majeure マジョー/ 成人






f0136579_075125.jpg










f0136579_032815.jpg












f0136579_081851.jpg











f0136579_084536.jpg











f0136579_093855.jpg










f0136579_0325371.jpg










f0136579_0113578.jpg











f0136579_0121529.jpg











f0136579_0122790.jpg











f0136579_0133227.jpg











f0136579_0135051.jpg











f0136579_014629.jpg












f0136579_0162398.jpg












f0136579_016383.jpg












f0136579_0165698.jpg













f0136579_017754.jpg

子どもが成人するってどんな気持ち?
母親サイドの実感はゼロ。
逆に、長女はもうずっと前から成人だったような気もする。

熱さに負けて、ケーキは焼けず、近所のパン屋さんで調達。おいしかった!
エビフライの衣は長男が担当した。おいしかった!

十八歳、おめでとう!



















にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ


[PR]
by kyotachan | 2016-06-26 00:27 | 六 人 家 族 | Comments(12)

detail デタイユ/ 詳細








f0136579_23274897.jpg

ふと目についた長女の机。

弟、ふたりの妹の写真が貼ってある。
くくく、わたしが思うのと同じように、
長女も「この頃のこいつらはかわいかったな」とか思うんだろうか。










f0136579_2328162.jpg

ぐっと近づいたら、バカロレアの時間割が書いてある。
済んだ教科にはチェック入り。
曜日と時間はわたしが追加。

水曜日- 哲学 (四時間)
木曜日- 歴史・地理 (四時間)
金曜日- 英語 (三時間)
月曜日- 経済学 (五時間)
火曜日- スペイン語 (二時間)
水曜日- 数学 (三時間)

水曜日にはじまって、土日をはさんで水曜日に終わる。
一日一教科。

びっくりしたのが、試験時間の長さ。

四時間ぶっ続けで哲学の問題と向き合う、なんて想像しただけで脳みそが疲れだしてくる。
なんでそんなに長いのっ?

経済学にいたっては五時間!
ありえない!

バカロレア期間中の夕食時、そんな話題になったとき、長女が言った。
「教員採用試験なんて、七時間、ぶっ通しなんだよ」。

ま……っ、まじっすかっ!

わたしが大学受験をしたのは三十年以上も前の話だから、
試験時間が何時間だったのか記憶はあいまいなのだが、
一教科、一時間半、くらいじゃなかったかと思う。
たぶん、九十分。

そして試験中にはトイレに行くことはなるべく避けるべき、という思いがあった。
ましてや、飲食する、ということはその概念さえなかった、と思う。

おフランスではそのヘンはまったく自由らしい。
トイレに行くもの自由だし、飲食も自由。

机にボンボン(これはあめ玉、というより、もっとぐにゃ、とした甘いもの)を並べる輩もいるのだとか。

七時間、の長丁場ともなれば、
寝袋を持ち込んで「一時間、眠ります」という人もいるかもね、
携帯コンロを持ち込んでラーメン食べる人もいるんじゃない?
と家族で大いに盛り上がった。











f0136579_23283315.jpg

バカロレアは無事に終了。
そのすぐあとにやって来る誕生日の手配も抜かりない長女であった。

毎年思う。
学年末のいい時期に生まれてきたなあ、我が家の長女は!



















にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ


[PR]
by kyotachan | 2016-06-26 00:00 | 文 化 教 育 | Comments(3)









f0136579_15465690.jpg

昨日、長女のバカロレア試験がはじまった。
来週の水曜日まで、一日一科目づつ。

初日の昨日は哲学。
お題は

savons nous toujours ce que nous désirons?/ 我々は常に自分の欲することを知っているか?

十八歳にして、この問題に頭を悩ませる、てなかなかにすてきな国だな。おフランス。

長女がバカロレア受験、というと
「本人も親もストレスでたいへんでしょう」
と言われる。何度も言われた。

へっ?

本人はストレスを抱えているのかもしれないが
わたしのほうは、すみませんすみません、まったくないです。バカロレアへのストレスは。

長女のほうも、学校の授業が終わったとたんに友人宅を泊まり歩き、
ようやくウチにいるなと思ったのがつい四、五日前のこと。

机に向かっている時間は確かに長いし、
よしよし、勉強しているようだね、

と思ってはいるのだけど、
同時に、

今月末に迎える自分の誕生日の手配は怠らないし、
なんだか抜け目なく、自分の人生を楽しんでおられるように見受けられる。








幸運を祈ります!

試験に向かう人に、日本語だったらこう言うだろうか。
フランス語では、

merde メルド

というらしい。

これ、糞、のこと。

転じて「くそったれー!」という罵声のことばとしてよく使われる。

長女が教えてくれたので、今朝、出かけようとする長女に
メルド、と言ったら、

je la prends ジュラプラン/ もらうね、

と返ってきた。

昔、わたしの大学受験の朝、
トイレから出てきたわたしに母親が聞いた。

「ウンチ、出たね」
「うん、出た」
「こりゃあ、ウンのよかばい」

なんだなんだ?
フランス語と日本語、ヘンなところでつながってる?


















写真は去年の五月。公園の噴水広場。
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

今年はなんだか雨が多い。

[PR]
by kyotachan | 2016-06-16 16:06 | 文 化 教 育 | Comments(6)









f0136579_16161510.jpg

学年末に関係なく、今夜は友人宅で「持ち寄りパーティ」。

こういう場所ではふたつのタイプに分かれる。

ここでしっかりと食べて、しっかりと飲んで、今日の食事、浮かせちゃうもんね、という人。
人の作ったものって、どうしても手が出ないのよね。お酒も飲まないの、とほとんど何も口にしない人。

わたしは適当に手を出すけれど、これで食事が済んだことにはけしてならず、帰ってから普通に、あるいは普通以上に食べてしまう。
ちょこっと飲んだあとって食欲が刺激されて余計お腹が空くタイプなの。あーやだやだ。











確か去年もこの時期に持ち寄りがあって、下ふたりを無理やり連れて行ったらもう、めーっさ手持ち無沙汰な様子で。
今日は一緒に行ってくれる自信はないから、そそくさと出て行ってそそくさと帰って来よう。

となると、持って行くものにもどうしてもチカラが入らない。
おにぎりなんて、それもスモークサーモンを混ぜ込んだおにぎりなんて、もうぜーったいに作れない。

こんなんでもおフランスでは立派な「スシ」あつかい。
あはは。ある意味、ありがたいことです。

いや、おにぎりさんに対して失礼なのか?!






















適当なボトル一本、ということになりそうな予感。こちらはまだ朝ですが。
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

家用にはラザニアの予定。最近はまっております。前もって作っておけば焼くだけでオッケーなので便利。

[PR]
by kyotachan | 2016-06-14 16:33 | 日 常 空 間 | Comments(2)









f0136579_0382081.jpg

ネットで無料の型紙をダウンロードして作ったキャミソール。

ヨーク部分を青色で、ほかをギンガムで。
七号はきついかなあと九号サイズで作ったら、これがあーた、まさかのきっちきち!

しまったー!
こっちのサイズにすっかり慣らされてしもてた。

おおらかな大陸サイズなおフランス。
こんなわたしでも基本はS。

あ、ちょっとうそついた。

基本は S と M。
デザインとメーカーによってかなり違うから
そのヘンを行ったり来たり。
L サイズ てことはまずありえない。

しかしこれは日本サイズだった。

はあ……、なかなかにかわゆいデザインだっただけに痛い。

翌日リベンジで再チャレンジ。

ヨーク部分の型紙だけを書き直した。
左右一センチづつ幅を広め、ついでに長さも三センチ長く。

青色はもう端切れもなく、ミドリ色で。

昨日作ったばかりだから勝手知ったるキャミソールで
作り方も見ないですいすい手が動く。

あっちゅーまに完成。

……、っと!なんと!

肩ひもの方向が逆だったらしく、おさまりが、悪い。

……、が、がくっ。

慣れている、と思ったときこそ、注意が必要。
と思い知らされた、月曜日の夕方。

















着れるものもたくさん縫ってますが着れないものもけっこう縫っている。
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

ソーイング・ロードは険しい。

[PR]
by kyotachan | 2016-06-14 00:55 | た の し い | Comments(5)









f0136579_15343818.jpg

フランスは六月が学年末。

長女は学校の授業はすっかり終了して月末のバカロレア(全国共通の大学入学資格試験)を残すのみ。
長男は進級が決まり、授業も終わって、来週の月曜日に学校の教科書を返却するのみ。
次女と三女の通うコレージュも来週一杯。

ダンスの発表会も終わったし、学校側(つまり先生方)も
バカンス突入に向けてそわそわしだす時期でもある。

いや~ほんと、フランスの学校の先生っていいわ~バカンス多くて。
と子どもたちに学校の先生になることをすすめてみるんだけど
子どもたちにとっては「自分たちからバカにされる相手」でしかない学校の先生にはけしてなりたくないらしい。










今朝の三女はいつもの通学の服装とちょっと様子が違う。
英語の先生から「イギリスの生徒の格好をして登校」という指令が出たらしい。

昨日の夜、三女はインターネットでイギリスの生徒の画像を探して、
みんなのタンスをまわりながら自分で調達して決めた。

姉たちからブラウスとスカートを。
蝶ネクタイはダンスの発表会で使ったもの。

カーディガンとハイソックスは母親の。











f0136579_15345422.jpg

イギリスの女の子に見える!


















にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ


[PR]
by kyotachan | 2016-06-10 16:02 | 文 化 教 育 | Comments(2)







f0136579_1633258.jpg

幼稚園字代から留年のあるおフランス。

はじめてそれを聞いた時には、ま、まさか?!
と思ったのだけど、実はわたしにも実体験がいくつか。

ひとつ目。

十二月生まれ(日本式にいうと三月生まれ)の次女が
幼稚園生だったときのこと。

次女は訳あって、幼稚園に入園したのが
学年のはじまりの九月ではなくてその年の暮れになってからだった。

おまけに最終月生まれで、やることがすべて「遅れ気味」。
親のわたしもなんとなく気づいてはいたけれど、
まあ、それほど気にするほどでもなく。

学年末の六月になってから担任の先生にはじめて
「次女ちゃん、留年を考えていたけど、最後の最後になってどんどん追い上げてきたから」
と言われた。

ま……、まじっすかっ?!

というのが正直な感想。

幼稚園の年少といえども「通信簿」が存在し、
「できる」「できそう」「できない」
の三段階で細かく採点される。

「できない」がいくつ以上ある場合には「留年」
とでも決まりがあるのだろう。

そして、留年は学校が一方的に決めるのではない。
学校の先生から打診され、親も留年したほうがいい、と判断してはじめて
子どもの留年が決定する。

子どもの通信簿の採点が悪かろうがなんだろうが
そんなものは重要視しないから進級させて、という親もいるらしい。








ふたつ目。

長女が小学校の一年目だったと思う。
親しくはないけれど、子どもの顔と親の顔はわかる、
くらいのクラスメートが留年することになった。

見た目、といってもわたしは公園で見かけるくらいの見た目、なのだけれど、
子どもも親もいたって普通の親子だった。

「留年」に慣れないわたしは他人事ながら、それを聞いてなんだかショックを受けて
公園で見かけるたびになんだかものすごーく気の毒な気持ちにおちいっていた。

本人たち(子どもと、親)はわたしほどにはショックを受けていないようだったけれど。








みっつ目。

我が家の長男が「進級が危ぶまれる」と言われたのが今から約二ヶ月前のこと。

お、我が家にもついに来たか、という感じだった。

学校の勉強は進んでする人ではないけれど、
それがそれほど苦手ではないと思っていたから
わたしからはひと言言っただけ。

「留年するも進級するも、キミが決めることでわたしには何ひとつしてやることはないよ。
あと二ヶ月あるんだから、死ぬ気で勉強すれば進級はするでしょう。でも勉強するのはキミだからね」。

「わかった。決めたよ」

とやけにしおらしく言うので、さあ、こっから学年末までは勉強するだろうと思っていたら
そんな姿が一向に見られない。

あ、あれえ?あいつ、決めた、て何を決めたんだろう?

わたしはわたし側で静かにしゅん巡している一方、長男と父親との格闘はもっと激しかった。

わたしの夫は三人娘の中で唯一生まれた男の子を生まれた瞬間からことのほかかわいがってきた。
本人はけろっとして、「四人になんの差別もしてないよ」とおっしゃるが、
長男を特別なものとしてあつかっているのはあまりにも明らかで女が四人集まるとよくその話題になるくらいだ。

しかし、ここへ来て、長男の父親に対する態度が硬くなってきた。

男十六、といえば、それが当然の態度かなとこちらは思うのだけど
夫にしてみたら、なぜ息子の態度が突然かたくなったのか、どうしても理解できない。

わたしは自分の十六歳を思い返し、父親とは一切会話のなかったことを思い出す。
「わたしだってそうだったんだから、カゼが父親と口をききたくなくても普通だよ」

わたしがそういうと、夫の怒りはますます増すばかり。
「ぼくはキミがどうったか、なんてことにはまったく興味がない。カゼがどうしてぼくと話したがらないかを知りたいだけだ!」

そう言われたらわたしにはもう、何も言うことはない。

夫が長男の部屋にこもって何かを怒鳴りつけている、ということが何回か、あった。

そんなことしたら、というより、わたしはわたしの十六の立場でしかそれを見ることができないから、
そんなことをされたらわたし、お父さんとはもう、絶対に口をききたくないけどね、と冷めた目で見ていた。

不幸なことにわたしの夫は自分の父親の存在をまったく知らない。
そして自分の十六歳のときはアメリカの高校の寮に入っていたのだ。
「親がうざったくてしょうがない」という時期をまったく生きてないのだ。

父親から何度も怒鳴られて、
留年したら軍隊の学校に入れてやる、とまで言われて、
勉強するようなそんな聞き分けのいい子じゃあないんだよなあ。

口も出せなければ手も足も出ない状態のわたしは
黙って見ているしかなかった。

長男本人は
「今年無理をして進級するよりここは留年したほうがいい」
と言い出す。

わたしは「ただ単純に父親に反抗したいから勉強しないてことだな」、と思ったけれど、
それならそれで本人が決めたのならわたしにはもう、どうすることもできない。

そして一年留年することが人生の中でそれほど重大な問題ではないとも思っていた。









昨日の夕方、学校から戻った長男がはにかんだ顔で言う。
「進級するよ」。

なんと留年・進級を決定する協議会で長男の進級が決定したという。

なんだか、ほっとして、涙が出た。
ただ単純に進級することがうれしかった。

うれしくて長男を抱きしめようとするも、ビズしようとするも
本人は「暑いよママ」の一点張りで母親を拒否してくる。

いちばんほっとしていちばんよろこんでいるのは本人のはずなんだ。
ああ、よかったよかった。

そのあと帰宅した夫は、まじ泣き。
「なんだか抱えていたストレスが一気に流れていってしまったよ」。
ほんとうにうれしかったんだな。



















にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ


[PR]
by kyotachan | 2016-06-08 16:40 | 文 化 教 育 | Comments(8)

pieds ピエ/ 足








f0136579_0315390.jpg

三女の靴下。

何度見ても蟻がはりついているように見えてしまう。
これは裏側で表はかわいい水玉なのだけど。

そんなこと言わないで!
はけなくなっちゃうから!

とは三女の弁。
ごもっともです。

おまけ
[PR]
by kyotachan | 2016-06-06 00:41 | 日 常 空 間 | Comments(5)









f0136579_2344150.jpg

何週間か前のこと。

夫が外泊することになっていてわたしの帰宅が七時過ぎ。
「今日のごはんはわたしが戻ってから一緒に考えようよ」
と長女に言ってあった。

夫がいない日の夕食に手を抜かないなんてそんな間抜けな妻ではないわたし。
長女の友人がふたり泊まりに来ることになっていることだし
ここは宅配ピザあたりで手を打とうと心づもりをしていた。

予定通りの七時過ぎに帰宅したわたしが見たものは。

フル稼働中の台所!
長女と料理の得意なアメリがふたりでブレット(肉だんご)を作るという。

たまねぎはすでにいためられてフライパンの中で待機している。
冷凍庫にあったひき肉は解凍されて焼くだけになっている。

スムール(クスクス)はすでに水で戻されてスタンバイしている。

あっちゃー。

これはもう、宅配ピザのことは言わないほうがよさそう。
無神経の代表選手であるわたしもとっさにそう判断した。

じゃあ、ここはお任せするわね。

わたしはそう言って赤ワインを片手に完全に退避を決め込んだ。
長女ひとりならあれやこれやと口出しをしたかもしれないが
料理上手のアメリに指示する自信はない。

待つこと約一時間半。
こちらは夕飯は七時の腹を抱えているから相当に腹が減ってしまった。
それでもこちらの夕食時間のスタンダードは九時でそれまでには半時間もあるのだから上等上等。

正直に言って、まーったく期待していいなかった。
食べるの、なんだか気が進まないな、とさえ思っていた。

それが!
おいしーじゃないの!

肉にブイヨンを混ぜ込んだらしく、それがよく効いてトマトソースと相性バッチリ。

うわーおいしーアメリーありがとう~ありがとう~ありがとう~。

と横から長女、
「あの?もしもし?わたしも作ったんだけど?」。

うわーおいしーウミーありがとう~ありがとう~ありがとう~。

今後はもし子どもが作りたい、というときには積極的に任せようと決意した夜。
そんな夜はこの時以来、まだ訪れていないけどね。


















にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ


[PR]
by kyotachan | 2016-06-01 23:30 | お い し い | Comments(7)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30