2014年 12月 21日
petit prince プチプランス/ 小さな王子さま
長女と次女の通うダンス教室主催のクリスマス会。
小さいクラスから次女までのクラスのみ。
テーマは「星の王子さま」。
はずかしながら大学三年か四年の頃
論文のテーマに選んだのが「星の王子さま」とジャンジャック・ルソーのもう題名も忘れてしまった、の本の比較だった。
夢想者のなんちゃら、とかいうやたら長い題名だった。
子どもたちもおもしろがって時々、わたしにする質問がある。
「ねえねえ、ママって大学では何を専攻したの?」
「大学でフランス文学を専攻した」
と告白するとそのたびに目を白黒させてびっくりしてくれる(こちらは腹が立つ)。
わたしの話すフランス語があまりにもめちゃくちゃだから、
「ママが大学でフランス文学を専攻した」なんて冗談にしか聞こえないのだと思う。
「いやいやあのね、フランス文学を日本語で読む科だったからよそれは」
と情けない言い訳をするはめになる。
当時もだからわたしは二冊のフランス文学の本を「日本語で」読んで「日本語で」論文を書いた。
何をどう比較したのかさっぱり記憶にない。
だいたいサン・テグジュペリとジャンジャック・ルソーを比較できるのか?
若いっておそろしい。
だけどね、岸恵子ばりの美人の戸部先生はわたしの論文に A (良)をくれたのよ。
戸部先生いわく
「星の王子さま」の元もとの題名はは petit prince プチ・プランス/ 小さな王子さま。
どこにも「星の」という修飾詞はないのにこれ以上の訳名はないと思う。
この本の新訳が出ているらしいけれど
題名だけは変わらずに「星の王子さま」が使われているところを見ると確かにこれ以上の訳はないのだろうなと思う。
わたしが「星の王子さま」の中で覚えているのは
「大切なことは目には見えない」と「かなしみは長くは続かない」
というふたつのフレーズ。
「かなしみは長くは続かない」はフランス語では「人はひとりでになぐさめられる」と書いてある。
ああ、人はひとりでなぐさめらえれる、て、かなしみは長くは続かないってことなんだなあと思った。
ジャンジャック・ルソーのフランス語は読めなかったけど
「星の王子さま」はフランス語でも読んだのよ……(なんか、苦しい)。
ダンスのほうはそんな話とはまったく関係なく
なんとなく「星の王子さま」からインスピレーションをもらいました?系のダンスが続く。
自分の子が踊っているのは楽しく鑑賞できるけど
他人の子どもたちが延々と踊る姿は長くなればなるほどほとんど拷問を受けている気分になる。
今回は始まりが午後の四時。
内容も一時間とコンパクトで助かった。
これが年度末(六月)のガラ(舞踏会!)になると
始まりが夜の八時半。
終了は日付の変わるころ。
二重の拷問よこれは。
クリスマス会らしくサンタさんが登場してひとりひとりにお菓子袋のプレゼント。
学校はとうにクリスマス休暇に突入。
家に中にはごろごろしている大きい子どもたちが四人も。
クリスマスっつーかクルシミマス(こればっか)。
この本は いろいろ 解釈ができておもしろい。
ヴィバルディのプリンシピートって歌う歌。
何て題だったか あれをもとに書いてるのではと。
砂漠だし。
で これって クリスマス発表会だから やっぱり それなんですよね。 王子様はキリスト。
舞台の色が フランス。スペインの舞台と違うなあと思いました。 もう うちには 小学生がいないので 拷問はなしです。
ちょっと お久しぶりかな(・_・;)
かわいい我が子の ダンス… でしたね
星の王子さま… そうなん! 星を つけたのは 大正解♪ だったわけですね
版を重ね 訳者を変え 長きに 渡って ヒット中! なのも 星 つけた からかも ね ♪~θ(^0^ )
私も 変てこりん! な 料理の味つけ… なんて すると… ダンナさんは 言わない ( 妻が 怖くて ) のに 息子に 料理学校 出とうのに… 何これ!! って 言われます(・_・;)
たかが 花嫁修行 ( 死語かぇ )程度で 親に 行けって 言われ 素直! に 従っただけ
って… 息子に いじられ 内心 にたにた してるんですがね (*^o^*)
アンジーさん、
料理人さんなんですねー息子さん。わたしもあこがれます。料理のできるオトコ。父親も今の夫も料理はからっきしだめでいつも作るはめになるので。たまには作ってもらいたいなあと思う。長男がいますが。どうかな。今日はのびのびのラーメンを作って妹たちにふるまい「うまいうまい」と食べていました。道は険しいな……。
嫁入り本ということばが好きで 実はルソー全集を嫁入り本にしようと決心して 両親に頼んで揃えてもらったのです。 なんでルソーなんだ。 でも結局持ってきていません。 嫁入り本だから豪華な厚い本 だったんですが もっともってきたいものがいっぱいあって。
でも
もとにもどります。
なんで書いてないんだろう。
嫁入り本。そうかあ。はじめて聞くことばかも。わたしの嫁入り本は何がいいかな。やっぱり全集でそろえたいですよね。ファーブルとかかな。>読んだことないくせに!
過去記事、読んでいる、つーか、タイトルをなでてご主人の姿を探しました。愛し合ってるなあこいつら。という嫉妬のような気持ちがあるのかも。わたしたちは、ねえ、夫に愛されて愛されて、わたしも彼がわたしを愛するように彼を愛してあげられれば、と思います。とのろけておきます。
過去記事、わたしも自分のを読んで泣いちゃったりします。やすいんですよねえ。
あ、あのね、ご主人が伊勢丹でウチがイトーヨーカドー、というコメントをするときに、「この人はもうコメントをくれないかもしれないな」という恐怖感がちょっとありました。それでもあえてそう返したのでした。だからまたコメントをいただいてほんとうにうれしい。あーあー。ウチのはほんと、イトーヨーカドーなのー。って、こんなことを書いているのも夫が日本語を読めないから。お得ですわ。イトーヨーカドーなだけに。
よかったら お読みくださいまし。
でね おかあさまの話。未亡人になるかも。。と産むのを躊躇していた というのを読みながら この感触 読んでる時の感触は どっかで感じた。。と思ったら ジョン アービングのガープの世界。
最初 コメ残した時 実は 男性だと思ってました。 それは HNからではなくて文章から。 私 老眼が激しくて アルファベット あんまり見えないんです。 だから HNは ほとんど見ない。見れない。 で その前の記事に ママ 美味しかったと言われたかった。。。もしかして 女性? いくつか記事を読んで やっぱり男だよな と思ったりして最終的に夫がいる! で 女性と判断。 私 こういう性別不明ブログって好きです。 と勝手に性別不明ブログカテゴリーに入れる。
オトコだと思った、というコメントはきっとはじめて。ものすごーく、うれしい。なんでだっ?
恭太、て、死んだ兄の名前だからここでまた復活させることができてものすごーく気に入っているのです。時々、自分を励ますときに「きょーた、がんばれ」とか言ってるし。
来年から『性別不明ブログ』にブログタイトル変更しますわ。て、うそです。偽善者でうそつき。人としてはけっこう最低のところに位置しております。
あ。星の王子さま。どうもありがとうございます。いや、ごめんね。なんかよく、わかんなかった……汗汗汗。
ぱっと読んだときにね、「あ、入れない」と思うとき、もう少し若いときには「わからなくちゃ。わたし、日本の最高学府の大学でてるんだし」て自分を鼓舞してたの。今はね、最初に入れないものにはあえて努力して入らなくてもいいのかなって思う。えー。ご主人と一緒だと思うとうれしいな。あ、今日のコメントもアルコール入りよ。