2012年 03月 25日
marché du printemps マルシェデュプランタン/ 春の市場
写真は去年の五月のもの。
今年のズッキーニのお花はまだ見ない。
土曜日の朝の市場。
わたしの隣にいたおばさんが、市場のおじさんに話しかける。
・ムッシュー!わたしの代わりにアボガド、選んでもらえる?
・明日の夜用かい?
・そうそう。何でもお見通しね。シルヴプレ(お願いしますよ)!
いわずもがな、アボガドの時期を見破るのはむずかしい。
市場のおじさん(もちろんおばさんも)の力量は、アボガドの食べごろを見破ることによって決まるといっても過言ではない。
たとえば、今日のお昼用にひとつ、明日の夜用にひとつ、来週の月曜日用にひとつ、なんつー難問に
ニースの市場の人たちは嬉々として答えてくれる(らしい。聞くところによると)。
ふたりのやりとりを聞いていた、おばさんの友人らしき人が言った。
・あら!明日は日曜日だから弁護士は働かないはずよ!
……日本語だったらぜんっぜん、通じない話なんですけど。
フランス語ではアボガド(avocat アヴォカ)と弁護士(avocat, avocate アヴォカ、アヴォカット)は同じことばなの!
五周年をむかえても相変わらず役にたつ情報が満載なオレさまのブログ。
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海外に行くと市場ってカラフルだしホントに楽しいですね。
ホワイトアスパラ、ズッキーニの花、キノコ、ベリー類・・・
確かにアボカドの見極めはむづかしい。
ベストの時は得した気分。青くて硬い時はレンジでチンがお勧め。
私が好きなのは角切りスモークサーモンと玉ねぎの微塵切りをドレッシングで和えたものと豆腐の角切りと鰹節かすりごまをお醤油で和えたもの。ニースではどんな風に食卓にのぼるのかしら?
あら!ほんと?初耳です~。切って固くて渋いのがわかったときのくやしさったらないですよね。我が家では薄切りにしてお刺身風に食べるか、ワカレモ?というのかしら。メキシカンの辛いお粉と混ぜて、トルティーヤ?につけて食べるのが多いかな。森のバター。大好物です。