ご長寿の家系でまだまだ健在のお父さんのことはもちろんパパ。
えー!ともちゃんがパパ、ママ、だって???

これはある意味フランス的なのかも。

だって日本だとママだったのがお母さんになり、そのうちおふくろになったり。
あるいはパパだったのがお父さん、おやじ、とか。

ひるがえってフランスではマモンはずーっとマモン。
パパはずーっとパパ。呼称が変わることはない。

ともちゃん家って実はものすごくフランス風だったんだ!

最初の夜、三人でヴューニースに向かう途中、スシ・プラネットという回転寿司の前を通った。
「あ、ママ、回ってるー。ママ、回ってるー」とともちゃん。

ママ、回ってる……。

親しみをこめてわたしは洋子ママと呼ばせてもらおう。
バーのママとは違うのよ。ともちゃんのママのことだからね。

行くよ、の知らせをもらってこころが踊り、どうせまた思い通りのおもてなしは無理、と憂うつになり、
ああ、それでもなんでもいいから早く会いたい、とここのところずっと六月のその日をめざして動いていた。

ともちゃんからのリクエストはひとつ、「クスクスをレストランで食べたい。母親が家族みんなを招待します」。
よっしゃーよっしゃーそれはうれしいリクエスト。これで一晩のメニューは決まり。

残りはもう一晩だけ。じゃあやっぱりウチごはんにしよう。
十日も前からヨーロッパに入っているんだから、たいていのものは食べたはず。
この際、何も気張らず、いつものウチごはんでいこう。

そんなことよりもまず、今度こそ会ったらまずハグしよう。

いつもそう思うのに、そしてハグだハグだとどきどきするのに
会うタイミングはいつもその気持ちをなえさせ、実現したためしがない。

今回もやっぱり再会のハグは実現せず。
ほーらね。やっぱりね。ハグってけっこうむずかしい。

珍しくアクシデントからはじまり、
でもそのおかげで、カルフールで一緒に買い物をすることができた。
その日に食べる魚をふたりで選んだ。

まずまず新鮮そうな鯛。
つけ合わせはソラマメ、きのこ。

洋子ママのおしゃべりなこと!
そしてよく飲むこと!
聞けば朝から赤ワインの人らしい。

この夜は、つきまとう夫を振り切って、ついにともちゃんとふたりで飲んだ。
ちょこっとの時間だったけど、これだけは実現したかった。

むか~しはともちゃんとふたりで飲むことが唯一の楽しみだったのだ。

翌日は洋子ママのリクエストでモナコ観光。
よく晴れた一日で肩がまっかになってしまった。

昼間から、というよりまだ午前中だった、に飲むビールのおいしいこと!
ちょうどスタンドが出ていて牡蠣をつまみに一杯。

グレース・ケリーの事故現場にも足をのばした。

そしてその夜、我が家家族全員、プラスともちゃん、洋子ママの総勢八人でレストランへ。
Chez Michel シェ・ミッシェルというそのクスクス屋さんはミッシェルさんがひとりで切り盛りするニースのお店。

クスクスのおいしさはもちろん、まずはわたしたちから笑いをとるのに余念がない。
もうおしゃべりはいいから!早くクスクス、持って来てー!と言いたくなる。

子羊のまる焼き、メリゲーズ、スパイスのきいた野菜ふんだんのスープ。
シャンパンを一本あけて、赤ワインも一本。
もう飲めない、もう食べれない、くらいまで食べた夜。楽しかったー。

出発の朝は骨とう市。

悩んで悩んで非売品の RICARD のグラス、十六個を四十ユーロでお買い上げ。
一個2.5ユーロ、てことはその前に悩んだお店の6ユーロの半分以下!
いい買い物もできてよかったよかった。

別れ際、さあ、今度こそはハグするよ。
あんまり前にやっちゃうと間が抜けるからタクシーが来てからだ。

洋子ママとハグ、ともちゃんとハグ。

遠いところをはるばる、ほんとうにどうもありがとう。
たくさんたくさん、ごちそうさまでした。

そして、またね。








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写真はともちゃんと洋子ママ。モナコ宮殿わきのスタンドで飲んだビール。うまいっ!
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# by kyotachan | 2019-06-26 15:29 | ニースへようこそ | Comments(0)

きょうだい


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十六ヶ月ちがいの次女と三女。

まったくタイプが違うのだけどふたりともコレージュへ行っていたとき
「キミたちふたご?」とたびたび言われることがあったらしい。

ふたりとも「まったくもう!全然違うのに!」と言うし
わたしも「へ~!」と思うのだけど、
ふとしたときにめちゃくちゃ似ている、と思うことはある。

長女と三女の後姿がぎょ、とするほど似ていることもあるし
長男と次女の顔のつくりがなんだか一緒!と思うこともある。

声だけなら誰が誰だかわからずに「ママったらもう!」と言われるのはしょっちゅうだ。

きょうだいなのにきょうだいとは思えない、くらいに似ていない人たちがいることを思えば
我が家のきょうだいたちはだいたい似ている人たちなのだろう。

わたしはふたごがほしかったから次女と三女はまあ、ふたごみたいなもんだ!
と自分をなぐさめたりする。

そういわれても本人たちはちっともうれしそうじゃないけどね。

















写真は2014年8月。ふたりともカメラ目線?
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# by kyotachan | 2019-06-21 15:23 | 六 人 家 族 | Comments(2)

朝ごはんフルコース

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朝ごはんにおそばを食べるようになって数年が経つ。

確かクリスマス休暇のときになんとなく食べはじめて
「通常営業になればこんな流暢なもの食べてるわけにはいかないだろうなあ」
と思っていたのだけど、以来、手際もよくなったのか、週日のほとんどの朝はおそば。

おそばが好きなのだ。
でも昼はバイト先でまかないをもらうし、夜は家族との食事。

じゃあいつ食べる?となると朝しかない。

朝起きたらトイレへ行ったあと、コップ一杯の水を飲む。
この時高血圧のクスリを一錠。

腰痛防止のストレッチをしたらオレンジを絞って飲む。
大きさによるけど一個か二個ぶん。

ブログを書いて(いまいま)それをアップしたら、ようやくここでおそばタイム。
お湯をわかしておそばをゆで、隣の小さい鍋で、つゆを作る。

岩塩、粉末だし、お酒、はちみつ、しょうゆ。
具にふえるワカメ、刻んだしょうがとセベット(小ねぎに似た野菜)。

なまたまごは白身と黄身を分けておいて、白身は出来上がった鍋へ投入。少しだけ煮える。
黄身は直接どんぶりの中へ投入。

薬味はごまと赤とうがらし。

だいたい十五分くらいはかかる。
食べるのは五分以上、十分以下。

そして食後にコーヒーとヘーゼルナッツ入りのチョコレートをひとかけ。
毎日チョコレートを食べるって、すごいな。
でもこれは一日を元気に過ごすためのビタミン補給。

ここまでが週日の朝ごはんフルコース。

週末はおそばではなくて目玉焼き。
お皿にサラダをしいてベーコンを二枚か三枚、カリカリに焼いた上に目玉を目玉を焼く。

サラダにはお酢とこしょう。
塩っけはベーコンのそれで充分。

わたしの目玉は白身が焼けていればそれでオッケー。
黄身はほとんど生の状態。とろ~んとした黄身をサラダにからめて食べる。

週末はたいていクロワッサンがあるからその後にクロワッサンを温めて食べる。
カフェオレにひたしながら。あーお行儀悪い。でもこれがフランス式正しい食べ方。

さて、おそば食べよ。


















写真は2014年8月。
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# by kyotachan | 2019-06-20 15:31 | お い し い | Comments(4)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族