2015年 09月 07日
ne t'inquiètes pas ヌタンキェッパ/ 心配しないでいいよ
新学期。
末っ子がコレージュに入る、というそれだけで、なんだか一区切りついた感が。
もう、ひとりで留守番させるのも、おつかいを頼むのにも罪悪感を感じないですむ。
長男はリセに入学。
入学、ということばにはあらたまった気持ちが含まれるけれど
こちらの入学は、初日にクラスで顔合わせがあるだけで、翌日から平常運転。
姉の「食堂はまずい」のことばに食堂へは行こうともせず
学校まで徒歩五分なのを幸いとお昼は家へ戻ってくる。
わたしが在宅していれば簡単に作ってあげるけれど
用事で外出しているときは自分で工夫して何とか食べているらしい。
長男はこう言う。
ne t'inquiètes pas ヌタンキェッパ/ 心配しないでいいよ
長女のほうはもう、まったくわたしのことをあてにしていない。
冷蔵庫にたいていは入っているスバゲティのソース(ボロネーズかアンチョビトマト)を使ったり
ツナとフレッシュクリームでマカロニをあえて食べたりしている。
わたしの母は自分がいるときには絶対にわたしに台所に立たせなかった。
わたしが土曜日のお昼にチャーハンを作っていると
「ああっ。もうっ見てられんっ」
とフライパンを奪うようにして作ってくれた。
その時わたしは文句を言えなかったのだが
「あーあ。自分で作ってみたかったな」
と思ったのを覚えている。
だから長女も自分で作ろうとしているときには
あえて何も言わずにやらせている。
最近は次女もそれを見て、自分で台所に立つことがある。
こちらはなんだからはらはらどきどきものなのだけど
わたしはあえて台所から出てしまう。
母に言われたせりふをわたしも言ってしまいそうになるからだ。
困ったら次女のほうから呼んでくるだろう。
三女もそのうち、自分で何かを作りたい、と思うようになるかな。
そうそう、最初のころは作ったら作ったまま、食べたら食べたまま、
で台所がよごれものの山と化していたのだけど、
口酸っぱく、「食べたら洗う」を繰り返していたらようやく片付けてくれるようになった。
わたしの車が故障してしまい、朝は出勤前に夫がふたりのコレジアンを送って行く。
帰りはふたりだけでトラムで戻ってくる。
思いがけず、学校の送り迎えから開放された母。
うわー!こんなことのなるなんてー!
まとまりのない雑感。
新学年二週目の月曜日。
写真は夏休み中、あまりにも退屈して本の表紙をコピーしている三女。これにもすぐにあきたけどね。
我が家は逆にこれから送り迎え人生の始まりです。
10年って考えると長いですが、きっとあっというまに終わっちゃうんだろうなぁ、、、
私は50年以上台所から離れられない・・ところが最近何を思ったか料理好きの友だちからローストビーフのレシピを教えてもらい初めてつくってくれました。調味料や鍋類の場所を知らないので大騒ぎでしたが。 出来はまあ70点ぐらいでしたが褒めに褒める作戦で先日はゴーヤチャンプルをクックパッドを見ながら作ったんです。これは合格・・後片付けはもちろんしないですよ!でも大進歩!
ありがとうございます。十年、ほんっとーに、子どもをいちばんに生活してきたなあって思います。まったく退屈するひまもなかった。アキコさんを見てるとわたしってずぼらの極致だなって思うんです。ワーキングウーマンって妊娠と同時に子どもの保育場所のことを考えるんだなって。ほんとうにすごいと思う。お迎えの学生アルバイトさん、けっこういますよね。お迎えしてもらって、親が帰ってくるまでに宿題を一緒にすませてもらうんですって。あ、宿題はまだないか……。
だんごさん、
わたしも佐世保、帰りたいですよ~。どんだけ変わったんだろう、と思うとどきどきします。体育祭!ありましたねえ。南校の体育祭、有名だったんですよね。わたしたちのときには業者さんがやぐらを建ててくれていたけど、兄の時代は自分たちで竹を切ってきて組んでいたんですって。男子が竹を運んでへとへとになったところに女子がおにぎりをにぎって待っている、これもーたまらん!て兄が言ってました。笑。わたしたちが親から離れたように、子どもたちも離れていきますね。べーったり、よりよっぽどいい!と思うことにしています。
greenlove さん、
休日のお昼とかに、チャーハンを作るじゃないですか。必ずいるんですよ、チャーハンなんか食べたくないっつーのが。じゃあ、好きにしなさい、ウチはレストランじゃないから、てことで、好きにさせています。手際は悪いし見ているといらいらするのでわたしはさっさと退散です。ひどいときなんてひとりひとり、思い思いのものを食べますから最初のころは洗い物が富士山みたいになってて、頭から火!最初のひとりが洗わないと次もそれに続くからそれぞれが自分の使ったものを洗うこと!と言い聞かせて、まあ、十回、二十回、三十回……ようやく最近ましになってきました。ご主人、お料理に開眼されましたか!台所に立ちたくないときには「ああ、あなたの作ったロースとビーフが食べたい」とささやけばいいですね!笑
お皿の件、 わかります、夏休み ずっと娘二人がわがままして過ごしていたのでイライラしてました。とくにお皿を洗わず シンクが溜まっていくたび私が洗うことになりました。自分で洗うよう私もこれから言い聞かせる努力をしようと思います。
あら。お兄さんがいらしたのね?南高の体育祭は青春、というふた文字がぴったりばい。
言わないとわかってもらえない、てこと、けっこうあるなあと思うんです。お皿なんて、一枚洗うのはすぐだけど、それが六枚になるとゆーうつですもんね。それも水を飲んだだけのコップとぎとぎとのフライパンが一緒になっているのも困る。