f0136579_17174444.jpg

真っ赤なワンピースを製作中、「袖の見返しを裏に返す」という部分でつまづいてしまい、
そのまま一週間、つまづきっぱなし。

オレっちにだってニッポン国の大学という最高学府を卒業しているインテリなのさという自負はあるものの
どう頭をひねっても何度も何度も縫ってみても、どうしても見返しが裏に返らない。
返らない返らない返らない。ああもう、これは完全に行き詰まりというやつだ。

ふと思い出したのが、ワーキングホリデーでニースに来ているパタンナーのチホちゃん。
早速連絡を入れて家に呼び出して、縫い方を教わった。

いやー持つべきものはパタンナーですな。
チホちゃんの手にかかれば、一週間放っておかれた袖が、あっちゅーま、に形になりよったばい。

あーっさりとおのれのあほさが暴露されてしまった形になったけれど
ず~っと気になって会えなかった人なのでこのおかげでゆっくり会えてよかったとおもうことにしよう。

つーわけで、きょーたの裁縫熱は上昇を続けております。
バーゲンで洋服見ても、食指はまったく動かず。

オレこれ作らるっばい。
これで素通り。

そんなんに手を出すくらいならはぎれのほうがほしい。
ちゅーわけできょーた、裁縫ばあさんへの道、まっしぐらの日々。



















写真はそのチホちゃんが撮ってくれた一枚。おかげでワンピース、完成しましたばい。ありがとねん。
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ


[PR]
by kyotachan | 2016-02-24 17:31 | た の し い | Comments(8)

dalmatiens ダルマッシャン









f0136579_16343330.jpg










f0136579_16344876.jpg










f0136579_16345989.jpg











「ウシかと思った」、といじわるで言ったら
「鼻を見て鼻を!」と返ってきた。

101匹のワンちゃん、ダルマッシャンだって!

学校から仮装指定の日がある。
二月はカーニバルの月でもある。

フランスには仮装の文化があるなと思う。



















にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ


[PR]
by kyotachan | 2016-02-04 16:44 | 文 化 教 育 | Comments(4)

saison セゾン/ 季節









f0136579_1657361.jpg

一月は咳をしている間に過ぎ去った。

ったくもう、しつこい咳で、友人に会うたびに「まだ咳?」と驚かれた。
咳にいいシロップやあめ玉を幾人の人たちにもすすめられた。

何が効いたのか、ほんとうのところは知るよしもないけれど
まずは時間。
時間がたてば、自然に治る類の咳だったのは間違いない。

大根おろし+はちみつは気に入ってしまった。
しゃりしゃりする大根に甘いはちみつが意外にあう。

もうひとつ、こんなものが?
と思ったのが、玉ねぎ。

こちらは食べるのではなく、スライスしたものを枕元に置いておく。
なんとかという成分がいい働きをするらしい。

ただ、せいぜい二センチくらいでいい。
一度、玉ねぎ半分を全部スライスして枕元に置いたら
その匂いの強いこと強いこと。

咳ではなくて、その匂いが気になって眠れないほどだった。







咳がおさまったと思ったら目のかゆみ。おやじくしゃみ。水のようは鼻水。
花粉症は毎年お決まりの季節ものだから、楽観主義に徹してのらりくらりとかわすことにしよう。




















写真は去年の夏、友人宅で。塩、コショー入れがかわいい。後の丸いのは氷入れ!セネガル製。


にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

[PR]
by kyotachan | 2016-02-03 17:10 | 日 常 空 間 | Comments(0)

court クーゥ/ 短い









f0136579_16412143.jpg

前の記事で思い出したわけでもないのだけど
これも長女にボーイフレンドができたばかりの頃の話。

数年前の七月十四日の花火大会の夜、
海沿いのマクドナルドでお腹を満たして、そのまま花火鑑賞をしようということになった。

こんないいアイディア、思いつくのはわたしたちだけではないようで
その日のマクドナルドの店内は裏で店長の笑いが聞こえてきそうな大混雑。

列とり合戦に加えて席とり合戦、店内にいる人たちのほとんどが小さい子どもを連れていて
その混雑といったらもう、すぐにでも逃げ出したいくらいのものだった。

ようやく六人分のハンバーガーをゲットして席もゲットして六人そろって食べだした、
というその時に携帯電話をのぞいていた長女が言った。

「ボーイフレンドが近くに来てるんだって。五分だけ、会ってきてもいい?」

それを聞いて一瞬で色めき立ったのが父親。
「は、はあっ???なんでそんなことしなくちゃいけないんだっ?五分会って、どうしようっての???」

わたしはといえば、気持ちはタイムマシンに乗って十四歳に逆戻りしており
「会いたい!ちょっとだけ会いたい!もう絶対に、会いたい!」
つまり、長女とボーイフレンドを会わせたい!な気持ちになっていた。

色めき立つ父親と長女との間に「行く」「行くな」の短い小競り合いがあって、
わたしはどちらの味方をするわけにもいかず、じりじりした気持ちでそれを見ていた。

そこへ、一喝、半ばどなるように言ったのが長男だった。
「そんなの、行かせてあげればいいじゃないか!」。

いや~ん、長男!よく言った!それでこそ男!
とはこれも声にして言えるはずはなく、こころの中で拍手かっさい!

父親はその一言でしゅん、となり、長女はそれで許しをもらったかのごとく
脱兎の速さで店を出て行った。そしてほんとうに五分くらいして戻ってきた。










わたしって、子どもの時の気持ちを忘れていないものだなと思うことがある。
胸がほんとうにきゅ~ん!としたり、母親のことを心の底からうざったい!と思った当時の気持ちが一瞬にしてよみがえったりする。

わたしの一生の中で、子どもと一緒にいられる時間は短い。
























にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

[PR]
by kyotachan | 2016-02-02 17:38 | 六 人 家 族 | Comments(3)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31