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フランス製アイテムでなにが粗悪かといってガムテープほど粗悪なものはない。
日本でいうなら、数種類あるガムテープの中のいちばん安価なものに分類されるに違いないこのガムテープ。
こちらでは分類もなにも、ガムテープといえばコレしか存在しないのだから選びようもない。

ぴらぴらのうすっぺらい生地は切れ目を探すのにも一苦労だし
薄すぎて貼るのも一苦労なら、はさみかカッターがなければ切れもしない。
その使い勝手の悪さはもう、いくら文字を並べてみたところで説明しきれるものではない。

コレのおかげで何度いらつき、何度激怒し、何度むなしさにおちいったことか。
このテープを使うたびにフランスへ来たことを後悔するほどのシロモノなんである。

そこへ夫が調達してきた、ガムテープを装着するこの装置。

なんと、どうしようもないできそこないの使えないガムテープが
これに装着したとたん、使えるやつに変身してしまうから一本とられた!な感じ。

これを使って思いましたよ。
あんたらも、腹、立てとったんやなあ。
ふっふっふっ。よしよしよし。

フランス人より数倍忍耐強いはずのわたくし日本人をこれほどまでにいらつかせるコレが
あんたたちフランス人をいらつかせない道理はどこにもないと思っていたのよ。

ガムテープの質を向上させる発想はゼロ。
道具を作ってガムテープを使いやすくすればいい。

これってものすごくフランス的なのかも。




































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by kyotachan | 2013-03-30 21:10 | 喜 怒 哀 楽 | Comments(9)








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長男が耳を痛がって学校を休んだ。
医者へ行くと「両耳とも中耳炎になりかけてる」。

休ませてよかった。
中耳炎はわたし自身経験がないのだけど
「中耳炎の痛みは世界三大通のひとつ」と聞いてからは
「耳が痛い」というのには敏感なのだ。

お昼休みの時間に「ある男の子」から電話があって、
「明日の宿題はなにもないって伝えたかった」という。

「どちらさま?」と三ぺんも聞いているのに
「カゼくんの友人ですよ」としかいわない。

「だから名まえは!」
といいそうになり、「息子にかわるね」と長男に電話を渡した。

わたしの時代には電話は家族みんなもので、つまりそれは公のものだった。
今はといえば確かに、電話がパーソナルなものになり電話で名乗る必要はなくなってきた、といえるかもしれない。

事実、わたしだって電話の液晶に登録されていない番号が表示されると
その電話に出るか出まいか、ちょっと迷うほどなのだから。

だけど、名まえを聞かれても答えない、って、これってどうよ。
知らない間に、電話の向こうの相手にむやみに自分の名まえを名乗らないことが常識になってしまったの?

以前も、長女に電話があって、名まえを聞いているのに「友人です」としか答えずに
えらく腹が立ったことがあったのだ。
長女が携帯をもってからこちら、家の電話に長女宛の電話がかかることはなくなってしまった。

子どもたちが電話しているの小耳にはさむと、
「まず自分の名まえを名乗りなさい!」
と口すっぱく言っている。

そのほうが感じがいいと思うんだけどなあ。
前世紀の人間がほえているだけなんでしょうか。

写真はわたしの電話カエル号と、いまだに手放せない毛糸の帽子と手袋。
雨ばっかり降って寒い。


































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by kyotachan | 2013-03-28 23:52 | 吐 き 出 す | Comments(6)

wakamé








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bio で見つけたブルターニュ産のわかめ。
wakamé ってけっこうもう、フランス語なのかしら。
















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根っこのほうが肉厚でおいしい!

一日目、トマトと一緒に。
お酢・しょうゆ・ごま油(同量)。

二日目、もう一度食べたくて前日と同じのに春雨投入。

......というわけで、もう、ない。

塩蔵こんぶ、って、ひとり暮らしをはじめたころ、
水洗いせずにそのまま鍋焼きうどんに投入し、
自分のまちがいに早々気づいたにもかかわらず
どうしようもなくて塩っからいまま完食したという思い出が。

こんだけ塩がまぶしてあるのにそれを無視した若い自分が痛い。

子どもたちを見ていて「なんでこんなこともわからんかい!」と思うことしばしばだけど
わたしの子どもたちなんだからこんなもんでしょう、とも思う。






























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by kyotachan | 2013-03-28 01:24 | お い し い | Comments(4)

だまし絵?








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どこが「絵」?
































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by kyotachan | 2013-03-27 01:04 | 日 常 空 間 | Comments(0)

つぼ









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ひとん家のアパート(集合住宅)のドア。















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ひぃっ!かわいかー!















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古くささもひっくるめてつぼ。


































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by kyotachan | 2013-03-27 00:48 | 日 常 空 間 | Comments(0)









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ムラムラ......ッ!



























ウソです。
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ボタンとかめんどうじゃん?と思ったおばさんひとり。

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by kyotachan | 2013-03-27 00:39 | 日 常 空 間 | Comments(2)

タルト・タタン風。












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タルト・タタンのレシピって参考にしたことがなかった。
今回はじめて、色んなところのを見て、適当に。

タルト・タタンってもっとりんごが赤々しいよね。
りんごの形ももっと、くずれているような。

カラメルを作ってそれをりんごにしみこませるってことだよね?
今度は思いっきり砂糖の量を減らして、バニラアイスと一緒に食べたい。
これは甘すぎた!
































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by kyotachan | 2013-03-26 01:30 | お い し い | Comments(3)






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風邪がこんなにつらいものだとは思わなかった。

月曜日の午前中、せきの止まらない次女を伴って医者へ行き、
「ふたりともよく似た症状だし、これは風邪ですね」といわれた。

わたしの場合は激痛というしかない頭痛がつらかった。
度のあわないめがねを無理やりかけさせられたような違和感。

しょうがないから目をつむっているしかない。
目をつむるとあとはもう、寝転んでいるしかない。

高熱が出ているわけではないのに
背中を悪寒がぞわぞわと走りぬけ
それが不快でたまらない。

風邪の頭痛とはまるで違うように思える。

くも膜下出血の前兆なのでは。
脳溢血ということもありえる。
脳血栓は父親もやったのだし。

そりゃあもう、ありとあらゆる黒い想像が頭の中をかけめぐり
それらが全部、あらたな頭痛の種となっているのかいないのか
激痛の強さが計測できるのなら、その数値はどんどこあがっていくようである。

頭痛薬はまるで役に立たない。

飲んだところで、すーっと楽になって眠れるのはせいぜい一時間半から二時間。
タイムアウトが来たら再度ザ・激痛!な頭痛との闘いが待っているというだけのこと。















それでも時間がたてば楽になったのだから
やはりこれは風邪としか呼びようのない病気だったのだろう。

ずっとベッドにしがみついていたせいで
背中、それも背骨にそって全体が痛んで
最後のほうは寝てもいられず、枕を壁に押し付けて座っているしかないくらいだった。

本が読めればまだ楽だっただろうに、度のあわないめがねをかけているような頭痛がしてはそれもかなわず。
ひたすら目を閉じて痛みと戦う時間と向き合うことしかできなかった。















こちらでは生まれてすぐから「鼻を洗う」ことを奨励される。
生まれたばかりの赤ちゃんの頭を横に寝かせ、小さな鼻の穴にフラコンの水を差し込んで逆側の鼻から出す。
三女が生まれたとき、看護師さんがやって見せてくれ、「こうすればお鼻がきれいになりますよ」と教えてくれた。
薬局にも「鼻スプレー」という名まえでたくさんの種類が出ている。

鼻の中がすっきりすれば頭の中もすっきりしてくるから不思議だ。
ただ、この風邪の間中は、一日に何度も鼻を洗おうが大して効果はなかったのだけど。

普段は歯をみがかないと気持ち悪いのと同じくらい
最近では鼻スプレーを忘れると気持ち悪いくらいだ。

これはほんとうにすっきりする。
花粉症の方にはぜひおすすめ。














気分がよくなって台所に立ち、夫と久しぶりに口を聞いたら
「ち!ああもう、オレ、この数日間は静かで穏やかな日々を過ごしてたのにさあ!」
と言われた。

愛情たっぷりの夫にめぐまれてわたしはしあわせだ。
そういうことならもうちょっとふせてればよかったかな。


































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by kyotachan | 2013-03-23 22:13 | 六 人 家 族 | Comments(7)









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長女の熱は翌日には三十七度~三十六度へ。
長女の丈夫さはわたしの自慢のひとつ。

今朝、次女が三十八度六分。
この人も丈夫だから月曜日には復活するはず。

わたしも熱っぽい。
ああ、大ごとになりませんように。















我が家の野菜スープ。

今回はにんにく、長ネギ、セロリをオリーブオイルでいためたところに
西洋かぼちゃとかぶ。
もうちょっと野菜を足したかったのでにんじんとたまねぎ。
かぶるくらいの水と岩塩をぱらり。
野菜が煮えたらハンド・ミキサー。

食べるときにとろけるチーズとこしょうをたっぷり。
これで風邪で疲れたからだがぐっと楽になる。はず。






























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by kyotachan | 2013-03-16 21:29 | お い し い | Comments(6)

tonnerre トネー/ かみなり








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寒いけど、風の匂いは春。
な陽気だったのはつい昨日のこと。















今朝、起こす前に起きて来た長女にビズをすると、熱い。
熱を計ると三十九度五分。

昨日はダンス教室から戻ったら青い顔をして
大好物のスパゲティ・ミートソースもほとんど食べず
ダンスの後なのにシャワーも使わずにベッドに入ったから
ちょっとおかしいなあとは思っていたのだ。

そういえばここのところ、ダンス・コンクールで早朝から深夜まで不在だったり
コレージュの最終学年のせいで重要な試験があったり
スタージュ(職業訓練)の面接が本人的に不本意に終わったりと
けっこう、ストレスフルな日々が続いていたのかもしれないな、などとあらためて思う。

















もちろん学校は休んで、一日中、ベッドで寝ていた。
顔はまるでゆでだこだ。

夕方、気分が少しよくなったのか、友人と電話で話している。

外は雨が降り出し、かみなりまでごろごろ言い出した。
春になろう、というころ、かみなりが多い気がする。

こちらのかみなりは地面が割れるかと思うほどの大音響。
島国ではお目にかかれない大陸的かみなりだ。

長女のからだにどっかーん、とかみなりが落ち
わたしたちの頭の上にもどっかーんとかみなり。

春はもう、すぐそこ。




























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by kyotachan | 2013-03-15 04:16 | Comments(0)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族