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今日子ども部屋のそうじをしたら、
三女の小物入れの中から
むき出しの生理用タンポンが出てきた。

一瞬、それが何かわからず、わかった瞬間にゴミ箱行き。
ったくもーこんなもん、いつから持ってたの?

そうじを続けながら思う。
そういえば、久しくこういうこともなかったな。
子どもの行動なんて「なんでそーゆーことするの!」が基本形な時代もそろそろ終わりかなあ。

思えば長男が赤ちゃんの頃、
自分がたった今「排出」した自分のウンチを
味見しようとしたときの衝撃といったら!

ちょちょちょちょちょ!
これ、ウンチだよ?
ばっちーんだよ?
なんでそれを口にいれるよー!

公園で先輩ママに相談。

「だってさ!ウンチを汚い、て思うの、本能じゃないの?」
「違うんだよ~。これは汚いもものだからさわっちゃダメ!てそりゃーもう何回も何回もそれこそ百万回くらい教えないとダメなんだよー!」

マ、、、、マジッ?!

少し大きくなって、
長男がまだ幼稚園に通っていたころ。
トイレから呼ぶ声がするので行ってみると、
ウンチをしている途中らしく便器に座っている。
手にタンポンをにぎりしめて、「これな~に」と無邪気に問う。

あまりにもとっさのことでことばが出ず、
しょうがないので頭をひっぱたいて、言った。

「よけいなことすんじゃないの!」

















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長男はビックリして目をしばたいていた。
わたしは一瞬後には後悔していた。
たたくのは「緊急な危険が迫っていときに限る」のはずだったのに。

きれいな、手にすっぽり入るものが、トイレの引き出しに入っていて、
ウンチをしている間にそれを見つけたからといって、
なんで頭をたたかれなくちゃいけないのさ。

わたしは長男のこころの中を想像し、
それでも、タンポンを何に使うのか、説明する勇気も気力も能力もなくて、
とうとうそのままにしてしまった。

子育ては「わかっちゃいるけどできない」ことが多い。

いやほんとに。
わかっちゃいんるんだけどさあ。

「よく育っている」「よく育ってない」という言い方があるが、
わたしの子どもたちがはたしてどちらなのかはわからない。

わたしの子どもたちにしちゃあ、上等上等。
そう自分を甘やかして感情にまかせてどなりまくる日々。

















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日曜日は fête des maman フェッデマモン だった。
一般に「母の日」と訳されると思うのだが、直訳すると「お母さんたちのお祭り」だ。

金曜日の夜に友人と別れるとき、
「bonne fête des maman pour dimanche ! ボンフェッデマモンプーディモンシュ/ 日曜日にはいい ‘お母さんたちのお祭り’ をね!といわれた。
そういう彼女も、四人の子どもたちのお母さんだ。

下三人から学校の工作で作った色んなプレゼントをもらった。

ハート型にボタンを縫い付けたのは長男から。
「あら!これでもう、ボタン付けは自分でできるね」
といったら、頭をぶるんぶるん、左右にふっていた。
クラス中でいちばんおそく仕上がったらしい。

次女はハート型の小物入れ。














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カードの中にはたくさんのハートと
たくさんの je t'aime maman ジュテームマモン/ お母さん好き。

つづり方にまちがいだらけの三女のカード。
去年までは絵だけのカードだったのにね。
もうこんなに書けるようになったんだね。

長女からは「世界でいちばんいいお母さん」の称号と
お小遣いで買ったらしい、ブレスレット。

きみたちにとったらわたしが世界でいちばんいいお母さん。

いやあもうほんとに。
もっとやさしくなろう。
なるべく、どならないようにしよう。
なーんてことを思う日なのだった。















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長男のカードには感動。
わたしたち六人家族がきのこになっている。

かんむりをつけたお父さんきのことお母さんきのこ。
その下にはよっつのきのこたち。
女の子にはちゃんとまつ毛げ描かれている。

長男たらきのこ、きらいなはずなのに!





























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by kyotachan | 2011-05-30 22:53 | 六 人 家 族 | Comments(12)

fraise フレーズ/ いちご







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スペイン産のいちご。
二キロで 4 euros ≒ 460 yens 。















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帰ってよーく見たら、箱の下半分はほとんどつぶれてた。
モロにくさっている粒もひとつぶ。
こーも暑いといちごちゃんもつらいわね。















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つぶれている 670g くらいを煮ることに。
最初にいちごだけを煮て、水分が出たところで適量のお砂糖を。
300g は入れたかな。

ちょっと見ない間にしっかりふきこぼれ。
なんだか、上手にふきこぼれたなあと。

ふきこぼれたのがいちごだと
お鍋までかわいく見えるから不思議。

どっかの国の旗にも見えたりして。
え、どこの?とかはいわないように。
















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お鍋の底にのこったいちごに牛乳を投入。
く、、、。
いちごミルクのおいしさは永遠なのでございます!















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わあん!ぐわん!ぎゃわん!声にならないこのかわいさ。






























いくつになってもハート好き。かわいいものはかわいい。
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おまけにおいしい。かわいくておいしいだなんてすごすぎるぞいちご。



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by kyotachan | 2011-05-28 22:15 | お い し い | Comments(5)

hareng アロン/ ニシン






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まだ五月なのに。
いやーもう暑い暑い。

外を歩く人、ほとんどもう、はだかでんがな。 >そ、そこまで?

食卓もすっかり夏仕様。

















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生ハムメロン、て日本人には批判的意見が多い気がする。
それはほんまもんの、まじでうまい生ハムメロンを知らないだけだと思う。

年々、こんなにうまいものはない、と思うほどにうまい。
メロンを見ると、生ハムが目に浮かぶ。
これはもう、切っても切れない関係になってしまった。

メロンはここのところ、小ぶりのものだと一個 1 euro ≒ 115 yen。


















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上の写真で、左奥にかすっているのは hareng アロン/ ニシン。
近所の市場で試しに買ったら、夫のお気に召したようで、今回リピート。
doux ドゥ/ 甘め、とあるからこれはそう塩辛くない方。

塩漬けのニシン、というのをよく売っていて、
それを一日塩抜きし、オリーブオイルやハーブに漬け込む(らしい)。
<訂正>
これはまちがいでした。
おそろしいほどの塩に浸かって売られている魚は morue モリュ/ タラ でした。
タラといえば白身の煮付けにするとおいしい魚だよなあ。
ポルトガルでよく食される魚らしい。次回はこれに挑戦か?!

hareng アロン/ ニシン は右手前。
その奥は artichaut アーチショー/ アーティチョーク のオイル漬け、そのまた奥はタコだったか。

左の黒い豆は lentilles ロンティイユ/ レンズ豆 のサラダ。
その奥はなんだっけ。

hareng アロン/ ニシン、この季節にはぴったりのお惣菜。
火を使わなくていいし、サラダとの相性はいいし。

塩漬けのものは、でかくてごっつくて、なんだかおそろおそろしいのだけど。
こんだけおいしいんだったら、塩抜きから、自分でやってみるか。
















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この空で夜の八時過ぎ。
すでに九時過ぎまで明るい。

夕食時には悠々電気はいらないから、
サマータイムが電気の節約に貢献している、
というのはほんとうかも。
































和食をほしがらず、コートダジュールのおしゃれメニューに徹すれば家計は助かるのだ。、、、グ。
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こんなテーブルも大好きよ。大好きだけど、和、もたまにはほしくなるの。、、、グ。



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by kyotachan | 2011-05-28 05:03 | 六 人 家 族 | Comments(4)






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あるときは息子たちを全力で守り抜く男。
あるときはカメラを抱えて旅をし人に会い、感動的なポートレートを撮る男。
またあるときはかっちょいいバイクを探して日本中を練り歩く男。
そしてまたあるときはギターの上達を目指して散財を惜しまない男。
そしてそしてまたあるときは美しい奥さまの厳しいおことばを一身に受ける男。

しかし彼の真実の姿は。

命をかけてラーメンを食べ続ける男なのだった。

なぜ命をかけてまでラーメンなのか。
それは次回、彼の胃袋に聞いてみよう。

連日のラーメン・記事にかぶりつきのコメントを残していたら、
そんなにかぶりつきたいのなら、かぶりつきんしゃい。
あんたは九州女やけん、とんこつがよかとやろもん、ほれ。

といってほんとうにラーメンを送ってくださった。
この男、酔狂でもあるらしい。>あ、ウソウソ。

















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めったに行かない「豚肉専門店」でこれでしょう!のハムを。
シブレットと呼ばれるねぎを。
中華食材店できくらげを。
そして炒りごまを。
最後にとっておきのパリパリの海苔を。

スープが白濁しているのは、丼の底にしのばせた生卵のせいっす。>あれ?邪道?















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スープはあくまでもコクのあるさっぱりとんこつ。>矛盾しちょる?いやでも、そう表現するしかないの。
麺はあくまでも細く長くしこしこと。
















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無言。
いやまじでほんと、無言でいただきました。

普段はインスタントラーメンをありがたーくいただいちょりますが、
ああ、ラーメンっつーのは、こういう食べ物だったなあとしみじみ思いました。
思わず、無言で食べちゃうものだったんだなあって。

だって。
最後にインスタントじゃないラーメン食べたの、いつだったかいつか覚えてない!
ニースへ来てからはまずないので、かれこれ七、八年、てところですか、、、。

すいません。
子どもの口には入れられません。
これは夫婦だけであと二回、いただくことにします。

え?子どもにこんなおいしいものを食べさせたくはないのかって?

いやそれがね。
二年ほど前にマルタイ棒ラーメン、て超レアな九州のラーメンが手に入りまして、
それを出したところ、大不評だったことがあって。

ラーメン命のお方ゆえ、
マルタイ棒ラーメンの存在はご存知かと。
ええ、ええ、そりゃあもうね、インスタントラーメンの王道に輝くべき、
そんりゃあもう、うんまいラーメンなのでございます。
それをあーた!子どもたちは「いつものと違う」というそれだけの理由で、、、。

またあんなことになるのかと思うとこわくて。
食べ物の恨みはね、こわいのです。

ああ、あと二回。
角煮作ってじゃんがら風てのもいいか?
紅しょうがと明太子はちと無理やが。

ごごごごご、ごっつぁんしたー!

























今日は柿の種とおビール。もう、胸が、高鳴っちゃうもんね。柿の種。それもなんだかよさげな!
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あまりにも言いたい放題でリンク貼るのこわい。酔狂男からのコメント入ればいいが。>あ、ウソウソ。



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by kyotachan | 2011-05-26 23:55 | 非 日 常 事 | Comments(8)







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コーヒーのお供に甘いものがほしくて焼いた。
オーブンから出して切ったら、とたんにあちこちから手が。
鉄板いっぱいにまんまるだったのに。
















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市販のパイシートの表面にフォークで穴を開けて五分くらい焼いて、
その上にガレット・デ・ロワに使うアーモンドクリームをぬってさらに十分。
つまりガレット・デ・ロワの、頭のパイシートをのぞいただけ。
暑くても熱々がおいしい。





























ほんとうはこんなん食べてる場合じゃない。
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たぶん洋ナシとかのせてもいいかも。あ、でもほんとに、こんなん食べてる場合じゃないんだけど。



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by kyotachan | 2011-05-25 21:57 | お い し い | Comments(5)

tata タタ/ おばちゃん






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tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?
tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?
tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?
tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?
tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?
tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?
tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?
tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?
tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?
tata t'as chaud ? タタタショー/ おばちゃん暑い?

日曜日に行ったビーチ、salis サリス
波打ち際には引退したと思われるカップル。
うらやましくなるほどに仲むつまじい。

後ろからはしつこいほどに、タタタショー?とくりかえす子どもの声。
tata タタ は「おば」のことで tata michèle タタミッシェル といえばミッシェルおばさん。
おじさんは tonton トントン。

タタタショー?タタタショー?タタタショー?タタタショー?タタタショー?タタタショー?タタタショー?タタタショー?タタタショー?タタタショー?

あまりにもしつこいタタタショー?に、いつしかわたしの頭は何かを探していた。

あ、そっか!あれだ!
















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とっとっとー?(とってあるの?)
きーきっきー?(木、切れる?)

というふたつの方言。

同じ音が三つ並ぶと疑問形になる、という恐るべき共通項。ふむ。

そういえば、ユウキチホさんがキキキリンさんになったころ、
テレビのインタビューでめんどくさそーな顔をして答えていた。

同じ音が三つ並ぶのが好きで、
とにかく同じ音が三つ並んだものならなんでもよかった。

チャチャチャリン、でも、マママリン、でも、ヤヤヤリンでも。
ほんとになんでもよかったんですけど、
なにかに決めなくちゃいけないから、キキキリンにしたんです、と。

同じ音が三つ並ぶとなんだかかわいい、てのはあるかもしれん。ふむ。


























きりんさん、引退、だって?年を重ねるにつれて若くなる役者さんで、大好きなんだけどなあ。
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今日は、暑い。気温、かなり、いってるはず。



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by kyotachan | 2011-05-24 00:21 | 六 人 家 族 | Comments(7)







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土曜日の夕方、ニースのビーチへ。

家族づれ、カップル、などなど、人出もそここそ。

水温は前回の villefranche ヴィーユフロンシュ に比べたら、断然ここちよい。
ニースのビーチは「水泳可能な地域」を示す bouée ブエ/ 海中に浮かべられた浮輪 までが遠くて
どうしてもそこまでいくことができない。

水中はカルピスをかき回したような色でどこから来るのかゴー!という音がしてくる。
わたしは近眼でコンタクトレンズを使用しているため、泳ぐときにはゴーグルが必須なのだけど、
はっきしいって、なんも、見えん。こわくて遠くまでいけない。

でも bouée ブエ があるってことは、
そこまでは安全に泳いでいけるということのはず。
いつかは、あそこまで、泳いでみせるぞー!

















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家族で vieux nice ヴューニース/ 旧市街 へ来るのは久しぶり。
ニースの郷土料理、socca ソッカ/ ひよこ豆の粉を使ってクレープ状に焼いたもの を食べる。

ちなみに socca ソッカ は、日本語でいうところの、「あ、そっか!」の「そっか」と同じ発音。
















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なんだ。
長男、これが好きだったの?
知らなかった!

もう食べれない、という次女と三女の分もすすんで引き受けて平らげた。

わたしたちは手づかみで食べたのだけど、
本式にはどうなんだろうか。

食べている途中で隣のテーブルにはナイフとフォークがあるのに気づいた。
セルフサービスの店だからどちらでもお好きな方法で、ということか。

偏食が多くてたべるものの選択肢が少ない長男。
ひよこ豆のお粉を買って、socca ソッカを家で作ろう、と決心。
おそらくクレープを焼く要領でできると思う。
この粉は小麦粉と同じ棚に普通に売っている。

















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なにがなくともアイスクリームはあるのがニース。

イタリアの手作りジェラート、が軒並み。
コーンもその場で焼いてくれて、そりゃあもう、まずいはずないっちゅーの。














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あくまでもオーソドックス志向の長男。
本日のジェラートも王道のバニラ。
赤いのはおまけのキャンディ。






























土曜日は夕方から、日曜日はお昼から。連チャンでビーチだったこの週末。
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美白はとっくにあきらめている。美黒、といいたいところだけど、ただのクロ豚。あら!豚さんに失礼よ!



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by kyotachan | 2011-05-23 04:22 | 六 人 家 族 | Comments(7)

causer コゼ/ 話す







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教科書では教わらなかったな、というフランス語の中のひとつに
causer コゼ がある。「話す」という意味らしい。

ウチではもっぱら、会話に割り込んできた人に対して

① je t'ai pas causé !
シュトゥコーズパ/ あんたに言ってんじゃないのよ!

というかあるいは、話しかけてもちいとも反応しない相手に対して

② Oh Eh Oh~! je te cause hein?
オーエーオーシュトゥコーズアン/ ちょっとちょっとー!あんたに言ってんのよ!

という使い方をされる。

今日、三女が長女に対して①の言い方をしていた。
長女は「その年齢でなんつー話し方してんの?」と怒っていたので、
あまりエレガントな言い方ではないらしい。

と、きょうだいの会話でフランス語を学ぶガイコク人、ここに約一名。

























フランス語ねたが続いてますが。
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今日、夜のピクニックに行きたいと思っているがどうなるか。暑い。



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by kyotachan | 2011-05-22 00:09 | 六 人 家 族 | Comments(7)

フランス語って残酷。




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rousse/ 赤毛の女の人 と、russe/ ロシア人(語)
カタカナで表記するとどちらも ルーッス

しかしその実、全く意味の異なるふたつのことば。
意味が違えばもちろん、発音も違う。
それこそ天と地ほどにも違う。

いや正直にいうと、わたしにとったらめちゃくちゃよく似ていて、
なんだかまぎらわしくて間違いやすくて要注意!な単語なのだけれど、
フランス人の家族にしてみたら、これらのどこが似てるねん!全く違うやんけ!ということになるらしい。

カタカナ表記で書いたら同じことばなのに
フランス人にとったら
このふたつの単語はまるで似ていない、
ちいとも同型にははまらない、
それはもう、ぢぇーんぢぇん、違うことば。なんだって!

そもそも脳内で「カタカナ変換」してしまうわたしに問題があるのだろうとは思う。
わたしの耳にはよく似た単語として伝わってくる。

「赤毛の女の人」、と相手がいうときに
「え?ロシア人がどうしたの?」と返してしまう。

口で発音できない音は、耳でだってその音を拾えないっつーことみたいだ。

rousse/ 赤毛の女の人 は、
のどの奥のほうから空気を吐き出し、
カーッペッ、
と「たん」を出す勢いでくちびるを思いっきりとがらせ、
そのまま「ウ」という。
カーッ、ペッ!だよ。カーペット、じゃないよ。
ルーッスーッの部分が「ウ」。

russe/ ロシア人(語)は、
のどの奥のほうで r 音をふるわせて「ユ」という。
くちびるはそれほどとがらせない。
ルーッスーッの部分が「ユ」。

わたしにはこの「ウ」と「ユ」の発音がどちらも苦手。
おまけにどちらもカーッペッの r つき。

長女と一緒に歩きながら、赤毛の人、の話になり、
なによなによロシア人がなんだって?え?ロシア人じゃないって?
という流れで、ついでに発音練習をしてもらうものの、
わたしが発音するたびに、わたしの顔がおかしいと笑う。

正確に発音しようとくちびるをつきだすと
わたしの顔はサルじゃなくてタコになっちゃうみたいだ。

しまいには「ママ、わざとやってるでしょ、ヘンな顔」。

......
......
......

あの?
えーっと?
もしもし?

うち、ものすごー、真剣にやっとんったやけど?

フランス語は厳しい。ニッポンザルには。


























写真は、友人のお誕生日に渡すカードを作成中の長女。
いまや自分で写真を撮って、それをカードにする時代。すげーなー。
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カーッペッて真剣にやればやるほど、百面相でもはじめたかいな、という目で母親を見る長女。残酷すぎる。



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by kyotachan | 2011-05-19 22:47 | 六 人 家 族 | Comments(10)





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子どもたちの通う学校で、お遊戯会。
学年末になると、色んな催し会があったりする。

フランスだなあと思うのが、
お遊戯会に参加するのはクラスの担任次第だということ。

なんたって「自由」であることが重要なお国がら、
なんでもかんでも個人の自由におまかせなのでございます、
といえば聞こえはいいけど親の立場からしたら
当たるもはっけ、当たらぬもはっけ、の大ばくちを打っているようなもの。

なーんだかなーと思うけど、
課外授業(お泊りに出かける修学旅行のようなもの)も
学校単位でなくて、すべてがクラス単位。

同じ学校でもしょっちゅうなんやかやと外にでるクラスもあれば、
一年中、ずーっとクラスの中に閉じこもっているクラスもある。
つまりなんでもかんでもクラス担任の力量次第。

今回もしかり。

同じ学年でも参加するクラスありそうでないクラスあり。
わが家のことをいえば、参加組は長男、次女。
三女は不参加クラス(若いクラスはどこも不参加だった)。
長女はコレージュだから、これはまた別。

長男のクラスは十八世紀のお話をふたつ組み合わせたお遊戯。

ひとつは hachis parmentier アッチュ・パルモンチエ。
アッチュ・パルモンチエといえばいまや、ハッシュドポテトとひき肉をあわせたお料理のこと。

これはお給食でももっともポピュラーなメニューであるらしい。
ま、イモと肉、てのはどうやったっておいしいもんだものね。

そして Monsieur Parmentier ムッシュー・パルモンチエ/ パルモンチエ氏といえば、
十八世紀に、フランスにじゃがいもを普及させた農学者の名まえなのだとか。
発明した人の名まえをそのままお料理の名まえに使うのもこれまたおフランス風。

パルモンチエさんは、それまではフランスでは「家畜の食べ物」と信じられていたじゃがいもを
庶民の間に「こんなにおいしいものはない!」と思わせた学者さんだったのだ。オモシロイ!

もうひとつの話は
十八世紀に気球を発明したといわれる Montgolfière モンゴルフィエール 兄弟のお話。

なんとこの兄弟のお兄さん、暖炉の中で紙が火によって舞い上がる様子を見て、
火を使えば空を飛べるはず、と確信したというのだからすごい。

わが家の長男はこの兄弟の父親役。
わはは、わかりやすくいうと、チョー端役。

白髪のカツラがよく似合って大爆笑の夜となりましたとさ。
































てゆーかこれ月曜日。十八時にはじまって終わりが二十時過ぎ。
外に出ると太陽がまだサンサンと......。これこそまさにおフランス風。てかこれはニース風か。

かしこいニッポンジンママはかばんにおにぎりをしのばせていた。だってお腹すくじゃーん。
こちらの夕飯は二十一時(夜九時)、がふつう。どどど、どうなってんねん、これってー!てなもんやろ?
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フランス人はたいていよいっぱり。小さい頃からこうしてきたえられいくのね......。たぶん。



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by kyotachan | 2011-05-18 03:04 | 文 化 教 育 | Comments(12)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族
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