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クリスマスが過ぎたあとのあいさつといえばもちろん。
「クリスマス、どうだった?」。

子どものいる人に対しては
「サンタさんは来たの?」。

あいさつなのだから、さらりと答える。

「おいしいものを食べ過ぎちゃって」とか
「サンタさんは来ましたよもちろん」など。

九十一歳のマダム(ちょうど誕生日の話をしているところに通りかかってたまたま年齢を知ってしまった)が、
クリスマスがどうだったかを聞かれて

Je suis bien gâtée cette année! ジュスィビヤンガテセタネ/ 今年は運がよかったわ!

と答えていた。

gâté, e ガテ といえば enfant gâté アンファンガテ/ 甘やかされた子ども、
が浮かぶけれども、
日常会話の中では圧倒的に自分に対して使うことが多い。

運がよかった、という日本語をつけたけれどもほんとうは
「わたしは今年は甘やかされたのよ~」というのが近いのかしら。

大勢の子どもと孫たちに甘やかされている九十一歳のマダム。すてきだ!

よく見ると、見慣れない黒い帽子に、あったかそうなベストを着ている。
これももしかしたらプレゼントにもらったのかもしれない。

しあわせな風景。

















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# by kyotachan | 2017-12-28 02:33 | た の し い | Comments(0)

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昨日の夜から降り出した雨。
今朝になっても降りやまず、午後からは雨足が強くなった。

十一月から十二月のクリスマス辺りまでは雨なことも多いのだが、今年は晴れの天気が続いた。

雨よりも晴れているほうが気分的には楽だ。

ただ、どこかで読んだ一節、
「雨が降ると『天気が悪い』というのはおかしい。ただ、雨が降っている天気というだけのこと」
という一文(うろ覚え)が、頭のどこかにひっかかって妙に納得させられしまった。

雨だからって悪いことは何もない。
雨が降るのは、特に雨量の少ないこの辺りでは、ありがたいことなのだ。

足先が冷えるたちで、だから雨の日には雨靴が欠かせない。
数年前にひざ下までもある雨靴を買ってからは雨の日の外出ががぜん、気楽になった。
靴底にはぽわぽわの温かいソールを入れて快適快適。

普通の靴をはいているときには気がつかなかったことなのだが、
雨靴をはいていると、ひざの辺りまで水しぶきがかかってくるのがよくわかるようになった。
ビニールだと雨粒がよく見えるのだ。

そうなると、上着とひざまでの部分、つまり太ももの部分がぬれてしまうのが気になってくる。
丈の長い上着を着ればいいのだが、あいにく雨の日に着たくなる上着を持ち合わせていない。

雨しぶきを受ける太ももを見つつ、こりゃあ次は漁師用のつなぎでも買うしかないな、とひとりで笑った。

















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# by kyotachan | 2017-12-27 03:00 | 喜 怒 哀 楽 | Comments(0)




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クリスマスの準備は去年あたりからこちら、
ほとんどが長女の手に任せきりになっている。

もみの木の調達も率先してやるし、もちろん飾りつけも。
イヴの夜、気がついたらいつの間にかその木の足元にプレゼントが並んでいた。

彼女のボーイフレンドの家では
こちらの家庭のオーソドックスな感じに、
みながお互いにプレゼントを贈りあうのだという。

彼の家も四人きょうだい、上三人にはもう相手がいて、
その人の分まで用意するらしい。ま、まじですか!

そんな彼のお買い物に付き合っていると、
そんな経験のない長女は同じようにしたくなってしまうのかもね。

というわけで今年も、テーブルセッティングからなにからなにまで長女にお任せ。







ただ料理だけは別。

去年はわたしの時間がとれなかったこともあって、
夫と長女がお惣菜やさんで何やかやと買ってきてくれたのだったが、
これがもう、申し訳ないほどに、あ、逆か、腹の立つほどに、まずかった。

定番のブッシュ・ア・ラ・レンヌ(パイ生地にクリームシチューをつめたもの)
大きなホタテ貝にこれまたクリーム系の乗っかったもの、
伊勢えび、みたいなおおきなえびをゆでてマヨネーズを乗っけたもの、

いや、楽をさせてもらってこんなこと言うのはなんなんですけどね、
ほんとに、情けなくて泣きたくなるくらいのまずさ。

今年はもう、こんなものぜーったいに食べないもんね。
……、て、つまりはわたしが作るしかないわけなのだけど。












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マグロは Picard ピカーのものがいちばん使いやすい。
品質が一定しているし、柵になっていて、切るとちょうど握りの大きさ。

サーモンは Carrefour カルフールの真空パックで売っているもの。
少し凍らせた状態で切るとうまくいく。









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ディナー開始から十分くらいで、
寿司がほとんどはけてしまった。

なによなによ、歓談しながら優雅にたべてちょうだいよ~と笑ったくらい。
酢飯がおいしかったし、魚もおいしかった。
いやあ、やっぱり自分で作るごはんがいちばんおいしい。










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焼鳥は初挑戦だったのだけど、思いがけず大好評。
なによなによ、焼鳥、好きなの?

小さく切って串に刺すのが面倒だけど、
あとはオーブンで十五分もあれば焼けてしまう。










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茶碗蒸し。
大きな蒸し器がないので電子レンジで。










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クリスマスだから子どもたちも気をつかっているらしく、
食事が終わってもテーブルから離れない。

長女が言い出して、トランプをした。
プレジデントを一回。
ババ抜きを一回。

そしてなんと、パントマイム。

ひとりにつき、四問のお題を紙に書く。
それを引いて、パントマイムをし、当てあうのだ。

「ママ」というのが三つもあった。

子どもたちがどんなジェスチャーでわたしを表現したか。
それはとても言えません。










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長男のプレゼントはどうなったか。
それはまた別の機会に。


















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PS さやかちゃんへ。
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# by kyotachan | 2017-12-25 22:29 | 六 人 家 族 | Comments(8)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族