liberté リベルテ/ 自由 〈7〉了






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□ 第七話 自由

芝生の上にゴザを引いて、ミチルは生後十一ヶ月になる、三番目のこどもにおっぱいをあげていた。

上のふたりはテリーとサッカーボールで遊んでいる。
かつて無排卵と診断されたミチルの体は、出産を経験したおかげですっかり正常に機能するようになったらしい。
一人目が生まれてからというもの、ミチルは順調に次々と妊娠した。

ミチルとテリーは、テリーの生まれ故郷フランス・ニース近郊のマントンという街へ来てちょうど二年がたつ。
コートダジュール、「青い岩壁」と呼ばれるこの辺りは、まだ四月だというのに陽射しはもうさすように暑い。
ふたりは結局丸五年間東京で暮らし、その間にふたりの男の子が生まれた。

生活はよかったり悪かったりを繰り返した。
テリーは「仕事をとるか家庭をとるか」と聞かれたら、迷わず家庭をとるタイプの男だった。

仕事はもちろん一人前にこなすけれど、それでもテリーにとって家庭より大切な仕事などない。


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二人目が生まれて、年子のふたりの男の子にふりまわされていた時、ミチルは育児サークルの責任者を引き受けて、てんてこ舞いの毎日を送っていた。
ある日、左肩の部分に赤い発疹が見つかった。
テリーが見つけて、「(おや?こんなところにおできがあるよ)」と言う。
蚊に刺されて膨れ上がったように見えるけれど、その時は三月に入ったばかりの頃でまだ蚊に刺される時期ではなかった。

同時に痛みというか違和感というか、左腕がいつもと違う感じがした。
それが金曜日だったから土日をなんとかやりすごして月曜日の朝、まず皮膚科を受診した。

二日間の間に、腕のまわりの痛みは「違和感」などといってられないくらいに痛みを増していて、皮膚科の次に整形外科へも寄ってみるつもりだった。

それには及ばなかった。
皮膚科で「帯状疱疹」と診断され、発疹と痛みはそれが原因だとわかったからだ。
もともと背中には眠っているウィルスがあり、体が異常に疲れたとき、その疲れがウィルスを起こして発症する病気らしい。

「おかあさん、疲れがたまっていたでしょ。思い当たることがあるはずですよ」

かかりつけの、さっぱりした気性がミチルのお気に入りだった女医さんにはそう言われたけれど、ミチルは自分が病気になるほど疲れていたのか自覚がなかった。
子育て、ミチルの場合三才になろうとしている長男と、一才になったばかりの次男の子育ては、確かに二十四時間、そして三百六十五日休みなしだったから、きっと疲れていたんだなと思うしかない。
とにかくミチルは、疲れが原因の病気にかかってしまったのだから。

言われてみたら確かに、次男は喘息が発症したばかりのころで、おまけに夜泣きが続いていた。
昼間は育児サークルの運営のことで、ふたりの子どもを連れて奔走していた。
寝るとも寝ないともいえない日々が続いていたのだ。
ミチルがそれに気がつかなかっただけで。

「即刻入院」を言い渡されたが、それはできないとすぐさま断った。
次男にとったらまだ、ミチルのおっぱいが主要なごはんだった。

「では一週間、朝晩病院へ通って点滴を受けるように」

治療法はそれしかないという。
翌日の点滴まで、痛み止めを服用するしかなかったのだが、痛みは時間を追うごとにどんどん増していた。
ミチルは痛みで次男を抱っこすることもできず、断乳せざるをえなかった。

激痛。

まさにその痛みは激痛と呼ぶしかない痛みで、ミチルはただただその痛みに耐えるしかなかった。
夜はテリーと次男が同じベッドで寝ることになったが、次男の泣き声がふすまと廊下を隔ててミチルの耳にまで届いて来る。
ミチルのおっぱいはぱんぱんにはれて、帯状疱疹の痛みとどちらが痛いだろうかと、次男の泣き声を聞きながら痛みの強度を測りにかけてみたりした。

次男の横で寝ているテリーは、たまったものじゃないだろう。
今日だけ、寝たままでもおっぱいをあげてくれないだろうか。
テリーがそういってくるのを、ミチルはどこかで期待していた。
そうしてくれたらどんなに楽になるだろうかとさえ思った。

テリーは来なかった。
三日三晩、まったく同じ夜が続いた。
泣き叫ぶ次男。
張って痛むおっぱい。

おそらくミチルもテリーも、赤ちゃんがおっぱいをほしがるのはせいぜい三日が限度だということを経験で知っていたから乗り切れたのかもしれない。
四日目の夜から次男は泣くことをあきらめて眠りについたし、それに歩調をあわせるようにミチルのおっぱいも張らなくなった。

テリーは愚痴らしいことを一言も言わず、そう、それはもうミチルが感嘆するほどなにも言わず、ミチルの看病と子どもたちの世話をこなした。
テリーはまるまる一週間会社を休んだ。

テリーがいなれければいないで、ミチルは友人たちを頼ってどうにか切り抜けたと思う。
妻の病気の看病で仕事を一週間も休んでしまって大丈夫なのだろうかとミチルはひやひやし通しだった。
ミチルは「妻の病気のために仕事を休む男」ってほんとうにいるんだなあと新しい発見をした思いだった。
「男は仕事、家のことは女でこなせ」級の家庭で育ったミチルにはそんなことありえないことだったから。

生活はいつもぎりぎりで、それでもミチルは結局はいつもテリーに守られていた。
テリーに会ってすぐのころ、まだテリーのことを好きなのかどうかわからなかったころ、ミチルはただテリーに守られているように感じた。
間違っていなかった。
ミチルが感じたことは間違ってはいなかったのだ。

テリーはいつもミチルのそばにいてくれたけれど、お金はいつもそばにいてくれたわけではない。
お金がないということにはもう慣れてしまった。
ミチルはいつしか、お金がないわけじゃないと思うようになった。
お金はいくらでもある。
そして、この宇宙の中をぐるぐると回っている。
ただそれがミチルとテリーの手元に回ってこないときがあるだけだ。
思うように入らないのが当たり前で、思いがけず入ってくるときにはそれにこころから感謝する。
もともとふたりの生活が順調にスタートしたわけではなかったから、またいつ貧乏になっても大丈夫、という妙な余裕がふたりの間にはあった。


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マントンへ来てから三度目の妊娠がわかり、生まれてきたのは女の子だった。
フランスへの移住を決めたのは、テリーが「日本の教育は信用できない」と言い出したからだ。

日本の学校教育の真価がさまざまに問われている時期で、テリーは長男が幼稚園へ通うようになってから、真剣に子どもの将来を憂えるようになった。
テリーは在日年数を五年を超えて、そろそろ祖国へ帰りたいという気持ちが高まっていたのもある。

子どもたちが就学する前にフランスへ行こう。
あれよあれよと話は進み、ついに二年前、一家でフランスへ来た。

テリーと一緒に暮らすようになってからも、テリーは日本好きのガイジンだったから外国で暮らすことなど考えてみたことのなかったミチルだったが、いざフランスで暮らし始めると、ミチルはまるで何かから開放されたような気持ちになっていた。

アレックスが昔、日本は牢獄みたいだと思ったと言ったことを思い出す。
日本という国はミチルにとって、ほんとうに牢獄だったのかもしれなかった。


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ここまで、けして平坦な道ばかりではなかった。
まずテリーはミチルに、ひとつウソをついていた。

「(一度だけ)」

と答えた結婚を、テリーは二度していた。
ミチルと出会ったとき書類上ではテリーはまだ二回目の結婚を解消しておらず、ミチルとの間にひとり目のこどもが生まれてからもふたりは結婚することができなかった。
ようやく籍を入れた時には、子どもは生後九ヶ月になっていた。

これはミチルをほとほと疲れさせることになった。
実際ミチルは、何度もテリーと別れようとした。
親の手前もある。
どうして結婚しないの。
母親には、何べん同じことを聞かれたことだろう。
フランス式にね、まずこうやって生活をはじめてみるのよ。
ミチルは自分自身でさえ納得のいかないことを親に言い含めるように繰り返すしかなかった。

テリーはテリーで、ミチルがどうして「そんなささいなこと」で怒り狂うのかまるでわからなかった。
ボクはキミのそばにいるじゃない。
ずっとそばにいるじゃない。
書類が、どうしてそんなに大切なことなの。
大切なのは、紙切れじゃない、大切なのはボクがキミのそばにいて、そしてキミを愛してるってこと。そうでしょう?

何度も聞いたせりふ。
聞き飽きたくらいだ。

形式とか儀式とかが大嫌いだと思っていたミチルは、自分がこんなに「書類」にこだわる人間だったと思い知らされることになった。
そしてミチルは二回も結婚した人なら、また三回四回とする人かもしれない、わたしのことも、すぐにいやになるのかもしれない、そう思っておそろしくなった。

テリーは平然としてミチルに言い返した。
二回、いや二回以上、キミだってしたでしょ、結婚。

えっ?

結婚、というカタチはとらなかったかもしれないけど、キミだってしてるでしょ。
ボクは誠実だから、結婚、というカタチを取ったんだよ。そのたびに。

そう言われたら返すことばがなかった。
テリーは少なくともミチルの「結婚相手」を三人は知っているのだから。


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あれは、解毒作業だったな。

テリーの、あの頃の行動がひとつひとつ思い出された。
キッチンに貼ってあったアレックスの写真を捨てさせられたこと。
阿部さんからもらったメモをめざとく見つけられて責められたこと。
久しぶりにかかってきた田坂からの電話を言語道断と言って切られてしまったこと。

テリーはひとつひとつそれはそれは忍耐強く、ミチルの中に巣くっていた毒を抜いてくれたのだった。
ミチルはそれまで、そんなことをする男にはたったひとりにも会ったことがなかった。
なんなんだこの人は、、、最初はとまどった。

ほんとうに逃げ出したい気持ちが襲ってきて、思わず逃げてしまったことさえある。
まるで自由が奪われるような気持ちさえしたかもしれない。
たいへんだっただろうな。
あの頃を思い出すと、ミチルはただただテリーに感謝するしかない。

思い返してみたら
「あとで絶対に後悔する。喪失感に襲われるに違いない」
と踏んでいた田坂との婚約解消のことも、ついに後悔する日も、喪失感に襲われる日も来ることはなかった。

もしあの時、母親に励まされ続けて田坂との結婚を果たしていたら、と思うとミチルは背中が寒くなる。
それこそ勘違いの自由をそのまま結婚生活にもちこんで、ミチルはうそだらけの人生を送ることになったかもしれない。


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無関心だった。

ミチルは結局はどの男のことも単に無関心だった。
だから田坂のガールフレンドのことだって気にならなかった。
田坂のことがほんとうに好きだったら、田坂のガールフレンドの存在を許せるはずはない。

それはアレックスにも阿部さんにもあてはまることだった。
アレックスの「ほんとうの生活」にはまるで興味がなかった。
それが彼のほんとうの姿だったはずなのに。
無関心だったから、だから平気いられた。

阿部さんのことだって、彼がブラジル人の奥さんとどういう生活をしているかなんて、ミチルにはまるで関心がなかった。
それは「好き」とは正反対の感情、「無関心」だったからだ。

それを「自由」ということばを使ってごまかしていただけだ。


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わたしは自由だ。

ミチルは突然、そう思った。
芝生の上に引いたござの上で、太陽の光を浴びながら、赤ちゃんにおっぱいを吸われているその時に。

ああ、わたしはなんて自由なんだ。
ミチルはその時はじめて、ほんとうの自由を知った。
あの頃、「自由」をふりかざして、「自由」にがちがちに縛り付けられていた自分を思った。

ふっ。

なんてわたしはかわいそうだったんだろう。
ちいとも自由でないのに、自分でこねくり回して作り上げた自由に縛りつけられていたなんて。


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わたしは運がいい。

わたしほど強運な女がいるだろうか。
テリーはまるで、わたしをわざわざ日本まで迎えに来てくれたようなものじゃないか。
フランスから日本へわたしを迎えに来てくれて、おまけにわたしに取り付いていた毒をひとつひとつ消してくれた。
そしてミチルがよりミチルらしくいられるフランスまで連れてきてくれた。
テリーと一緒になってまる十年になるけれど、ミチルはますますテリーのことが好きだ。
これもテリーのこころがいつもぶれることなく、ミチルにまっすぐに向いていたからだと思う。

ひとり目の赤ちゃんが生まれたとき、ミチルのこころはテリーから離れてしまったことがある。

意識してのことではない。
はじめての育児。
母乳のトラブル。
思うように運ばない日常。
なにもかもがミチルの人生はじまって以来のアドベンチャーな毎日だった。

それはテリーもよく理解してくれたし、なによりテリーはとてもいい父親だった。
男は父親になってもかわらず男のままだけれど、女は母親になると女を忘れてしまうらしい。
少なくとも、ミチルは女の部分をすっかりどこかへ忘れ去ってしまっていた。

テリーとふたたび体の関係をもつことなど考えが及ばなかったし、赤ちゃんに吸われているおっぱいをテリーに触られたくないという気持ちが、その時たしかにあった。
神聖なものをけがしてほしくはないというような気持ちが。

ある日テリーは泣いた。
ミチルの目の前で。
ぼくの愛はキミに出会ったときから一ミリさえも変わっていない。
でもキミは変わってしまった。
ぼくのことを嫌いになったの?

ミチルは度肝を抜かれてしまった。そんな風に思っているなんて。
そしてこんな風にテリーがミチルの前で自分の気持ちを訴えることはそれからもたびたびあった。
テリーにとっては常に、一番の「関心ごと」はミチルそのものだった。


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二度結婚に失敗したテリーは、決意しているのかもしれない。
もう失敗はしないぞ、ボクはミチルという女と生きていくぞ、というような決意を。
そのテリーの生き方は、ミチルをも大きく変えた。

人が、もうひとりの人と一緒に生活していくうちには、ささいなぶつかり合いはしょっちゅう起きるのが当然だろうし、ミチルとテリーの場合はささいなぶつかり合いばかりではなく、大きなぶつかり合いも少なくなかった。
けんかばかりだった。
ほんとうにミチルとテリーはけんかばかりしていた。

ミチルはある日気づいたのだ。
「自分は欠点だらけの不完全な人間なのに、テリーには完璧を求めている」ことに。

なんて簡単なことを知らなかったんだろうと驚いた。
なんて単純なことに今まで気がつかなかったんだろう。

わたしは不完全だ。人間だもの。ロボットじゃないもの。
テリーだって不完全なのだ。人間だもの。ロボットじゃないもの。

不完全な人間が、不完全な人間と、お互いを補い合いながら生きていくことを結婚と呼ぶんだわ。
ミチルにとってこれは大きな発見だった。

それからは相手の欠点に目が行くときは、相手がどのくらい自分の欠点に目をつぶってくれているかに思いをはせるようにした。
どうしても相手が許せないと思うときは相手が自分のことをどのくらい許してくれているかを思うようにした。

お互いに不完全な者同士。
相手が誰でもいいとまでは言わない。
しかし相手が誰であろうとも、いつも問題は目の前にあり、それをふたりで乗り越えるかどうかは自分たちの気持ち次第なのだ。

テリーはミチルと乗り越えようと決めているのだ。
じゃあミチルもそう決めよう。
テリーと、どんな問題も、どんな困難も、どんな貧乏も、一緒に乗り越えて行こう。

決めると、こころがすっと軽くなったようだった。
おそらくもう一歩、こころが自由になる階段を登ったのかもしれなかった。

そして母親に言われたことを思い出した。
「おとうさんはね、毎日の人やったとよ。
特に働き盛りのころはもう、欠かしたことはなかっていうぐらいやったとやけん。
いやいやしよったら『その気がない』と腹ば立てらすしー、そりゃあたいへんやったっちゃから。
でもまあ、男の性ってそがんもんやろばいと思ってね、おかあさんも協力してやらんばいかんばいねーと思うてさ、付き合ってやったわけよ。
おとうさんの気持ちの外に向いたらそりゃあまた面倒なことになるじゃろけんね」

そうだった、、、。
お母さん、男には協力してやらにゃあいけんとやったね、、、。
そしてミチルは母のことばどおり、テリーが求めてきたときには赤ちゃんのことを忘れるように努めてきた。


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それにしてもこれってヘンだ。

独身で、自分の思い通りになる自由な時間はたっぷりあって、複数の男の間を行ったり来たりしていたあのころより、夫ひとりのためにこころを砕いて、おまけに三人もの子どもの世話でひとりの時間などないに等しい今のほうが自由だなんて。

自由ってこころの中にあったんだ。

こころが自由、ということが自由ということなんだ。
ミチルはもう、なにもかくす必要はなかった。
うそをこねくりまわすこともなかった。

ミチルとテリーの間にあるのは、お互いに行き来する愛情と、そして三人の子どもたちだけ。

なにも計算する必要はなく、なんの戦略を練ることもない。
ひとりの人とひとつの人生をともに歩いていく、その中にこそ自由はあった。

ミチルは首にまいたスカーフで赤ちゃんの頭に影を作ってやりながら、おっばいに吸い付いたまま眠ってしまったわが子を見つめていた。
そしてたったいま発見した、自由の定義というべきものの、あまりにも単純なことに驚き、そしてそれの、あまりにも簡単なことに思わず笑っていた。

(了)



























すみません、、、最後だと思うとチカラが入りすぎて、、、やったらめったら長いし写真は多いし、、、
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ひとこと、、、ぜひひとことコメント残してってー!ミチルからの、、、あっいやキョータからの、、、おねがいですぅ、、、
読んでくださってほんとうにどうもありがとう!


いつもポチってくださって恐れ入ります
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Commented at 2009-10-11 07:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by photobra7 at 2009-10-11 07:05
いやあ、これはスゴイ!
読む人皆に考えさせる小説だね。
しかも、今の日本の男女間の大きな問題に関わってる。
お互い相手に高望みして結婚できない…(私も?w)

自由の定義がスゴイよね。
好きな人とその子供…それだけ。
そして、本当に男に求める愛は、出産直後の母子を守ってくれること…。

て、結局、子孫繁栄かいな~w

でもやっぱり人間は動物だもの。
それでいいんだよね。
てか、それが大事。

さて、頭でっかちな日本での結婚はますます難しいぞ~。
外国行こうかな。
どこがいい?
Commented by uffo at 2009-10-11 07:26 x
あー 面白かった!
どんな展開になるかわからなくて終わるまでコメントできないでいました

「結婚という契約に縛られないといけないなんて理由がわからない」
なーんて言っていた結婚前の私 うそぶいたつもりはなくて、そのときは本心だったけど 実はそんな私は変な力が入ってて、自由じゃなかったなーと
状況は違えど(ミチルのようにモテモテじゃないし、子供もいないし)なんか彼女に心の葛藤を代弁してもらったようで すっきり~
Commented by katherine at 2009-10-11 09:23 x
結論から言おう。
次はまだ?ってなるぐらい続きが楽しみだった。

これって本当に起きたことなんじゃないの?って読者に
思わせてる時点で良い作家なんじゃないかな。

ワタシも今自由だよ。 歳とるたびにもっと自由になって
いっている気がする。
Commented by nikatannn at 2009-10-11 09:51
じゆう って自分の心がが正しいことを決めた時に感じるんじゃないか?テリーとの結婚はvery right でテリーはミチルにとって right personだったんだねー。

うちのだんな、日本人女性と結婚してこどもも二人つくったけど、彼女の気持ちが子供に向いてしまって自分は家具みたいだった。というのが別れた理由でした。

結婚してもうすぐ1年だけど、やっと最近 あーこのひとと一緒にやっていくんだなーこれからの人生って思えるようになった。
だんなのわたしに対する気持ちがいつもぶれなかったおかげだと思う。
あーん よかったねーキョータチャ じゃなくてミチル!
Commented by sa55z at 2009-10-11 12:26
私は電子媒体で字を読むことがにがてです。長いとダメ。
ということで、全7部テキストファイルで頂いて、A4にちゃんと収まるようにして紙焼きを準備中。
印刷してじっくりベッドで読ませていただきますね。
Commented by merurobi at 2009-10-11 13:18
6.7を続けて読みました。

自由と言うタイトルの意味・・・こうゆう意味だったのね。

長い人生の中の今が、どういう時期なのかは通り過ぎてみて分かる事・・
いろんな出来事も後で必ず納得出来る時がやってくる。


私も今楽しめる自由を等身大で楽しんでる。

コメントも含めてとても面白かったです。

Commented by マナブ at 2009-10-11 18:42 x
くっそ〜、テリー〜め、いいやつじゃ〜ん!

いや〜、マジで面白かった。毎日更新が待ち遠しかったよ、ホントに。

キョータちゃん、君、出し切ったねぇ〜、と言いたくなる清々しさと感動がある。全ての会話,迷い、怒り、喜び、悟りが体験から来る本物の言葉だから説得力がある。
はじめての子供が生まれた後の夫婦の関係なんて、きっと多くの人が「う〜ん、うん、わかる、わかる」と頷いたに違いない。

文章もテンポが良くて全然長いとは感じなかった。
ミチルはキョータちゃんそのものだよね。

次回は何を書くのかな?
マジで楽しみだよ。
凄いぞ、キョータちゃん!
自由を知っている数少ない人間だ。
Commented by akiko_tp at 2009-10-12 02:37
あ、、、、アルバイトにかまけて訪問していないうちに小説が完了していて、急いで読みに行って来ました。

よかったです!
難を言えば、もう少しひっぱって長い話で読みたかったかなーって、、、
Commented by kandamyojin at 2009-10-12 07:11 x
はじめのうちはなんだこれはと、牢獄の囚われ人は正直仰天しました。牢獄の習慣と囚われ人の感覚(そうこれが”常識”だね、常識って何かと問われてどぎまぎしたことがあった)からまさにかけ離れていたからね。
最終章を読んで明るい気持ちになりました。清々しささえ感じました。有り難う。
Commented by mkanamaru at 2009-10-12 15:07
コメント遅くなっちゃったけど、続きが読みたくていつになくしげしげ訪れていました♪
私が印象的だったのは
田坂に結婚延期を申し出て、「大歓迎されていたのかな」・・・というくだりや、前作のマコが娘に「知らないってば!」と言ってしまう場面とか、なにか心にグサリと来るものがありました。
kyotachanの筆力を感じるし、いろんなことに向き合う姿勢にも惹きつけられます。
Commented by kyotachan at 2009-10-12 17:11
+ かぎさま

なんでかぎ?浦島たのしんでる~?リポートがいまから楽しみだわ~
Commented by kyotachan at 2009-10-12 17:20
+ Photobra7 さま

ブラさん!ほんとうにありがとうございます!アドバイスまでしていただいてほんとうに感謝感謝です、、、本が出版される折には必ずブラさんへの敬意を入れさせていただきます(夢はでっかく笑)最初の帯状疱疹のエピソード実はブラさんの「弛ませるテク」をいただいてから急きょ挿入してみたものなんです、、、暴走とか弛ませるとか実はよく理解できていないんですが、、、あと最終回思いっきり説明調になってしまっててちょっとウンザリしますよね、、、まだまだこれから!またご指導お願いします!
えっ?!ブラさんってブラジル在住じゃあなかったんですか?てっきりブラジルで建築関係のお仕事をされている方かと、、、いやいやいやいや自由はこころの中にあるものですから住む場所変えても同じですよ今いるところで自由になってください!
Commented by kyotachan at 2009-10-12 17:25
+ uffo さま

そう言っていただくとほんとうにうれしいです、、、読んでくださってどうもありがとうございました、、、最終回ちょっとウンザリじゃなかったですか?笑
結婚という契約、、、ふむふむ確かに若いときってそんな風に思ってしまうのかも、、、色んなことを勘違いして悩んで傷ついて、、、きっと誰もが色んな思いをして年を重ねていくんでしょうね
Commented by kyotachan at 2009-10-12 17:28
+ katherine さま

うわーーー、、、、っ!キャシちゃんにそう言ってもらうとめちゃくちゃうれしーーーっ!ブログお休みしてるから読んでくれているなんて思ってなかったよー涙涙
うんうんキャシちゃんも自由なのはちゃんと伝わってくる、、、わたしも年を重ねるごとに自分が自由になっていく気がするよだから年とるのが楽しいもん読んでくれてどうもありがとねー!
Commented by kyotachan at 2009-10-12 17:34
+ nikatannn さま

>>>>>じゆう って自分の心がが正しいことを決めた時に感じるんじゃないか?
なるほどーきっとそうなのかもしれないですねー!家具みたいだった、、、うふふなんかわかるわーそこにあるのはわかってるけど目に入らないって感じですよね、、、いい方に出会えてよかったですね
Commented by kyotachan at 2009-10-12 17:40
+ sa55z さま

わたしも全くそのとおりなんです、、、だいたい画面に向かって読むなんて不自然すぎですよね目は痛いし体は疲れるし、、、だからこんな長い文章誰が読んでくれるのよ?と不安でいっぱいだったんですが思いがけずたくさんの方々が読んでくださったようでただ今舞い上がり中です、、、あ!でもコピーとってまで読む価値があるかどうか、、、そのうち本屋さんに並びますからその時読んでくだされば(夢はでっかく!)
それからコメント数の多さにコメントできなかったんですが死んだあとに飾るあの石のようなもの?いいですねーそしてその後ろにあるものは何?
Commented by kyotachan at 2009-10-12 17:45
+ merurobi さま

>>>>>長い人生の中の今が、どういう時期なのかは通り過ぎてみて分かる事・・いろんな出来事も後で必ず納得出来る時がやってくる。
人生の先輩に言われるととても説得力があります、、、読んでくださってどうもありがとうございました、、みなさんのコメントにどれだけはげまされたことか、、感謝感謝です
Commented by kyotachan at 2009-10-12 17:53
+ マナブさま

>>>>>ミチルはキョータちゃんそのものだよね。
きっとそうおもっていらっしゃる方が多いと思うんですがそしてそれはとっても光栄なことなんですがキョータの場合はもっとすごかったんですよ三人じゃあ終わりませんでしたから(わはは、、、これって見栄?)
おっしゃるとおり最後はもう出し切ったーって感じなんですが読み返すとなんだかくどくど説明しちゃってますよね、、、う~むもっとすっきり終わりたかったんだけどな汗汗
次、、、ねえ?次はもうちょっとゆっくりいきますーまた読んでくださいね!毎回のコメントにどんだけ勇気をいただいたか、、、ほんとうにどうもありがとうございました!
Commented by kyotachan at 2009-10-12 17:58
+ akiko_tp さま

うわー!読んでくれたのー?どうもありがとう!こんな長いの誰が読むねん?て思っていたんだけど意外にも「もっとひっぱれ」というコメントをいただいて今舞い上がっているところです、、、最終回くどくなったからもっとゆっくりにすればよかったかな、、、でもこうしていただくコメントがあったから書けたようなものですほんとうにどうもありがとう!
Commented by kyotachan at 2009-10-12 18:03
+ kandamyojin さま

片平なぎさが「両親が生きている間はヌードになる仕事は避けたい」と言っていましたわたしも「kandamyojin さんが生きてる間はこれは書けない」と思っていましたがついに書いてしまいましたこれで嫌われてしまうかもという覚悟もしていましたあの頃ふたりで食事をしながらのおしゃべりをする時間がなかったらわたしのこころはもっとすさんでいたと思いますとてもいやされる時間でした思い出すと涙が出てきます読んでくださってそして何度もコメントを残してくださってどうもありがとうございました次回はもっと違う路線で書きたいと思っています書きたい気持ちがどんどんふくれているんですこれもあの頃の励ましがようやく実を結んでいるのかもしれません
Commented by kyotachan at 2009-10-12 18:18
+ mkanamaru さま

ミナコさんに読んでいただいたかと思うとうれしーい!今そちらにうかがったんですがわたしはミナコさんのイラストはもちろんだけど文章が大好きなんですよねーこんな風な表現ってイラストレーターの観察力から生まれるのかしらといつも憧れの気持ちで読んでいます
最終回セリフがなくて説明調におちいってしまったので次回はもっとセリフ重視でいきたいなと思っていたところです、、、ぐさりと人のこころに残るセリフ、、、
Commented at 2009-10-12 19:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kyotachan at 2009-10-12 19:33
+ かぎさん、ほんとにまじでどきどきでした
Commented by cazorla at 2015-01-21 16:49
長女が11ヶ月の時 結婚しました。
ミチルに自己投影して読んじゃった。
毎日 僕のことどういう風に好きって聞くんで
毎日 違うこと言わなくちゃ。
今日は ありの足跡みたいに好き。
いっぱいいっぱい でも見えない。
Commented by kyotachan at 2015-01-22 00:10
cazorla さん、いやあ、ありがとうございます。こんなになげーのに、読んでくださって。
わたしもそう。わたしの場合は「なんでふくれてるの」てしょっちゅう聞かれた。自分でもなんで機嫌が悪いのかわからないのにあんたに説明なんてできないと思った。「でも何か理由があるから機嫌が悪いんでしょ」てしつこいから面倒だなーって。だいぶきたえられましたわ。あ、わたしたちも長女が九ヶ月のときかな?結婚したの。似てますねー。笑
by kyotachan | 2009-10-11 05:27 | liberté リベルテ/ 自由 | Comments(26)

南仏・ニース在住。フランス人夫・一男三女の六人家族
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