しくしく


ブログを始めるとき、ひそかに誓った、二つのお約束。

① 決して のめりこまない
② ダーリンがいる時は、PCに近づかない。 彼がいない間、PCにはりついている、ということに、決して感づかれない

さーて十日が経ったが、いかがなものか。 いやー、とにかくさ、わかんないことだらけ、だからさ、必然的に、PCにのめりこむ状態になってしまっているわけよね。 で、ダーリンが帰ってきてからもね、あ、ちょっと、あれ、どうだったかな、えーと、なんとなく、のぞきたい気分なのだよね、うずうず、むずむず、ごにょごにょごにょ ・・・

てなわけで、まーったく、実行されていない、この二つのお約束。 まー これからは、もーちょっと、スピードをダウンしてですね、ぼちぼち、行くのでね、遊びに来てくれた折には、あ し あ と 残して行ってくださいね。 

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三女が気に入ってよく遊んでいる、このおもちゃ、いつも、顔が泣いているの。 ぱぱも、ままも、赤ちゃんも。 「お着替えしよーよー」 て促しても、いつも、パジャマなの。 ぱぱも、ままも、赤ちゃんも。 
これはですね、重要な問題をはらんでいますよ、て、顕著な心理学者から指摘されちゃったら、ちょっと、こわいな、やっぱり。 これって、どうよ。 
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by kyotachan | 2007-03-31 22:19 | 六 人 家 族 | Comments(4)

ままだけパーティ


ある日の下校時、学校のままの一人、キャティに、

「ままだけパーティをやるので、来週金曜日夜八時、一人でウチまで来るように。」

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まるでわたしが、OKというのは当然、という口調で言われた。 わかるかなあ。 この、心地のいい強引さ。 感応しあっている者同士に通じる、気持ちのいい命令口調。 だけどなー

「え、え、ちょ、ちょっと待ってよぉ、来週金曜日は祈りの会合があって、それが終るのが八時過ぎで、だ、だいたい、そういうことをやったことがないから、ダーリンに聞いてみなくちゃいけないし・・・」

とたじろぎながら言うと、まあまあ、そういわず、いらっしゃいな、とおだやかに、おっしゃる。 キャティとダーリンは良く知っている仲。 「誘われちゃって、断わる、という選択肢はない、のだよねー むにゃむにゃむにゃ・・・」

割りとあっさり、OKが出た。

で、行ってまいりました。 キャティのお宅に。 どんな風だったんでしょう ・・・
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by kyotachan | 2007-03-28 16:41 | 非 日 常 事 | Comments(4)

ハートのキャンディ


友人のゆりさんが、円蔵くんを連れて、遊びにやってきた。
おみやげは、パン屋さんで売っている、というハートのキャンディ。 やたらかわいい。

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きみたちも、やたらかわいい。

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by kyotachan | 2007-03-26 22:44 | 日 常 空 間 | Comments(9)

感応


友人が時々、「母の宅急便」を送ってくれる。 母のいないわたしのために。 うめぼし、のり、ひじき、マルタイラーメン、ふりかけ・・・。 どれもこれも、ニースでは超高級品。 こどもの漢字ドリル、なんてものも入っている。 これは入手不可能。 これらが届くことはすごくうれしい。

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でも、一番うれしいのは、これ。 本。 友人は読み終わった本を、気前よく、がんがん詰めて送ってくれるのだ。

大学生の時、詩人の谷川俊太郎の本に出会って、

「ああ、わたしはもう、詩人にはなれないなあ。」

と思った。 彼の詩には、わたしが言いたいことがすべて書いてある。 まるでわたしの心の中をのぞかれたみたいだった。 その詩を、書くことはできない。 だけど、読んだ途端、ああ、これだよ! わたしが言いたかったのは! とひざをたたく思いがする。
宮本輝を読むと、同じことを思う。

「ああ、わたしはもう、作家にはなれないなあ」。

宮本輝はわたしが言いたかったことを、もっと上手に、もっと感動的に、もっとわかりやすく、書いてくれる。 

「あれぇ、それ、それをね、言いたかったんですよー え、えぇー 言われちゃったなあー まいったなあー しかしうますぎるよー やられたなぁ。」

宮本輝を読むと、それの連続だ。 どの本も大好き。 この「命の器」というエッセー集の中に、「“感応”ということ」という、ほんの一ページほどの文章がある。 わたしはこの、「感応」、ということばが、大好きだ。 いま一度読み返してみたら、それは「仏法用語」であるという。 むむむむむ、そ、そうか。 そうだったのか。 これは、なんだか、ますますいい感じだなあ。

感応すること、あるでしょう? あ、この人とは合いそうだな。 親しくなる前になんとなくわかってしまう時。 歩いていて、なんとなく目が合い、挨拶してしまう時。 なーんとなくいい感じがするんだけどなー、ていうその気持ちに、ちゃーんと、名前が、あったのだよ。 感応。 って。

この人はねー、祈っている、としか思えないんだけど、いかがなもんでしょうか。 誰か教えてください。
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by kyotachan | 2007-03-26 21:43 | た の し い | Comments(9)

九年たちました


祈る、ことを教えてくれたのは、わたしのダーリン。 


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最初は反発した。 いや、「反発した」、というような、生半可なことばではすまされないほど、いやでいやでたまらなかった。 彼が所属していた(今はもちろんわたしも所属している)、その祈りのグループのことが、嫌いだったからだ。 嫌い、というよりこれは、ほとんど「アレルギー」とも呼べるほどで、カラダ中が、脳みそが、血管が、それを拒絶しているように感じていた。 彼から、その話を聞かされた日、わたしの頭の中はまっしろ。 いや、まっくろ、だったか。 とにかく、絶体絶命。 別れよう。 別れるしかない。 と こころに強く、誓った。

わたしは、なぜ、そんな「アレルギー」を抱えていたのだろう。 今となっては不思議なくらいだ。 わたしが知っていたのは、週刊誌上で語られる、そのグループのスキャンダルの類。 それを百パーセント鵜呑みにしていた。 グループの代表者が、女性をレイプした、という記事を、うわーっ いやだーっ とまるまる信じ込んでいた。 「活字 = 真実」、おそらく、そういう思考回路ができていたんだろうな。

別れる、と強く誓ったはずなのに、別れなかった。 一緒に暮らし始めた。 彼は、祈る。 基本的に朝と晩、一日二回。 長女を妊娠して、仕事をやめたのと同時に、わたしも彼の真似をするようになった。 どうして? どうしてだろう? ただ、なんとなく。 ダーリンはただの一度もわたしに、祈ることをすすめさえしなかったのに。

不思議だねえ、祈ると、ほんとうのこと、が見えてきた。 そのグループに関する、週刊誌の記事がデマばかりであることが、だんだん分かってきた。 「刷り込み」されていたのだ。 これは効果的だねー。 デマだろうがなんだろうが、活字になって、国中にその情報が流れると、それが事実がどうか、という確認作業はされず、なーんとなくそうなんだろうなー、 てそのことを頭の中に刷り込んでいく。 脳みその中に。 血管の中に。 なんども、なんども、同じような記事を、週刊誌の見出しに載せる。 刷り込ませる。 刷り込ませる。 刷り込ませる。 刷り込ませる。 何十年にもわたって。

いまや「祈り」はわたしの生活の基本だ。 ぬかすと、変な感じ。 祈り始めた頃は言い換えれば、初めての子育てが始まった頃だ。 八王子に引っ越したばっかりで、長女を病院に連れて行くのも必死だった。 

「病院に着いたら、わたしが駐車しやすい場所が空いていますように。 長女がいい子で予防接種を受けてくれますように。」

そんなことばかりを祈っていたように思う。 今も、自分の叶えたいことを祈るのは変わらない。 でもそれと同時に、とても自然なこととして、「世界の平和」をも祈るようになった。 なんだろうね? 「世界の平和」、て。 わたしはそれは、「世界中の人々のこころの中が平和なこと」、だと思う。 「世界中の人々のこころの中が平和になる」、ためにはどうすればいいんだろう。 わたしは、「世界中の人々の中の一人」である、わたしの友人のこころが平和になるように、と祈っている。 世界の平和は、そこからしか始まらない。

祈り、を知らないまま、わたしの一生を終えてしまっていたら、と思うと、ぞーーーーっ としてしまう。 きっと、いろんなことが理解できずに、うんうん、うなって一生を送っていただろうな。 この先、わたしにどんなプレゼントをくれることがあっても、この「祈り」というプレゼントには絶対かなわないよ。 
ダーリン、人生最大のプレゼントをどうもありがとう。
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by kyotachan | 2007-03-23 19:19 | お い の り | Comments(0)

道は険しいのだ


ダーリンは相当な日本好き。 七年間、日本にいたけれど、日本語をマスターすることは、ついにできなかった。 それでも初めて会った人にはよく、

「まーとーっても上手ですねー日本語が!」 

と言われたりする。 しかしこれ、はったり、なのだよね。 挨拶をする感じがすごく自然で、日本語がうまいんだと思われてしまうらしい。 ダーリンが日本にいた時、日帰りで名古屋に出張した。 タクシーに乗ったら、運転手さんが、かなり、おしゃべりだったらしい。 

「あ、へー、んー、あ、そうなんですかー、えー、それはすごいー」

と適当にあいづちを打っていたら、

「おっきゃくさん、日本語べらべらですねー!」

と言われたそうなのだ。 しかし本人、

「言ってること、ちーーーーっともわからなかったんだよ!」。

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最近なぜか再び、日本語熱急上昇。 雑誌まで取り寄せて、日本語学習を始めた。 ある晩、台所で片付け物をしていると、

「ね、これ、読める?」

と言ってきた。 紙に、「急行」、と鉛筆で書いてある。 「読めるよ」と答えたものの、それが、

「こんな難しい漢字、君には読めるのかい?」

なのか、

「ぼく、こんなに難しい漢字が書けるんだよ。 すごいだろう。」

なのか、迷っていると、

「これ、ね、『きゅーこー』、でしょ。 aeropot (アエロポール=空港)。 ね、そうでしょ。」

とうれしそうに言う。 はっはーん、そう来たか。 まあ、語学の道が険しいのはお互い様だもんね。 なるべく傷つけないようにそれとなく、

「 aeroport (アエロポール) は、『く う こ う』。 これは、『きゅ う こ う』。」

「・・・ え。 じゃあこれは・・・。」

とまゆをしかめて、考えている。 どうしようかと迷いながらも、つい、言ってしまう。

「express (エクスプレス)」。

「あぁーーーっ そっかー そうだよー 電車に書いてあったよー。」

それだけ言うと、さっさと去って行った。 片づけをすませて寝室に行くと、ダーリン、すでにいびき状態。 机の上には、「急行」を五回、「空港」を五回、鉛筆で書かれてある紙が・・・

語学の道は、険しいのー。
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by kyotachan | 2007-03-22 19:25 | 六 人 家 族 | Comments(4)

マンキンダー 


ある朝登校中、長男が、

「Ah! C'est mon copain! (あ! ぼくのともだちだ!)」 

と叫んだ。 こういうことに大喜びする。 いいねーわかりやすくて。 続けて、

「Moi, je sais le nom de sa soeur. C'est... (ぼくねえ、あのこのおねえさんのなまえ、しってるよ。 それはね・・・)」

「マンキンダー!」

?!?! わ、笑っちゃいけない! と一瞬自分に言い聞かせながら 

「え、なに? なんて言うの?」

と半分ほっぺたを引きつらせながら問いただすと

「マンキンダー!」 

と再びうれしそうに繰り返す。 今度はもう思いっきりつぼにはまり、大笑い。 ええ、ええ、朝の登校時、路上でね、がははははーて、笑ってしまいましたよ。 だって、マ ン キ ン ダー 、 てこれ、かなり強烈。 幸い、そのきょうだいは、車道の反対側を歩いていたので、わたしの笑い声は届いていないはず。

名前のことでは、決して驚かない、て覚悟しているつもりだったんだけどね。 長男の友人の方の名前は 「マーボングー」。 え、マ ー ボ ン グ ー ? 最初聞いたときにはやっぱり、あまりにもなじみがなさすぎて、とまどったものだった。 ずーと以前、「ウニ」ちゃん、という女の子に会った時には、「まーすてきな名前ねー。」と口では言いながら、ウ、ウニ、かよー、て、わたしの大好物の、あのまあーったりとしたウニを、思い出したものだ。 我が家のこどもたちは四人とも日本名。 やはり覚えにくい名前、ではあるようだ。

わたしがあまりにも激しく笑ったものだから、長女が

「なになに?」

と寄ってきた。 話を聞いた彼女、え、マンキンダー? とわたしと一緒に笑った後、

「マチルダ、だよ、きっと。」

と冷静に発言する。

「え、知ってるの? マボングーのおねえさん?」

まだ笑いがおさまらなくて、ひくひくしながら聞くと、

「んー知らないけどさーたぶん。」

いやー、さすが、優等生だねー、おそらく長男は、「マチルダ」を「マンキンダー」と聞き間違えたにちがいなかった。 

あーよかったよかった、彼女の名前が「万金だー!」でなくて。 だってこんな名前、冷静に呼ぶ自信、とてもないもの。

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後日談。

今朝、そのきょうだいと一緒になり、長男がマボングーと連れ立って歩き出したので、おねちゃんに、

「ねえ、名前、なんて言うの?」 

と聞いてみた。 こんなに近くで見るのは初めて。 おぉっ なかなかの美人さん。

「マチンダー。」

一瞬、固まりそうになりながら気をとりなおし、

「ふーん、づづりは?」
「M A T I N D A 。」
「マ チ ン ダ、なんだー。」

長男の聞き間違え、そう遠くなかったんだ。 そして長女の推測はおしくもはずれ、だった。 ちなみに、お父さんはコートジボワール、お母さんはザンビア、の出身だそう。

こうして時々我が家に笑いの種をまいてくれている長男、去年の九月から韓国のテコンドー道場に通い始めた。 フランス語ではタイコンドー、と呼ばれている。 つよーいオトコに、なっておくれね。
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by kyotachan | 2007-03-22 19:13 | 六 人 家 族 | Comments(10)


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子どもたちに人気のある 「ヴァッシュ キリ」。 おそらくずーっと昔から親しまれているクリームチーズ。 これはそのチーズに、小さなビスケットがセットされている、最近見かけるようになった、新しいバージョン。 

日曜日、近所の公園でピクニックした時、長女がこのチーズを食べながら、 

「まま、このチーズの名前、知ってる? ピック エ クロック、て言うんだよ。 うふふ。」 

と笑っている。 その音がかわいくて笑ったらしかった。 そう、 新しいバージョンにはもちろん、新しい名前が付け加えられている。 ピック (一本とって) エ(そして) クロック(ぽりぽり)、て感じかな? それで、ほんの二、三日前に気がついたことを長女に投げかける。 

「で、さ、このチーズ、『キ リ』、だけどさ、『qui rit (キリ=笑う)』、なんだよ。 知ってた?」
「え、だから、『キリ (Kiri)』、でしょ。」
「んーん、『qui rit (キリ』、笑う、の、ほら、ここ、見て。」

と、パッケージを見せたら、長女も、あーぁ、んー、と納得。 わたしもそうだったけど、「ヴァッシュ キリ」、となんとなく呼んでいたときには、「牛のキリちゃん」という意味だと思っていた。 だけど本当は、「笑う牛」、という名前のチーズだったのだ。

「ね、ね、ね、知らなかった、でしょ。 でしょ。 でしょ。」

と、いじょーなまでに喜ぶ母親を、

「べっつにぃー そんなこと、どーでもいーんじゃーん」

的な冷ややかな目で眺める長女。 ふー。 フランス語のレベルはねー、どうしたってかなうわけないのよー。 こんな時くらい、喜んでみてもいいっしょ。

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「『牛のキリちゃん』でも『笑う牛』でも、おいしければどっちでもいーです」 (三女代弁)
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by kyotachan | 2007-03-20 19:46 | 六 人 家 族 | Comments(6)

ダーリン

 
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フランス パリ郊外出身。 東京で95年に知り合ってから、今年で十二年。 知り合った時より、今のほうが、もっと好き。 あと五十年、一緒にいられるかしら、ねー。 
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by kyotachan | 2007-03-16 19:32 | 六 人 家 族 | Comments(2)

三女

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2004年4月22日、フランス ニース市内のクリニックにて生まれる。 三番目とは十六ヶ月違い。 いやー この子の到来は、心底、びっくり。 なんたって、妊娠四ヶ月まで、それとは気づかず、ぎゅーぎゅーしめていた。 昨日はいたGパンが今朝は入らない、とはこれいかに? 妊娠、ではなく、生理が来るのを待っていたのだよ、本当は! でも赤ちゃんだとわかった途端、なみだがぽろぽろ ・・・ 「ああっ! また赤ちゃんが来てくれたのねー! また、赤ちゃんが産めるなんてっ!」 そのことが、ただひたすら、うれしかった。 それにしたっちゃ、うみゃーよかってもんでもなかろーが。 はい、そのとおりでございます。 
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by kyotachan | 2007-03-16 19:27 | 六 人 家 族 | Comments(3)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族
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