2011年 10月 26日
souci ススィ/ 苦労
冷たい雨、よこなぐりの風。
気候に左右されるなんてばからしいと思いながら、
なんとも陰鬱な一日を過ごしたその翌日。
朝、ピーカンな空を見て、ビーチへ行こうと決めた。
下さんにんとお昼のピクニック。
ママー!わたしの飛ぶところ撮ってー! >三女。
もう一回、行くよー!撮ってー!
こんな袋にふたつ分、ビーチの石ころ。
重たくてもやさしい長男が持ってくれるからだいじょうぶ。
たかをくくり、調子に乗って拾う、いぢわるばあさん。
ママ、これ、ちょっと、重すぎ。 >長男。
結局、重すぎて持ってくれず。
ちぇ。あてがはずれて、肩がもげそうになるいぢわるばあさん。
ね、五分だけ、いい?
そういって持ってもらった。
もちろん、家まで持ってもらった。
ああ。
いぢわるばあさんを母に持つと子どもは苦労するね。
若いときの苦労は買ってでもしろ、ていうからいいか。
わたしの苦労はただだしさ。 >おい!
長男クン、優しいね。
きっと、何もかもわかっていて(Kyotachanの意地悪も)
お家まで持ってくれたんだね。
実はね、中国人の若いカップルがわたしたちの隣で、この「ジャンプ写真」を何度も何度も撮っていたのよ。割合、重たそうな(あは)女性が、「いい?飛ぶよ?撮った?」なーんていいながら。それをじーっと見ていた三女。同じことをやりたくなったらしい。ほんと、たった二回、シャッターを押しただけだったのに、よく撮れていて自分でもびっくり。長男ねえ。いやあほんと、わたしの子どもしちゃあ、やさしいなあと思うわ。
sono さん、
よく撮れてるでしょ?逆光だったし、ぜーんぜん期待してなかったんだけど。期待しないときにかぎっていい写真が撮れるのだよね……。
いや、sono さんは絶対にいぢわるばあさんじゃないよお。わかるもん。