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出発は朝の五時。

起きてすぐに朝食をとる習慣のある夫はのぞいて、あとの五人は食べずに出発。
九時くらいだったか、高速道路のサービスエリアで朝ごはん。

それぞれにクロワッサンやパンオショコラ、温かい飲み物を注文。
オレンジジュースは一ユーロでサービスします、というのでそれも。

全部で二十ユーロ。

パンは焼きたてで温かかった。

わたしたちの後ろに一見、日本人かな?と思う女性たちが。
その中のひとりのご主人はヨーロッパの人らしい。

耳をすますと全く聞きなれないことばをしゃべっている。
よく見ると服装、とうか洋服の着方ががものすごく特徴のある感じがする。

日本人ではないですな、とひとりごち、どこからやって来た人なのかさえ想像するのもやめてしまう。

いずれにせよ、地球のどこかには住んでいるのだ。

以前は日本人らしき人を見かけるとつい話しかけたりしてものだけれど、
最近ははっきりと日本人とわかっていてもあえて話しかけたりしなくなった。

人って似ていたり全く似ていなかったり同質の匂いがしたり異質な匂いがしたりするけど、
けっきょくはわたしたちはみんな、地球に住む同じような人なんだよなあ、と思う。キョウコノゴロ。
















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by kyotachan | 2017-08-29 18:44 | vacances d'ete 2017 | Comments(2)


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わたしは小学校の三年生か、四年生だった。

となりのクラスのみどりちゃん、という子がいた。
彼女の家は高級瀬戸物をつくる釜元さんだったと思う。

夏休みが明けて、みんなが宿題を提出する。
自由研究は後の壁に貼りだされたりした。

みどりちゃんは家族旅行で行った北海道のことを
きれいなアルバムにして展示していた。

となりのクラスのことだから、展示されとるとよ、と友だちに聞いたのだと思う。

ホッカイドウ。

わたしには外国の名前のように響いた。

そのアルバムにどんなことが書いてあるのか、見たくてたまらなかった。
みどりちゃんとは友だちではなかったから「見せて」ということもできなかった。

わたしが小さいころは家族旅行に出かける人、はものすごくめずらしかった。
わたしなどは家族で旅行した記憶さえないほどだ。

ひるがえって今、わたしたちは毎年、あるいは二年に一度は、必ず家族でどこかへ出かけている。

毎回貧乏旅行ではあるけれど、でも家族六人そろって出かけるだけでも幸運なことだとしみじみ思う。

来年は長女が二十歳になり、長男は十八、次女が十六、三女が十四歳……。

いつまで家族六人そろってでかけることができるのかな。

2009年の過去記事を見て、びっくりした。
きりんおじさん、と大笑いしていたことをすっかり忘れてしまっていたのだ。



忘れないうちに今回の旅行のことを記録しておこうと思う。


















写真は la Dune du Pilat ラ・デュン・ヂュ・ピラ。美しい砂丘!
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by kyotachan | 2017-08-29 01:21 | vacances d'ete 2017 | Comments(0)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族
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